こんにちは、歯科技工士の松崎です。
今回、第26回日本舌側矯正学会学術大会(第2回日韓合同舌側矯正学会学術大会)に参加してきました。
当初参加する予定はなかったのですが、学会に参加する事で、スタッフの勉強になればと院長が声かけをして下さり、数名のスタッフと参加する事にしました。
日韓合同で行われた今回の大会は、普段見る事ができない韓国の先生方の治療も見ることできました。どの先生方も聞いていて、もっと見たい、もっと聞いていたいと思うと、予定時間が過ぎてしまい、設定時間が短く感じるほどに素晴らしいものでした。
中でも、3DやCAD/CAMを使った症例が幾つか紹介されていて、時代の変化と日進月歩の技術に、ただただ驚かされる事ばかりでした。
今回学会に参加した理由として、見聞を広めるという他に、もう一つの大きな理由が、ひろ先生が講演されるという事です。
新しいブラケットの話をするとのことでしたので、これは是非参加しなければと思いました。
いざ、先生が登壇され、座長がレジメを読み始めると、「世界でも活躍され、、言わずと知れた、、」と紹介されていたので、改めて先生の元で働けている事を誇らしく感じました。
講演内容は、前半に症例が幾つか紹介され、いよいよ本題の「Mienai Lingual Bracket System」です。
しかし時間の関係か、思っていたより駆け足で紹介が終了してしまいました。
それでも、普段自分たちが使っている道具の事について、知識を深められる良い機会になりました。
ひろ先生の話の後半、「歯科業界もデジタル化、機械化していく中、自らの手で創る職人でありたい」という言う先生の葉には、曲げない強い信念を感じ、とても感銘をうけました。
(あとで先生に聞いたら、この学会では新しいブラケットの事よりも、WBLOの試験について話したかったそうです。)
これは、ひろ先生ではありませんが、こんな大きなステージでの講演でした。
一緒に参加した歯科衛生士の永井さんと受付の中澤さんも、講演の合間に少しでも多くの事を吸収しようと、商社展示などを回り、普段医院で使っている物以外にも何か役立つ物はないかと話を聞いていました。
今回の学会は各々学ぶ事も多く、本当に参加してよかった、と思いました。