menu
MENU

相談室

インターネット相談室

ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。
忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。
時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。
 
相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。
また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。
私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。
 
お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、システム上、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報や誹謗中傷が含まれているものには回答致しません。
 
ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いたほうが詳しく説明出来ますので、ここに書き込まれてもお返事はいたしません。
 
 

  • 矯正後口が閉じられなくなった。矯正費用の返還を求められるか。②

    2021/09/05 11:04 投稿者:LEMON [xxx.178.137.145]

    廣先生、先日はご回答ありがとうございました。2021/08/24 15:19に質問①を投稿した者です。

    歯列模型の貸し出しを申し入れたところ、「貸せない」と矯正医が言っていたので貸せない。と受付兼務の衛生師から言われてしまい愕然としています。自分で医師に話をしてくれ、とのことでした。
    これまでもずっと埒が開かないやり取りをする医師だったので、私が言っても「ダメ」の一点張りになることが目に見えています。(口うるさい患者と思われており、医師が頑なに拒んでいるように感じます。このようなお医者さんが存在することが信じられません...。)
    自分の歯のデータなのに、この様子では転医が決まってもデータをもらえないのではないかとさえ思い不安です。
    最悪、歯列模型を破棄・破壊される可能性もあります。

    【質問】
    ・患者に矯正前のデータを渡さないというのは法的に許されるのでしょうか。
    ・一体どうすればデータをもらえるのでしょうか。(転医先の医師から前医に申し入れてもらう、弁護士を雇う?その他良案があればご教示願います)

    【この後どの選択をするべきか】
    ・なんとしてでも歯列模型を手に入れて再矯正をする
    ・歯列模型無しで再矯正をする
    ・5年くらいかけて歯が後戻りして自然と口が閉じられるようになるのを待つ

    医院選びを間違ったがために、100万円近い費用を払い、3年の時間と労力をかけたのに、結果虫歯などで歯を痛め(衛生師の見逃しで、根幹治療が必要な歯が初めてでき、これも大きなショックでした。「初期虫歯だから今は何もしない。」と衛生師に診断されたのです...。)、口が閉じられなくなったことに、とてもがっかりしております。口元が突出し顔貌も悪くなり人生が台無しになったようにさえ感じて辛いです。
    矯正を楽しみに始めた日は、3年後このような結果になるとは予想できませんでした。

    精密検査をせず、自分は腕が良いと口で言いながら、ただ感覚的に歯を並べる医師でした。
    治療計画書や口腔内写真も撮らないので、自分が行った治療の振り返りも行わないタチの悪い医師なのだと思います。
    この医師の元に他にも患者が居ること、私と同じような無知な新患が来ることから、他の方の健康な歯までもが心配になります。

    また、面倒な質問であることをお許しいただきたいのですが「説明義務違反」が成立する可能性が高い、とのご回答でした。
    弁護士について検索すると、「弁護士費用だけで平均50万円近くかかるので、歯列矯正に関する訴訟は費用対効果の面からお断りする場合が多い」という記載が多く、どう弁護士を探したら良いのかわかりません。
    ご存知でしたらインターネットでどのように弁護士探しをしたら良いか、アドバイスをいただけませんでしょうか。

    治療時にどんな会話をしたかメモは取っております。
    医院は紙カルテです。
    医師は私が転医を考えていることに気づいているので、カルテの改ざんをするかもしれません。

    子どもが幼いため、自分のことにかけられる時間と心の余裕が少なく、弁護士相談・再矯正に関して、どう選択するのがベストなのかわからなくなっています。
    一度目の矯正で精神的なダメージが大きく、再矯正にも不安が残ります。
    3年前に勉強不足のまま矯正を始めたことを日々悔やみ、次の矯正でも何か問題が起きたらどうしようなどと考えてしまいます。

    前医には、他にも
    「医者から嫌われない患者になりなさい(質問をせず言うことを聞け)」
    「矯正の途中で転医して歯がボロボロになった患者たくさん知ってる」
    「歯医者難民になるよ」
    など、脅しのような、呪いのような言葉もかけられました。考えてみれば、それだけこの医師から途中で離れようとする患者が多く、それを医師は気に食わなかったということなんだと解釈しています。

    長文で、ぼやきのような部分があり申し訳ありません。
    今まで誰にも相談できず、ずっと不安でした。
    標榜看板制が改められ、多くの方が精度の高い歯列矯正に出会える医療制度になることを願っています。

    お時間ございましたらアドバイスいただけますと幸いです。

    LEMONさんへ

     

    お困りですね。

    私達には、カルテ保管義務というのが法で定められており、最低5年間はカルテを保管しなければなりません。

    ひろ矯正歯科では、カルテだけでは無く、歯列模型やレントゲンや写真などもカルテと同じと考え、5年間では無く、永久保存しており、転居等で転医する場合には、資料を複製して複製資料を保管しています。

    模型を渡してくれと言っても、保管義務があるから渡せないと言われる可能性があります。

    その場合には、資料を複製してくださいと言えば断ることは出来ないと思います。

    ただし、カルテ開示は恐らく法では義務化されていないと思いますので、弁護士さんに頼んで入手するしかないかなと思いますが、、私はこのへんの知識は確かではないので、弁護士さんに相談してみてください。

     

