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Mienai リンガルブラケットの販売

新しいリンガルブラケットである「Mienai Lingual Bracket System」の販売をしております。
(承認番号:225AKBZX00025000)

最近は、セルフライゲーションや、インコグニトなどのカスタマイズドブラケットが注目されていますが、私はこれらの何れも使用していません。
実際に使ってみて、楽なはずのセルフライゲーションが逆に使いずらくて問題が多かった、自分の満足する治療結果を得ることが出来なかった、というのが理由です。

現在販売中の mienai bracketsは、歯のコントロールが確実に行えるブラケットで、脱落も劇的に少なくなり、私自身、とても快適に治療を行う事が出来ています。
治療期間も以前のブラケットに比べると、大幅に短縮しています。

ブラケットの特徴を以下に記します。

1, 上下3-3は、スロット底部の中央が凹んだ形状となっており、左右に張り出したエクステンションスロットと相まって、ローテーションのコントロールが確実に行える構造になっています。




(解説)唇側マルチブラケットに於いては、ブラケットはアーチワイヤーの内側に位置するために、ワイヤーとブラケットが2点接触となりますが、リンガルマルチブラケットでは、アーチワイヤーの弧が小さい上に、ブラケットはアーチワイヤーの外側に位置するので、ブラケットとワイヤーが1点接触となり、このことが前歯の捻転のコントロールを困難にしています。



そこで、Mienai Lingual Bracket Systemでは、スロットの底部を凹ませ、ワイヤーとブラケットが2点接触となるように作りました。


2, 上顎3-3は、ベンドの出来る大きなボンディングベースを採用し、治療中のブラケットの脱離が劇的に減少しました。



(解説)ブラケットボディは小型ですが、ボンディングベースは大型にデザインしました。 接着力は接着面積と正比例します。 ブラケットボディは小さく、ボンディングベースは、しっかり接着力の出る大きさです。
現時点で上顎3-3のブラケット脱離は経験していません。


3, 上顎3-3は、通常はエラスティックリガチャーでOKですが、必要に応じてエラスティックチェーンのダブルオーバータイや、リガチャーワイヤーでのダブルオーバータイを行える構造となっています。

(解説)今や、デジタルセットアップ+セルフライゲーションブラケットが盛んに開発されているのに、何故に今更ダブルオーバータイなのか。 理由は簡単、上顎前歯の舌側の歯面傾斜は概ね50~65°となっており、歯面に適合するブラケットを作ろうとすれば、ブラケットは必然的にハイトルクとなり、タイウイングに対するスロットの角度が平行に近くなるため、コンベンショナルタイでは、ワイヤーをスロット底部に押さえつける力が発生せず、ダブルオーバータイが必要となります。



私が15年間使い続けている Hirobracketsは、ダブルオーバータイを不要にするために、トルクを40°に設定してあります。 ブラケットベースが上顎前歯の舌側歯面と密着せず、レジンパッドが厚くなることを承知の上で そのように作ってあります。
要するに、ボンディングベースを歯面に適合させてレジンパッドを薄くしたければ、ブラケットは必然的に60°近いハイトルクとなり、ダブルオーバータイが必要となる。
ダブルオーバータイを不要にしようと思えば、ブラケットのトルクは45°以下に設定する必要があり、レジンパッドが厚くなる。
この原理はどんなブラケットに於いても不変、ホリゾンタルスロットでも、バーティカルスロットでも、Incognitoでも Harmonyでも不変です。





4, 上下左右の小臼歯のトルクは3°、ブラケットに上下左右の区別はなく、8歯共通のブラケットとなっています。



(解説)先生のお手元にあるセットアップ模型を見れば、上下小臼歯は歯面傾斜がさまざまである事に気付かれると思います。 Mienai Lingual Bracket Systemでは、ブラケットの上下を決めてしまわず、1歯ごとに歯面に適合する方向に用いることで、ブラケットベースが歯面にフィットするようになっています。


5, 上下左右の小臼歯のブラケットは、ベンドが可能な大きなボンディングベースを採用しており、ブラケットの脱離が劇的に減少、現時点で小臼歯ブラケットの脱離は経験しておりません。



6, 小臼歯・大臼歯のスロットはフレアエンドとなっており、スライディングがスムーズです。

(解説)リンガルマルチブラケット法においては、スペースクローズはスライディングメカニクスで行いますが、ブラケットのスロットの形状がフリクションに大きな影響を及ぼします。
そこで、小臼歯・大臼歯のスロットエンドを漏斗状にフレアした形態とすることで、スムーズな歯の移動を実現しました。


7, 上下大臼歯はローテーションのコントロールがしやすいエキストラワイドツインとなっています。



(解説)上下大臼歯のブラケットを見て、サイズが大きいことに驚かれるかも知れません。初めて見た時は、私もそう思いましたが、実際に治療に使ってみると、患者の不快感は通常と変わらないのに、臼歯のコントロールがしやすく、リガチャーがしやすく、とても良いブラケットです。


8, 上下6-6のセットでの販売ですので、7は、先生のお好きなチューブを御使用ください。

(解説)7は先生によって好みの差が大きく、ヒンジキャップに拘る先生もいらっしゃれば、アルパーンのミニチューブなど、出来るだけ小さい物を使っているという先生もいらっしゃいます。この点を考慮して、7は先生の好きなチューブを使って頂くことが出来るよう、敢えてセットに含めていません。

1セット19,200円、10PK以上で10%のDiscountとなります。 (消費税別)
販売は以下の2社で行っております。
(有)バルビゾン、TEL :047-460-7818/ FAX : 047-460-7819、メール
(有)HOS、TEL :0263- 87-7473/ FAX : 0263-54-6740、メール

1症例ごとのセット販売で、ばら売りはしません。

注)リンガルマルチブラケット法の治療に於いては、正確なブラケットのポジショニングが必要です。私が永年使っているインダイレクトボンディングの技工操作手順はこちらからダウンロード出来ますので、お使い下さい。

他のブラケットとの大きさ、厚みの比較
Mienai 50というのは、下顎前歯用、Mienai 57というのは上顎前歯用です。



Mienai Lingual Bracket Systemの販売を記念して、ユーティリティプライヤーも限定販売します。



唇側マルチブラケット法にも、リンガルマルチブラケット法にも使いやすいロングハンドルと、ワイヤーを傷つけずにしっかり把持の出来る 刻みの無い先端把持部。



先端はリンガルのインセットのベンディングに適した大きさとなっています。

1本14,800円(消費税別)
数に限りがありますので、売り切れの場合は御容赦ください。


2015.08.05
プライヤーは完売しました。