ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。
忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。
時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。
相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。
また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。
私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。
お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、システム上、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報や誹謗中傷が含まれているものには回答致しません。
ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いたほうが詳しく説明出来ますので、ここに書き込まれてもお返事はいたしません。
2021/09/05 11:04 [xxx.178.137.145]
LEMONさんへ
お困りですね。
私達には、カルテ保管義務というのが法で定められており、最低5年間はカルテを保管しなければなりません。
ひろ矯正歯科では、カルテだけでは無く、歯列模型やレントゲンや写真などもカルテと同じと考え、5年間では無く、永久保存しており、転居等で転医する場合には、資料を複製して複製資料を保管しています。
模型を渡してくれと言っても、保管義務があるから渡せないと言われる可能性があります。
その場合には、資料を複製してくださいと言えば断ることは出来ないと思います。
ただし、カルテ開示は恐らく法では義務化されていないと思いますので、弁護士さんに頼んで入手するしかないかなと思いますが、、私はこのへんの知識は確かではないので、弁護士さんに相談してみてください。
弁護士さんは、いきなり50万、60万の費用がかかるわけではなく、最初相談するのは、相談料として5000円前後だと思います。
それで先生の意見を聞いてみてからどうするかを決めれば良いと思いますが、口が閉じれない、歯肉が下がっているなどの状況を考えると、やはり最初の歯列模型を入手し、現在の状態をキチンと検査して最初の状態がどうだったのか、その先生の診断と治療が適切であったのかどうかを調べておく、というのは必要であると思います。
今やっておかないと、将来的に困るような気がします。
弁護士さんの選び方は、やはりじっくり話を聞いてくれて、味方になってくれる先生を探す、と言っても、これは実際に会ってみないとわからないと思います。
おそらく週に1度、地元の弁護士会の無料相談会のようなものをやっていると思います。
そこで相談してみてはいかがでしょうか。
「5年くらいかけて歯が後戻りして自然と口が閉じられるようになるのを待つ」、これはダメだと思います。
2021/09/02 22:20 [xxx.0.74.135]
すーさんへ
はじめまして。
ひろ矯正歯科では原則としてバンドは使わず、全て接着で治療を行うようにしていますが、もちろん例外もあります。
成長期の患者さんで、Headgearを使って上顎の成長をコントロールしたり、上顎臼歯を後ろに下げる場合や、リンガルアーチと呼ばれる装置で上顎前歯を前に出す治療が必要な場合、成人の治療に関しては、トランスパラタルアーチという装置を使う必要がある場合や、同じ部分の装置を何度も外してこられて、接着では治療が進まないと判断した場合には、仕方なくバンドを使うことはあります。
但し、ひろ矯正歯科のHPに書いてあるように、バンドを使うとバンドスペースが残りますので、ひろ矯正歯科では、上記の装置が必要なくなればバンドを外して接着に変え、バンドスペースはキチンと閉じてから治療を終了するようにしています。
「バンドを使わない先生は二流」ですか、、言わせておきましょう。
もしも治療中断で他医にかわるとなれば、いまの状況でしたら、最低90%、常識的に考えてほぼ100%近く返金だと思います。
もうやだ、転医する、と思い込まないで、一度先生と話してみてはいかがでしょうか?
2021/08/24 15:19 [xxx.178.137.145]
LEMONさんへ
はじめまして、お返事が遅くなり申し訳ありません。
一般歯科に月1回、矯正医が来るアルバイトですね。
アルバイトは、検査が不十分、消毒も不十分、インフォームドコンセントは無し、矯正医の経験と技術も満足とは言えないことがあります。
最後まで読ませて頂くと、最初の非抜歯矯正は適切で無かった可能性が高いです。
「ポカン口じゃないの?私そんなに顎広げて無いよ」
「あなたいつも歯が痛いとか不安なことばかり言ってきて嫌なのよ」
「もう一回矯正する?100万円くらいかかるよ。」
などという対応は、医療人として問題ありではないでしょうか。
治療前の歯型模型を入手するのが急務であると思います。
治療前には側貌頭部X線規格写真を撮っていないとのことですが、現在の側貌頭部X線規格写真を撮り、現在の下顎前歯の状態を計測し、咬合平面を基準にして治療前の歯列模型から下顎前歯をプロットすれば、治療前の下顎前歯の位置、角度を割り出すことが出来ると思います。
そうすると、治療開始前の非抜歯治療という診断が適切であったか否かがわかると思います。
成長期の患者さんであれば、本来なら抜歯ケースだけれども、ヘッドギアなどを頑張れば非抜歯で治すことが出来る、というケースはありますが、成人矯正の場合は、そういったケースはあまり無いと思います。
治療前に側貌頭部X線規格写真を撮影し、きちんと計測し、適切な診断のもとに治療が行われていたのであれば話は別ですが、そうでなければ、医師側の過誤が成立する可能性がありそうです。
特に、下顎前歯の歯肉退縮は、「かなり力をかけられて退縮」したのではなく、前歯が唇側に傾斜した事で、歯根が歯槽骨から出てしまっている事が考えられます。
