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相談室

インターネット相談室

ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。
忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。
時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。
 
相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。
また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。
私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。
 
お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、システム上、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報や誹謗中傷が含まれているものには回答致しません。
 
ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いたほうが詳しく説明出来ますので、ここに書き込まれてもお返事はいたしません。
 
 

  • 御礼 7歳男児反対咬合の矯正についてご意見をいただければ幸いです。

    2023/06/12 14:04 投稿者:さつまいも [xxx.38.168.93]

    廣先生

    こんにちは。お忙しい中、早々にお返事をいただき本当にありがとうございます。

    矯正開始は上前歯4本とも永久歯に生え変わってからでも遅くない、という趣旨のことを
    言っていただき焦っていた気持ちがだいぶ落ち着きました。感謝いたします。

    廣先生がおっしゃる「前歯部の反対咬合の改善」はあごの拡大をしないのであれば
    具体的にはどのような方法がありますか?

    在住県に臨床指導医は7人しかおらず、現実的に通える範囲には2軒のみでした。
    廣先生のように臨床指導医が一貫してカウンセリングから治療までする矯正歯科はあまりないのですね。
    少なくとも在住県においては臨床指導医が在籍し他にも複数矯正歯科医がいる、というスタイルのみでした。
    まずは通える範囲の臨床指導医の矯正歯科に相談に行ってみようと思います。

    HP上で記載されている小児矯正へのアプローチは1軒はツーバイフォー、リンガルアーチ、クワドヘリックスなどで拡大床、プレオルソなどの着脱式は希望に応じて対応はするが基本的にはおすすめしていないとありました。
    もう1軒は顎顔面矯正と歯科矯正用咬合誘導装置(マイオブレース矯正)を併用、とありました。
    どちらもよく話を聞いてみようと思います。

    臨床指導医に治療方針を見立てていただいたら、治療自体はその先生でなく同医院に在籍の他の矯正歯科でも
    問題はないのでしょうか?廣先生のところのようにずっとお一人に診ていただけるのが希望なので不安を感じます。

    予約がなかなか取れず回るのに数か月かかりそうですが臨床指導医がいらっしゃる矯正歯科2軒のほか、認定医・指導医と日本成人矯正歯科学会認定 総合指導医・臨床指導医(旧専門医)・認定医をお持ちの近所の矯正歯科1軒に相談して比較してみようと思います。

    廣先生からいただいた以下のアドバイスは本当にためになりました。ありがとうございました。

    ■現状について、今後必要とされるであろう治療について、治療の時期、治療の目的、治療方法、治療期間、費用、支払い方法、治療に伴うリスク等々について詳しく説明してくれる先生かそうでないかという点を判断の一助としてください。■

    さつまいもさんへ

     

    こんにちは。

    「矯正開始は上前歯4本とも永久歯に生え変わってからでも遅くない」とのことで、4本生え替わってから診せたら、「もっと早く診せて欲しかった」などと言う先生もいると思います。

    成長発育をよくわかっている先生はそうゆうことを言わないと思いますので、もしそう言われてもご心配なく。

     

    私なら、おそらく、ですが、リンガルアーチで上顎前歯を前に出しつつ、チンキャップで下顎の成長抑制をする、という治療になるのではないかと思います。

    非常に重度な骨格性の反対咬合で、上顎骨の後退が認められる場合は、上顎前方牽引装置を使うことはありますが、非常に稀です。

     

    診断・治療方針を立てた先生と治療する先生は、同じ先生で無いとダメだと思います。

    日本成人矯正歯科学会のことを悪く言うつもりはありませんが、日本矯正歯科学会の臨床指導医と比べると、試験の難易度が全く違いますので、出来れば、日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生のところで治療を受けられるのが良いと思います。

     

     

     

     

     

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

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