menu
MENU

院長日誌

  • Google評価とSNS

    Google mapのクチコミに事実と異なる内容や、理由を付けない最低評価といった投稿が繰り返され、削除を依頼しても対応してもらえないとして、2024年4月18日、都内のクリニックの医師ら63人がGoogleを相手取り損害賠償を求める訴えを起こした件は、御存知の方も多いと思います。
    Googleの問題点はここに列挙されているとおりで、訴状を読んでみると、

     

    (3) 一方的な評点:評点については、嫌がらせ的に低い評価を投稿することも可能である。

     

    および、

     

    第2の3の(4)、 匿名クチコミの問題点:クチコミの背景や経緯が正しく表現されていれば、クチコミを閲覧した読者も正しく医療機関を評価することができよう。しかしながら、医療機関にわざわざネガティブな書込みをすることは、一部のみを抜き出してネガティブな感想を述べるにすぎず、その内容の真偽を閲覧者も判別するすべをもたないから、クチコミを批判的に検証することが困難である。最大の問題は、前記のとおり、クチコミは誰もが書ける、ということである。すなわち、当該医療機関を利用していてもしていなくても、いかようにでも書けるのである。閲覧者からは当該クチコミが当該医療機関利用者によって行われたものかを知るすべはない。

     

    などは、Googleの問題点を端的に指摘しています。
    書き込まれる側は、住所や連絡先など、個人情報が全て晒されているのに対し、書き込む側は匿名ですから、やりたい放題なわけです。

    開業医の71.2%もが同様の嫌がらせ、営業妨害を目的とした書き込みをされたと報告されています。

     

    この訴訟は、Google側が請求棄却を求め、現在もGoogleは態度を変えず係争中ですが、これはおかしな話で、責任は投稿した本人に帰すべきですから、Googleは即座に投稿者の情報を開示して、被害者の救済に協力すべきであると思います。

     

    上記の医師達のように、事実と異なる事を書き込まれたり、たとえ事実であっても相手の名誉を毀損するようなことは刑事罰となる筈で、HNだからと安心してボロクソ書いていると、情報開示請求され、名誉毀損で訴えられることがあります。
    実際に兵庫県の眼科医が事実と異なる口コミを書かれて、書き込んだ大阪府の女性を相手取り訴訟を起こし、書き込んだ女性に対し200万円の賠償金の支払いと投稿の削除を命じる判決が出ています。

     

    ちなみに、このGoogleを相手取った訴訟は、63人の医師達から始まりましたが、現在では「Googleクチコミ被害者の会」となり、署名は600名を超えています。
    署名だけでなく、希望すれば原告に参加することが出来ますので、不当な評価を受けているとストレスを感じている先生は原告に参加してみてはいかがでしょうか。
    原告が 3万人、5万人となれば、国をも動かす力になるのではと思います。

    私は別にストレスは感じていませんが、Googleのあり方、対応には納得いかないので、署名し、原告に参加しました。

    一人でも多くの先生の参加を希望します。

     

    ひろ矯正歯科でも、事実と異なる内容の書き込みや、理由をつけない最低評価、「財務支援チーム」のように、受診してもいないのに悪く書き込む者がいます。

     

     

    この「財務支援チーム」は、ひろ矯正歯科以外にも同様の悪口を書いており、営業妨害目的は明らかですので、弁護士に相談したところ、対処法をご教授頂きましたが、訴訟となると膨大な時間がかかり、こんなアホウと関わっている時間が勿体ないのでほかってあります。

     

     

    クダラナイことを好んでやるアホウがいるものです。

    関わらない方が賢明です。

     

    冒頭の弁護団は、低い評価を削除することを業としている者が「削除ビジネスのために故意に評価1をつける行為が横行している可能性が高い」ことも指摘しています。
    毎日、Google評価を改善しますというメールが送られてきますので、これらのコメント無しの最低評価はこういった業者の仕業である可能性が高いということです。

     

    とか

    などなど。

     

    マイナス評価を消す業者の他には、プラスの書き込みをたくさん投稿して総合評価を上げることを業としている会社も存在し、他の医院の口コミを見てみると、マイナスが1つも無いとか、プラスの書き込みが最近急に増えているなど、業者の手が入っているのがバレバレで、アイツらしいわ、と、見ていて笑えます。
    そんな業者に頼んでまでクチコミを気にしなければ生きて行けないのかなと思います。

     

    サービスや設備など全てに非の打ち所のないホテルやレストランでも、Google評価を見てみるとボロクソ書いている人は必ずいるもので、どう感じたかは人によって違うでしょうが、読んでみると明らかにマイナス評価をしている側に問題があるだろう、というのもたくさんあり、自分の非を顧みず店側だけが悪いように書くのは、人としてどうなんでしょうか。
    実名で表現に気をつけて事実を書いている人は支持しますが、匿名で悪口を書いて営業妨害をする行為は法律で取り締まるべきで、偽名匿名のHNは○月○日より実名表記に変更する、という法律を作れば、焦って消す人が殆どだと思います。
    疚しいことはしない、自分がされてイヤなことは人にはしない、これは生きてゆく上で基本な筈です。
    このまま放置すれば、世の中、性根の腐ったクズ人間だらけになると思います。

    デジタル庁の皆さん、この問題を ほっといて 他に何をやりますか?

     

    SNSに関しては、本邦では古くは Mixiがあり、マイミクさんとオフ会を開いたり、3000ペタ、5000ペタなどのキリ番にはプレゼントを贈るというのが流行っていました。
    最近は Mixiは下火になり、Facebook、Instagram、youtube、X、TicTok、Linkedin、LINE、WhatsApp、Pinterest、Snapchat、Clubhouse、YOUTRUSTなどがあり、政治家や官公庁までがSNSで情報発信しています

    SNSが閲覧者にとって有益な情報となることもあれば、誹謗中傷など虐めを目的とする有害な投稿も多く、海外では未成年者のSNSを禁止する国が増えていますが、未成年者の百倍タチの悪い大人もたくさんいることを忘れてはなりません。

     

    昨年末、LTSOAという研究会に呼ばれて講演をした翌日、私の講演をSNSで批判する歯科医がいたことは既に書きましたが、この人、相変わらず どうでも良いような クダラナイことを頻繁にSNSにアップしているようで、もう少しまともな奴かと思っていましたが、非抜歯矯正の本を書いているなど、矯正のレベルも人間のレベルもダメだこりゃ。

    SNSで誹謗中傷されて自殺する人が後を絶たないというのに、歯科医師でありながら同じレベルのことをするのは軽蔑でしかなく、このような人とは関わらない方が良いなと思います。

     

    私自身は、海外の友達に近況報告のために FBで食レポ、旅レポをアップしていましたし、会った時にその話で盛り上がるのは楽しかったですが、このLTSOAの件以来、SNSは見たくもない、書きたくもない、学会発表も2度としたくない、という心境です。

     

    いろんな事をフレンドリーに話してくれる患者さんや、ひろ先生が一番イイですと九州や北海道に転居しても通ってきてくれる患者さんと接している時間が一番幸せです。

     

     

to top