「非抜歯のデメリットについては『少し口元が出るだけ」との説明でした。」という点、インフォームドコンセントが十分になされていなかったのであれば、「説明義務違反」が成立する可能性があります。
専門医できちんと治療をやり直すことが必要だと思いますが、下顎前歯の歯肉退縮は戻らない可能性が高いです。
医師側の対応を見る限り、御自分で交渉してもラチがあかないと思いますので、弁護士さんに相談してみてはいかがでしょうか。
2021/08/20 22:40 [xxx.188.5.130]
ナオさんへ
はじめまして、お返事が遅くなり申し訳ありません。
転院の理由は、患者さんの転居や通院事情だけではなく、医師に対する不信感や、ナオさんのように先生との相性など、いろいろあると思います。
如何なる理由であっても、転院は可能ですし、1年経過でしたら単純に考えてで半分の費用は支払う義務があるかも知れませんが、半分は返金して貰う権利があると思います。
このまま悩みながら治療を続けるよりは、転院されたほうが良いかも知れませんね。
一度、先生に相談があると言って時間を作って貰い、話してみてはいかがでしょうか。
次の主治医では同じような問題が無いよう、気を付けてください。
2021/08/20 14:33 [xxx.130.195.53]
けいさんへ
こんにちは、お久しぶりです。
ひろ矯正歯科で使っている保定用のワイヤーは、コバルト、クロムを含有していますが、問題なくMRIが撮れます。
そのような細いワイヤーだけでなく、矯正装置が入ったままの状態で、脳外科の専門病院で問題なくMRIが撮れています。
もしもダメだと言われたら、ひろ矯正歯科のHPのMRIの頁を読んで貰って下さい。
2021/08/19 10:59 [xxx.240.140.141]
困ったネコさんへ
はじめまして。
いつも相談室をお読み頂いているそうで、有り難うございます。
団体組織では書けないようなこともストレートに書いておりますので、参考になれば幸です。
お尋ねの件、なるほど心配ですね。
外れた部位が中間部分の装置であれば、ブラケットを留めているゴムやワイヤーなどが切れなければ、普通はブラケットはワイヤーに付いたままになりますので、誤嚥の心配は無いと思います。
一番後ろの装置が外れた場合は、先生の処置方法やワイヤーの種類にもよりますが、チューブ(ブラケットのようなものです)がポロッと脱落してしまうことがありますので、誤嚥の可能性があります。
もしも睡眠中にワイヤーからブラケットが外れたとしても、無意識に口から出してしまうか、飲み込んだとしても胃の方に入るのが普通で、その場合は自然と排泄されます。
気管に入ることはまず無く、私の矯正臨床36年間で気管内迷入は 1例もありません。
だからと言って、絶対に起きないとは言えませんが、もし気管に入った場合は、激しく咳き込む筈です。
咳と共に出て来なければ、救急車、ファイバースコープで掴み出す処置が必要になると思います。
何れの場合も御心配でしたら内科に行き、胸部・腹部レントゲンを撮って貰うと、胃や腸のどの辺にあるかわかります。
何も写っていなければ、口から出たということであり、もしもお腹の中にあることが確認出来た場合は、数日後に再度レントゲンを撮って頂くと、お腹の中に留まることなく、排泄されていることが確認出来ると思います。
矯正装置が外れたまま放置すると、その歯があらぬ方向に動いてしまったり、虫歯や歯肉炎の原因になることがありますので、ひろ矯正歯科では、なるべく早く御連絡頂き、原則として即日対応、その際の処置料は基本的に貰わないようにしていますが、、、次回まで来なくて良いという先生もいるんですね、、。
2021/08/18 13:36 [xxx.97.92.122]
長野さんへ
はじめまして。
転院するかどうかは、まずはお口の中を診せて頂き、お話しを聞かせて頂けますでしょうか。
レントゲンや写真などの資料は、転院が決まってからでも良いです。
現在付いている装置は、そのまま使えるようでしたら外す必要はありませんので、そのまま外さないで診せてください。
矯正装置は非常に正確に付いていないと治療に影響しますので、付け替える必要があれば、私どもで行います。
その場合、撤去料など、特別な費用は頂きませんので御安心下さい。
2021/08/12 11:55 [xxx.118.228.200]
りんさんへ
はじめまして。
お尋ねの「ワイヤー矯正での治療が終わった後にそのまま一年半程度ワイヤーを付けっぱなしにしておいても保定の役割になるのでは、、」という点、そのとおりで、保定の役割になりますが、そのままブラケットとワイヤーが付いているのと、舌側にリテーナーを付けるのでは、外れにくさ、違和感、歯磨きなどの口腔清掃の問題、審美的な問題などの点でリテーナーの方が優れているので、ブラケット・ワイヤーを外してリテーナーにするわけです。
「舌が痛くなってしまいました。」に関しては、どうゆうワイヤーを付けたのかわかりませんが、例えばひろ矯正歯科で使っているワイヤーはアメリカ製の非常に細いワイヤー使い、接着剤も殆ど外れない、磨耗しない物を使っていますので、患者さんの苦痛は殆どありません。保定用ワイヤーはいろんなメーカーからいろんな太さ、いろんな材質の物が出ていますので、ワイヤー自体が良くなかったのかも知れませんね。
ベッグタイプリテーナーは、アメリカでは一般的に使われていますが、発音障害の問題と違和感、着け忘れたら動いてしまう可能性がある等の点で、ひろ矯正歯科では特殊な事情がない限り、上下とも歯の裏側に接着するタイプを使い、ベッグタイプは、まず使う事はありません。
ちなみにひろ矯正歯科では、保定期間は最低3年間、その間は半年に1度チェックに来て頂き、3年経過した時点で外してしまうか継続するかを患者さん御自身に決めて頂いていますが、殆どの方は外さすに継続されますので、15年、20年と長期保定の方が多く、長期保定の方は特にトラブルが無い限り 3年に1度チェックに来て頂いていますが、殆どの方が非常に綺麗な良好な歯ならびを維持していらっしゃいます。
アメリカでは矯正治療は保険治療になりますので、再治療は再度お金がかかるのが普通ですが(患者さんの負担は僅かです)、アジアでは矯正治療は保険外であることが多く、とりわけ日本では、最初の治療と同じ先生の所であれば、再チャージされることはあまり無いように思いますので、御参考まで(先生によって違いますが)。