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院長日誌

  • 2008/05/15

    EBOの原著論文

    European Board of Orthodontists に提出した症例が原著論文になりました。
     


     

    掲載誌は、Journal of International Orthodontics, Vol.6, No.1:53-132,2008です。
     


    英語、フランス語併記です。
     

    普通、ペーパーというと長くても10ページくらいだと思いますが、これは、、なんと、79ページ、結構迫力あります。One issue、殆ど独占状態です。頑張った甲斐がありました。
     


    私のオリジナルである Hiro Bracketsについても説明しています。
     

    別刷りが届くやいなや、いつも御世話になっている先生方に送らせて頂きました。
    英語が流暢な先生なら兎も角、僕のような、英語が苦手、しかも、朝から晩まで治療に追われていて、休み時間もろくに取れないような者にとっては、ペーパー書きは本当に大変な仕事です。
    お送りした先生方から、到着してすぐにメールを頂いたのは本当に嬉しかったです。
    これからも頑張りますので、皆様の御指導御鞭撻を賜りますよう、宜しくお願いいたいます。
     
     
    求人情報:
    ひろ矯正歯科では、歯科衛生士、歯科医師を募集しています。
    興味のある方は、お気軽にメール<info@mienai.com> 
    或いはお電話 0263-54-6622 ください。
    御連絡をお待ちしております。

  • 2008/05/14

    良い歯を守る相談会

    4月19日、今年も恒例の「良い歯を守る相談会」が開催されました。
    私は3月末で会長を終了しましたので、肩の荷が下りました。
     

     
    新会長さん、頑張ってくださいね。
     
     
     
    私が会長に就任当初、まず何をおいてもグローブ交換を徹底させようと思いました。
    待っていましたとばかりに賛同してくれる先生もいましたが、「グローブは毎回交換してください」と、いくら御願いしても、一部のスタッフは実行してくれなかった(なぜだか私には理解できません)ので、ハイアミンを作るのをやめて、どうしてもグローブを交換しなければならない状況を作って、やっとグローブの交換が定着しました。
     
    以前、いくら言ってもグローブを換えないスタッフに、「その手を自分の口に入れてみてください」と言ったら、入れられない。
    「自分の口に入れられない物を、患者さんの口に入れるのですか?」と、言ったら、「ウゼエ!」って感じで睨みつけられた。でも、私は感染予防として当たり前の事を言っただけですが、、。
     
    新しい会長さんは、「グローブが Mしかありません!! 次回までに用意します!」と言っていましたが、ハンドドライヤー等の設備のない状況で衛生士さん達が手袋を交換しやすいように、と、ピッタリサイズの Sや SSではなく、わざわざ 大きい目のMサイズを買っているんですが、、。
    S・SSで問題がなけでばいいですが、、。
     
     
    良い歯の日は、いつも仕事になりません。
    午前中、約8名ほどの患者さんを診て、歯科衛生士全員がお昼をかき込んで相談会に向かいます。
    終わった後は、再び診療するには時間が短すぎるので、そのまま、新入スタッフ歓迎会になります。
     


    いつものオールドロックでカンパーイ!
     


     

     
    その後はカニづくしの「きらら」にて歓迎会です。
    今年は技工士さん、受付、歯科医師(非常勤)が新しく入りました。
    そこで、恒例の院長からの御言葉。
    「世の中、いろんな人がいます。給料が同じなら、出来る限り手を抜かなきゃ損だと考える人、給与なんて関係なく自分の仕事に責任と誇りを持って精一杯やろうとする人。前者のタイプは、ひろ矯正歯科では間違いなく半年は続かないでしょう。(←他のスタッフが受け入れないからです) ひろ矯正歯科で大切なのは、『出来るか出来ないか』ではなく、『やろうとしているか、していないか』です。給与、労働条件など、どれをとっても群を抜いているはずです。仕事を覚える事も大切ですが、その前に、私たちの考えていること、しようとしている事を理解してください。そうしたら、道は自ずと開かれるでしょう。金、金、金、ひろ矯正歯科で働くなら、金欲しさに行動する人間にはならないでください。もちろん、生活をしてゆくためにはお金は必要ですし、家族を養うのにもお金が必要です。でも、初めに金ありきではなく、初めに患者さんありきなのです。一生懸命患者さんに奉仕し、精一杯努力すれば、それが患者さんや他のスタッフに評価されて、その結果、患者さんが汗水流して働いたお金を私たちは頂いているのだということを決して忘れないでください。」
    すでに勤務してくれているスタッフの皆さんは わかってくれているんですが、新しい人たちも この言葉を心から素直に受け止めてくれることを希望します。
     
