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院長日誌

2007.11.18 講演活動 Hiro's Lingual Orthodontic Course in Universitat Internacional de Catalunya

スペインはバルセロナのカタルーニャ国際大学歯学部歯科矯正学講座から舌側矯正全般と Hiro system Laboratory workに関する特別講義をしてくれと、大変光栄な御招待を頂き、行って参りました。






スペインの大学のシステムは日本とはかなり異なり、矯正科には15余名の教授がいます。
筆頭教授は、Professor and Chairman の Andreu Puigdollers先生で、その門下に十数名の著名な教授達がいます。
Professor達は皆開業しており、週に1日以上大学に来て、学生達の指導をし、研究をし、論文を書きます。(羨ましい限りです)
その20名近い教授達を相手に丸1日、さらに2日目、3日目は教授達に加え、大学院の先生や大学院生を相手に舌側矯正のコースをするわけですから、英語が下手な自分にとっては そのプレッシャーたるや 並大抵の物ではありません。
いつも海外の学会で発表する時には特に緊張はしないのですが、今回は質問攻めにあうのは必至だからです。
初めて世界デビューした時は、質問の意図するところが理解できず、苦しんだ思い出があります。

今回のセミナーは、半年以上前に招待の通知を受けていたものの、毎日、診療が終わるとグッタリで、食後に意識不明となってしまう事が多く、思うように準備が捗りません。
間に合わなかったら大変なことになると、毎日 マウス片手に深夜まで、、、気がつくとコックリコックリ、カミさんには「もう寝たほうがいいんじゃない?」と言われる毎日でしたが、なんとか準備は無事に終わりまして、大盛況のうちに終わることが出来ました。




飛行機は、、先方が用意してくれた British Airwayのチケットで搭乗してみると、、、うをっつ!! 個室じゃん!! すご!! (すみません、貧乏なもので、、)  食事もおいちい。



講義前日、Fernandoがビーチにあるレストランに食事に連れってくれました。
全てが美味しい、、。




市内にはこうゆうレンタルサイクルが至るところにあります。
こうゆう Stationがあちこちにあり、契約すると乗りたいところで乗り、駐めたいところで駐めれるというスグレ物です。



彼の診療所は Barcelona(人口160万人)の中でも高級住宅街にあります。
ガラスで仕切られているのは個室の診療室ではなく、中庭です。
素晴らしい診療環境でした。


スペインの歯科事情は日本よりも もっと深刻です。
Barcelonaには約3000軒の歯科医院があり、また、彼のオフィスの半径500m以内には、6軒の矯正歯科専門医が開業しているとのことです。
全ての歯科医院は、歯科技工士を置くことが認められておらず、歯科技工士は難しい試験に合格した後、歯科技工所に勤務するのが普通です。
自分で技工所を開業しようとすれば、歯科医院とつながっていない別のオフィスで、いろんな厳しい検査に合格して初めて認定番号を交付され、開業することが出来ます。

歯科衛生士は、少しでも給与が良い職場があるとすぐに辞めて行くので安定せず、大変だそうです。
ひろ矯正歯科でも昔はある朝突然辞めて行く人がいましたが、最近はみんな一丸となって頑張ってくれているので本当に助かります。
願わくば、歯科衛生士の求人に もう少し反応があると助かりますが、、。
歯科医師も末永く付き合える先生を求人しています。
興味のある方は、是非一度見学に来てください。





毎日、Fernandoが AUDI TTで迎えに来てくれました。



大学には PC roomや英語を習得するための特別な部屋もあります。



ここで講義をします。



矯正歯科診療室です。



学食です。学食なのにすごく美味しい。



学食の一部は僕のために貸しきりとなっていました、、感激。



Under graduate, Post graduate, Professor、、写真は参加者の約1/3です。




最初は Power Point内の原稿を読んでいましたが、ものの数分でアドリブに、、



今回のコースでは、是非とも実習を入れてくれと懇願し、FernandoとProf. Puigdollers、DTのGloria、それからたくさんのResidentsのおかげで、実習が実現しました。本当に本当に皆様に感謝です。



実際にセットアップを使ってHiro systemの実習を行いました。
この日は、なんと、夜8時まで!



