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院長日誌

  • 廣俊明の舌側矯正アンコールセミナー

    昨年10月に行いました「廣俊明の舌側矯正セミナー」が、たいへん好評でしたので、3月6,7日、東京のステーションコンファレンスで、アンコールセミナーを行いました。
     
     
     
    前回御参加して頂いた先生も数名再び御参加頂きまして、6日の日曜日はレクチャー、7日の月曜日はインダイレクトコア作製までのラボの実習を行いました。
    北は仙台、南は福岡から、お忙しい中お越しいただき、有り難うございました。
     
    ジョークをいっぱい盛り込んだレクチャーは、前回は結構ウケたのですが、、、今回は物静かな先生が多く、「かっぱ寿司」の時点で、かなりスベッてしまったので、プレゼンツールでジョークスライドの殆どはスキップしましたが、、、じつは、これらのスライドを飛ばしたのが原因で、序論の話しがスムーズに回らず、随分ぎこちないレクチャーになってしまいました。
    ゴメンなさい!

     

    2日目の実習風景。 今回の皆さんも、とても速かったです。
     
    次回は、2011年9月11、12日(日曜、月曜)を予定しています。
    11日は新しいアレについての詳細な解説、12日はインダイレクトコアの作成実習です。
    まだ半年先ですが、矯正の先生は お忙しい先生が多いので、早めにアナウンスさせて頂きます。
    インダイレクトのラボは、舌側矯正を行ってゆく上で絶対に必要なものです。
    正直なところ、いつまでこのセミナーを開催するかわかりませんので、興味のある先生は、お早めに御連絡下さい。
    本日より、FAX、e-mailで受付を開始します。
    まだ定型書式はありませんので、9月セミナー参加希望と書いて送っていただければ、先行受付とさせて頂きます。
    FAXは、0263-54-6740、e-mailはこちらです。
     
     
     
    今回は歯科技工士の花ちゃんと直チン、受付のゆうちゃんと、DHのぐっさんと私の5名で上京しました。


     
     
    日頃の苦労を労って、前夜の晩御飯は、鉄板焼きに。
     

    翌日日曜日の夜は、串揚げに。
     
    両方とも、とても美味しかったです。
    が、、、久々に酒を飲んだ私は、記憶がぶっ飛んでしまいました。

     

    毎日診療で忙しいのに、文句を言わずに一生懸命手伝ってくれたスタッフのみんな、有り難う。
    花ちゃん、ありがとう、、。
     

  • 2011/01/11

    2011年1月11日

    皆様、あけまして おめでとうございます。
    本年もよろしくお願いいたします。
     
    お正月は、毎年恒例、豊川稲荷に初詣に行ってきました。
    いつもながら、ここで御祈祷して貰って、精進料理を頂くと、心が洗われます。
     

     

    豊川稲荷では、千本幟も あげてきました。
     

    昨年1年を振り返ると、とてもストレスの多い1年でした。
    すでに院長日誌に記した World Board of Lingual Orthodonticsに関する問題は、結局うやむやのままですが、WSLO大阪大会が終わるまでは、詳しいコメントは差し控えたいと思います。
    JLOAへは、一旦退会を表明しましたが、裏事情をわかってくれている先生が多いために、退会を撤回、次期会長には、忠誠を尽くすことを御約束しました。
     
    もう一つ、大きなストレスとなったのは、一昨年に続くスタッフの問題です。
    「十人十色」、「ある人に出来ることが、ある人には出来ない」、これは当然のことで、私だって最初から出来たわけではありません。 人が出来ない事を お互い助け合って回っているわけですから、出来ないこと自体は仕方がないですし、次回は出来るように努力をしてくれればそれでOKだと、私はいつもそう言っています。
    しかし、私の指示に従ってくれないのは黙認するわけにいきませんので、当人と何度も話しをしましたが、結局最後まで変わらず、わからず、でした。
    ひろ矯正歯科は、全てに私の目が行き届くようにとの目的から、オープンスペースにしていますので、治療内容には一切影響は出ていませんが、「出来ない」 のではなく、「やろうとしない」、「指示を無視」するというのは、医療人以前に社会人として問題であることを自覚し、猛省していただきたいものです。
     

    忘年会は 29日に、久々に美ヶ原温泉の翔峰で行いました。
     

    一番上座にご注目!
     
    毎年、年納めの宴では、スタッフのみんなへの日頃の感謝から目頭が熱くなるのですが、今年は29日当日でさえも技工物の納期無視があったため、用意したいくつかの余興も封印、静かな忘年会でした。
    一部の者のために、一生懸命やっている者までが不愉快な思いをするというのは、何とも理不尽な話です。
    そんな中、産休中のちーやんが赤ちゃんを連れて出席してくれたのは、とても嬉しかったです。
     
    私からの締めは、以下のことをお話ししました。
     
    こんな人間は、、×
     
    ・正直でない奴ーーー自分にも、他人にも
    自分の良いところを伸ばすのも、悪いところを直すのも、全ては自分の言った事、やった事を振り返って、正直に認めて、反省することから始まる。
     
    ・ダメだと思いながらもダラダラとそれを続ける奴
    誰にでも得手不得手はあるし、限界は必ずある。ダメだと思ったら、一度立ち止まって、何がいけないのか、何処をどうすれば良くなるか、考えるべし。ダメだと思いながらダラダラ続けても、何のプラスにもならない。
     