    でも、わかる人は、こんなこと言わなくても初めからわかっているんですよね。
    わからない人は、何回言っても、いくら力を込めて言っても、わからない。
     

    通院中の皆様、暫くは慣れないスタッフが御迷惑・御不自由をおかけすることもあるかと思いますが、程宜しくお願いいたします。

  • 2008/05/14

    松本歯科大学新病院棟完成、観桜会

    松本歯科大学の病院棟が完成し、観桜会とともに御披露目がありましたので、見学に行ってきました。
     

     
    しまった、背広くらい着てゆくべきだった、、。
    花見のつもりで行ったので、、。
     
     


     
    春うららかな好天の元、満開の桜とたくさんの屋台、楽しいお祭りです。
    矯正科の影山先生が新病院を案内してくれましたので、写真とともに御紹介します。
     


    ここは特診室です。 
     


    こちらは矯正科
    私たちが学んだあの診療室とは全く違う雰囲気でした。
    出口先生の「コツ、コツ、コツ」という靴音が懐かしい、、。
     


    入院病棟特別室
    まるで一流ホテルのスイートルームのようで、とても病棟とは思えない豪華な設備でした。
    私にはとても買えないような、すっごいテレビもありました。
     
     

    患者さんの視点として、松本歯科大学と私たち開業医と比べると、大学には良い面もあり、不都合な面もあります。
     
    例えば診療時間についてみてみると、ひろ矯正歯科では夕方6時半までですが、大学は4時半まで。
     
    ひろ矯正歯科には、何億もする器械はありません(が、治療のために必要な物は全て取り揃えております)。
     
    大学病院はベテランの先生もいますが、新卒や研修医の先生が担当になることもあります。
    ひろ矯正歯科では、全ての患者さんを臨床経験20年以上の私が治療します。
     
    先生やスタッフがたくさんいれば、それぞれレベルが違い対応が違うのが普通ですので、科長の目の届かないところでトラブルが起こっていることもあります。
    ひろ矯正歯科では、私が全てに目を光らせています。
     
    費用や治療期間の面でも、ひろ矯正歯科のほうが「安い」「早い」「旨い」…(字が違うっ!)を実現していると思います。
     
    松本歯科大学であっちに行ったりこっちに行ったりで、半日~1日かかる検査も、ひろ矯正歯科では狭い診療室(^^;)で行うので、概ね1時間で終わります。
     
    松本歯科大学では対応できない舌側矯正も、ひろ矯正歯科では世界が認めるレベルの治療を安心して受けていただけます。
     
    では、大学病院のメリットは何か。
    忘れてはならない大学病院の最大の目的・存在医意義は trialです。例えば、新薬が出た場合、臨床試験を行うのも大学病院ですし、新しい器械が開発された場合、臨床的チェックをするのも大学病院の重要な役割です。
    私たち開業医では入手できないような開発段階の材料を使って治療を受けることも可能です。
     
    また、私たち開業医と違って、時間を気にせずに1人の患者さんを半日でも1日でも診療出来ます。
     
    口腔外科では、開業医では出来ない埋伏歯の抜歯や手術などの処置が可能ですし、検査器械も充実していると思います(MRIが無いのは残念です)。
    顎関節の治療に関しても、一般開業医では知識も経験もないのに適当に治療されてトラブルになっていることがありますが、松本歯科大学口腔外科での顎関節治療は、たいへん信頼出来、安心して治療をお願いすることが出来ます。
    日本をリードする特診科では、全身麻酔下における集中治療が可能ですが、個人開業医では全麻などとても対応できません。
     
    開業医と大学病院は、ターゲットが異なるのです。
    その根本的なことをわかっていない教授が過去に患者の争奪戦を繰り広げましたが、患者さんは奪い合うものではありませんし、その必要もありません。
    私にとっては、松本歯科大学の存在は絶対必要ですし、尊敬する先生もたくさんいます。
    私がこの地で開業したひとつの理由には、松本歯科大学と診療、研究などで連携が取れるということが挙げられます。
    現在、ひろ矯正歯科では、顎変形症を伴い、手術が必要な場合 は 矯正歯科/口腔外科に、顎関節症の治療が必要な場合や軟組織疾患等は口腔外科に紹介しております。
    矯正科は私にとっては競合相手ではなく、必要欠くべからざる存在なのです。
    母校の発展を望まない卒業生はいません。 
     
    大学の益々の成功と繁栄を祈念いたします。
     
     
     
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