7月16,17日、都市センターホテルにて、STbセミナーが開催され、竹元先生に呼ばれて、インストラクターとして出席してきました。
以前から竹元先生には、講習会を一緒にやらないかと誘われておりましたが、僕はアソシエイトがおらず一人で医院を切り盛りしているので、時間調整が難しいということと、セミナーの案内に名前が載っていないのに飛び入りで話をして、受講者の先生方からクレームがついてもイヤなので、今までは御遠慮申し上げてきました。今回は随分前から誘われていたので、お手伝いをさせて頂きました。
セミナー風景
STbセミナーは2日間のコースで、一般歯科の先生や舌側矯正をこれから始めようとしている矯正の先生方を対象とした Basic courseです。
初日は舌側矯正独特のメカニクスや落とし穴などについての講義、2日目はWire bending等を含めた実習があります。
僕は竹元先生とは御厚誼にさせて頂いておりますが、E-LINEで働いていたわけでもなければ、いろんなテクニカルな面で御教授を受けたわけでもないので、いろんな situationで考え方が違います。
10余年前、従来の Indirect Bonding法にとらわれず、弾力のない個歯トレーを使った bonding techniqueを思いついたのも、舌側矯正はこうゆうものだという先入観が僕には無かったからこそ生まれたのだと思います。
初日の夜は懇親会が行われました。懇親会ではいろんな先生とお近づきになる事が出来て、楽しいひとときでした。
受講の新潟大学のOBの先生達と
自分のテクニックや最新のラボテクニックを一人でも多くの先生に知って頂きたいと思いますし、ラボや舌側矯正に関する講習会をやって欲しいというリクエストをたくさん頂いております。
以前にヒロ・システムに関するセミナーを行いました。
その際には、北は北海道から西は沖縄まで、全国から200名ほどの専門医の先生が集まってくださいました。
でも、中には変わった先生もいて、自分の話をのっけから疑ってかかる先生もいたので、なぜそうゆう先生に自分の持っているノウハウを教えなければならないのかと思うと、馬鹿らしくなって、2度とやるもんかと思ってしまいました。
現在、ヨーロッパでセミナーをやってくれないかというオファーを頂いています。 自分の考えやテクニックを聞いて頂けるなら、いつでも、どこにでも喜んで参上したいのですが、いかんせん時間調整が難しく、現在調整中です。