    ・思っていることを相手に言わないのに、相手がいないところでは言う奴
    言いたいことがあったら、相手に言わなければ何も伝わらないし、何も改善しない。何か言いたいことがあれば相手に直接言い、第三者に愚痴の形で言わない。
     
    ・目標を持っていない奴
    何の目標も持たず、ダラダラと時間を無駄に過ごす奴。毎年、その年に達成する目標を書いて貰っていますが、大事なのは、達成できたかどうかではなくて、それに向かって努力したかどうかということ。
    人生一回しかない、人生はいかに短いか、それに早く気付いた奴ほど、人生を有意義に生きる。
     
    注1:ここでは、「人」ではなくて、敢えて「奴」としました。
    注2:「こんな人間は、、×」の「×」は、過激な言葉になるので、「×」としました。
     
    いつも言っているように、私一人がいくら頑張っても、出来ることはたかが知れています。
    スタッフのみんながキチッとやってくれてはじめて、東京や名古屋などから毎月3時間も4時間も電車に揺られて、高速道路を飛ばして、ひろ矯正歯科まで通って来ている患者さんの期待に答えることが出来るのです。
    みんなの御給料は、患者さんが矯正治療を受けるために、一生懸命働いて、一生懸命節約して貯金したお金なのです。
    それを絶対に忘れないでください。
    私だって休みたいし、楽をしたいですが、この仕事をしている限り、毎日精一杯、出来る限りの努力をし続けなければならない、全力で走り続けなければならない、私はそう思います。
     
    わかってくれる人というのは、言わなくてもわかってくれて、わからない人は、何百回言ってもわからないものですが、責任者として、言わないわけにいかないのがつらいところです。
     


    「今年も1年間、本当にお疲れ様でした」、、いつもどおり記念品をお渡しします、、今年は私からではなく、院長代理から、、。
     

    「ハイ、ポーズ!」  ちーやんの赤ちゃん、本当に可愛いです。
     
     
    1月8日には、塩筑歯科医師会の新年会が「松本館」で行われました。
     

     
    市町村合併で、波田町が松本市になり、波田の先生達とは3月一杯でお別れです。
    たいへん御世話になった先生とお別れするのは、本当に寂しいものです。
    思うところあり、歯科医師会は、昨年は完全に距離を置いておりましたが、新年会に出てみて、小さな会なので、このままではいけないと感じました。
     

  • 廣俊明の舌側矯正セミナー

    10月24,25日、東京ステーションコンファレンスにて、「廣俊明の舌側矯正セミナー」を開催しました。
     
    前回セミナーを行ったのは、2001年、約200名の方に参加して頂き、たいへんな盛況でしたが、セミナーが終わってからの後味が悪く、もう二度とセミナーなんかやるもんか、と思っていました。
    しかし、ESLOからは世界で第1号の WBLOを頂いたり、ヨーロッパに ヒロテクニック研究会なるものが出来たと聞くと、私ももう 50才だし、そろそろ若手の先生にリンガルを教える時期かなと思い、セミナーを開催することとしました。
     

     
    3ヶ月前に、JOPなどの歯科関連雑誌3誌に広告を出したのみでしたが、北は北海道から、南は沖縄まで100名の矯正医の先生方に御参加いただき、盛況のもと開催することが出来ました。
     
    1日目は、一般的な Indirect Bonding Systemの手順や利欠点のあと、最新のヒロシステムの手順とキーポイントの解説、Indirect Bondingや Debonding~Retainer setの Clinical video、Hirobracketsの解説、症例はEBOに提出した8症例、日矯専門医の更新に提出した3症例や、Low teen case、さらに受講者の先生が困っている症例の解説などについてお話しをさせていただきました。
     

     
    特に私が力説したかったのは、舌側矯正の anchorageが強いのは、Cortical bone anchorageのためであると 舌側矯正の諸先輩方はおっしゃってきましたが、私自身は全く違う考えを持っておりますので、その事についての解説や、Bowingが起こる理由等々、レクチャーは、「こうゆう場合は、こうしろ!」という形で進めさせて頂きましたので、おもしろくお聞きいただけたのではないかと思います。
     
    セミナー終了後、たくさんの先生から御礼のメールを頂き、なかには、「レクチャ−だけで 50万円以上の価値がある内容だった」との絶賛を頂くと、たいへん嬉しく思いました。
    時間的に余裕がなく、質疑応答の時間が取れなかったのは申し訳なかったと思います。
     
    2日目は、セットアップ模型を使って、レジンコアの作製までを実際に作って頂きました。
    30名の定員満員でしたが、うちの技工士さん達もよく手伝ってくれて、順調に進みました。
    ヨーロッパで同様のセミナーを行うと、1日かかっても終わらない先生が半分くらいいるのですが、日本の先生方はさすがに上手で、4時頃には全ての方がコアまで完成し、この日は質疑応答の時間が十分に取れました。
     

     
    今回、どうしても他の予定と重なってしまって参加できないので、なんとかしてくれという電話や、直メールを結構頂きましたので、急遽2011年3月6日(日曜日)、7日(月曜日)にアンコールセミナーを行うこととなりました。
    場所は前回同様、東京ステーションコンファレンスです。
    前回御参加いただけなかった先生は、お早めにお申し込みください。
     
     
    (以下、おまけ)
     

     

     
    毎日診療で忙しいのに、モンクも言わず手伝ってくれたスタッフのみんなです。
    いつもキツイこと言いますが、すごく感謝しています。
    ありがとう。

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