最新の Materialを使っての Hiro systemの最新版はすでにペーパーになっています。




1日目は、ちょうど Foot ballのある日で、Fernandoは観戦に連れて行ってくれました。



打ち上げは、丘の上にある高級レストランに招待してくださいました。
この隣にもうひとテーブルあり、Chairmanと Professor達と たくさんの Residents達と楽しくお食事をすることができました。




Professor & Chairman のPuigdollers先生と Prof. Anna Molina



講演が終わった後、個人的な質問に答えていた事に加え、土曜日ということもあって、帰っちゃった先生もいて、全員で写真を撮れなかったのが残念です。

飛行機もホテルも食事も全て出してくれて、超VIP扱いの待遇には本当に感激しました。
Prof. Puigdollersはじめ、手伝って下さった Professor達、Residents達、そして何よりも Fernandoに心から感謝します。
こんな田舎の矯正専門医でも、一生懸命やっていると、いつかは良いことがありますね。
これからも患者さんに少しでも良い治療を受けて頂けるよう、精一杯頑張ります。
出張の際には休診になりますので、患者さんの皆さんにはご不自由をおかけしますが、歯科医学の進歩のためですので、御理解いただきますようお願い致します。

2007.11.03 院内の事 月曜会

月曜会 という会があります。
関西の矯正歯科専門医の先生方が集まって出来た Study groupです。
以前から、舌側矯正、ひろ矯正歯科で行っている Indirect Bonding、European Boardの症例、ect. について講演しに来てくれとのお言葉を頂いていたのですが、なかなか時間が取れないし、僕のような田舎の専門医がのこのこと出掛けるのも おこがましいかと思い、ずっと御遠慮させていただいておりました。

その後も恩師の吉川先生から、見学に行っても良いかとの御連絡を何度か頂きましたが、その都度、面識のない先生の見学はお断りしていますと、ご辞退申し上げていたのですが、、、吉川先生の熱意に負け、日頃御世話になっております先生のオファーをこれ以上断るわけにはいかないなと思い、こんな田舎までわざわざ来て頂けるのでしたら、と、受けさせて頂きました。



10月31日、吉川先生を含めて5名の先生がいらっしゃいました。
黒いスーツを着た男の人が数名、診療室を右往左往している光景に患者さんの皆様は少々驚かれたかと思いますが、別に悪いことをしてコワイお役人さん達が監視に来たわけではありませんので、ご安心下さい。
患者さん皆様の個人情報は守秘しておりますので、何卒、御理解頂きますようお願いいたします。

夕方6時まで診療やラボを見学された後、美ヶ原温泉の「すぎもと」に移動、私まで招待していただき、お酒を飲みながら、いろいろとお話をさせて頂きました。
夜9時からは Short Lingual Orthodontic Courseで、持参した My Macと EPSONの Projectorを使って、夜2時まで Hiro system Laboratory Procedure を含めた舌側矯正の講演をさせて頂きました。
たった5時間では Macの中のほんの一部しか御覧頂けませんでしたので、参考にならなかったのではないかと心配しております。






美味しい料理を御馳走になり、その上に過分なお心遣いまで頂き、有難うございました。
こんな田舎のドクター相手に良くしていただきまして、恐縮しております。
お近づきになれて大変嬉しかったです。
今後は講演などと堅苦しいことは言わず、いつでもお出かけ下さい。

来週は、Barcelona で Lingual Orthodontic Courseを開催しますが、準備がまだ終わっていない、、、急げ急げ、、。

プロフィール

院長

長野県松本市在住

  • 1960年生まれ

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