例年どおり、世界最大の矯正歯科学科大会である American Association of Orthodontistsの Annual Meeting が Orlandoの Orange Country Convention Centerで、また、アメリカの舌側矯正専門の学会である American Lingual Orthodontic Association Meeting が AAOの Official Hotelである Hotel Pea Bodyの Ball roomで開催されました。
いつもどおり、「何か話せるか?」と会長の Marioからメールを頂きました。
こんな山奥で頑固一徹な治療をしている僕を招待してくれるとは、本当に有り難いものです。
ALOAは昨年のハワイ大会には参加できなかったので、今年は何としても出なければ、と思っていました。
例によって、JAL前売り21、エコノミークラスで成田を出発し、シカゴ経由でオーランドに到着、空港でレンタカーを借りて一路ホテルに向かいます。
いつもどおり、レンタカーで行動。
え? 車運転しながら写真撮ったら危ないって?慣れているから大丈夫です。
写真を撮りにKennedy Space Centerに。
撮った写真はスライド・バックにして翌日の発表に使用!
昨年のハワイの大会で発表する予定であった New Weapon, すなわちTakemoto & Scuzzoの Lingual Straight Wire Applianceでの治療を報告しました。
PCの Power Cableを忘れ、講演中にバッテリーが切れてしまわないかと冷や汗をかきながら、いつもより早口で飛ばします。
英語は下手だが、ガンバレ~!
講演途中、聞いている人達の反応がないとやりにくいので、いつもウケねらいでギャグを入れていますが、、今年は “watch your steps”, バカウケでした、ガハハハ。
今度は何にしようかな、、。
講演終了後、Presidentの Marioから御菓子の詰め合わせを頂きました。
アメリカの御菓子はなぜこんなに甘い!?
これが American Association of Orthodontists Annual Meeting会場の Orange Country Convention Centerです。
O.C.C.C.の正面
例年は2万人以上参加者がいるのですが、今年は何だか人が少なかったです。
シャトル乗り場も閑散としていました。
年々、国外からの演題が増えていますが、、毎年思うのは、舌側矯正に関する演題が少なすぎます。
自分に出来ないから、舌側矯正自体を否定するという傾向が感じられます。
日本にも同様の先生がたくさんいますが、「自分には出来ない」と言うことが「恥」であると勘違いしている先生が多いです。
医者は「うちでは治療できないので、○○病院を紹介します」と、正々堂々と言いますが、歯医者はなぜそう言えないのでしょうか。
正しい情報を提供しないと、迷惑するのは患者さんなのです。