    弁護士さんは、いきなり50万、60万の費用がかかるわけではなく、最初相談するのは、相談料として5000円前後だと思います。

    それで先生の意見を聞いてみてからどうするかを決めれば良いと思いますが、口が閉じれない、歯肉が下がっているなどの状況を考えると、やはり最初の歯列模型を入手し、現在の状態をキチンと検査して最初の状態がどうだったのか、その先生の診断と治療が適切であったのかどうかを調べておく、というのは必要であると思います。

    今やっておかないと、将来的に困るような気がします。

     

    弁護士さんの選び方は、やはりじっくり話を聞いてくれて、味方になってくれる先生を探す、と言っても、これは実際に会ってみないとわからないと思います。

    おそらく週に1度、地元の弁護士会の無料相談会のようなものをやっていると思います。

    そこで相談してみてはいかがでしょうか。

     

    「5年くらいかけて歯が後戻りして自然と口が閉じられるようになるのを待つ」、これはダメだと思います。

     

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • バンド使用について

    2021/09/02 22:20 投稿者:すー [xxx.0.74.135]

    矯正専門医院で叢生の治療を始めました。今後4本抜歯予定です。私の場合、前歯が動くか分からないため抜歯する前に上の前歯6本だけにワイヤーを通し、動くか確認しました。1ヶ月後、歯の動きが確認でき少し太いワイヤーに交換、上6番にセパレートゴムを入れました。

    バンドを付けない先生だと思って選んだはずが、上左右6、7番、下左右7番にバンドを計6か所付けるというのです。

    バンドのデメリットを考えると付けたくないですし、バンドを使わない先生もいますよね。もちろん症例にもよると思いますが。廣先生も過去のブログでバンドは使わないと書かれていたのを拝見しました。

    バンドを使用する理由は、顎関節の骨がすり減っていて(自覚症状なし)急にかみ合わせを変えないようにパラタルアーチを使うため。歯軸の傾きを調整するため(バンドを使わないと太いワイヤーが使えず仕上がりが保証できなくなる)と言われました。このような場合バンドを付けないと治療できないのでしょうか。

    私の担当医は「バンドを使わない先生は二流だ」とまで言っていましたが、バンドを使わない先生のところへ転院したいです。

    また、まだ歯が動くか確認しただけ(通院2回、ワイヤー2本目、ブラケット6つ)ですが、この段階で転院した場合どのくらいの返金を求めていいのでしょうか。

    長文すみません。よろしくお願いいたします。

    すーさんへ

     

    はじめまして。

    ひろ矯正歯科では原則としてバンドは使わず、全て接着で治療を行うようにしていますが、もちろん例外もあります。

    成長期の患者さんで、Headgearを使って上顎の成長をコントロールしたり、上顎臼歯を後ろに下げる場合や、リンガルアーチと呼ばれる装置で上顎前歯を前に出す治療が必要な場合、成人の治療に関しては、トランスパラタルアーチという装置を使う必要がある場合や、同じ部分の装置を何度も外してこられて、接着では治療が進まないと判断した場合には、仕方なくバンドを使うことはあります。

    但し、ひろ矯正歯科のHPに書いてあるように、バンドを使うとバンドスペースが残りますので、ひろ矯正歯科では、上記の装置が必要なくなればバンドを外して接着に変え、バンドスペースはキチンと閉じてから治療を終了するようにしています。

     

    「バンドを使わない先生は二流」ですか、、言わせておきましょう。

     

    もしも治療中断で他医にかわるとなれば、いまの状況でしたら、最低90%、常識的に考えてほぼ100%近く返金だと思います。

    もうやだ、転医する、と思い込まないで、一度先生と話してみてはいかがでしょうか?

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 矯正後口が閉じられなくなった。矯正費用の返還を求められるか。

    2021/08/24 15:19 投稿者:LEMON [xxx.178.137.145]

    初めまして。30代前半の者です。

    矯正前よりも口腔機能に不都合が生じ、治療の説明責任を果たしていない矯正医に、治療費の全額返金を求めても良いでしょうか。
    詳細は以下の通りです。

    近所の一般歯科に矯正専門医(おそらく自称専門医)が月に一回来る医院でワイヤー矯正が完了し、リテーナー期に入りました。
    いつも説明が不十分な医師で、何を聞いても「やってみないと分からない」と言う先生でした。
    不信感を抱きつつも、私自身何が正しい歯列矯正なのか知らなかったため、そのまま転医せず3年近く診ていただきました。

    「あなたの場合、抜歯のほうがきれいに仕上がるが、非抜歯でもできる。」
    と言われ、非抜歯矯正を選びました。
    この先生に歯を抜かれたらおしまいだ、歯を保存しておこうと考えたためです。(思えばこの時点で転医するべきでした)
    また、私の歯列模型を見ただけで歯を抜く必要があると言われても納得がいきませんでした。
    非抜歯のデメリットについては「少し口元が出るだけ」との説明でした。
    実際は下の前歯の歯肉がかなり力をかけられて退縮しています。

    矯正終了後、どうも口が渇くと思い、インターネットで調べると「非抜歯によるNG矯正」に該当することが分かりショックを受けました。
    歯はきれいに並んだものの、力を入れないと口が閉じず、いつも僅かに唇に隙間ができます。仰向けで就寝すると口が開いてしまい喉が痛くなるため、口が開かないよう意識しながらマスクもして寝るため、2時間おきに目が覚め、熟睡できません。
    口を閉じるとオトガイ部が緊張するため、顎の筋肉がいつも痛いです。
    精神的なものか、矯正により噛む位置が変わったからか、腰の痛みも出始め整形外科に通院し始めました。
    矯正前よりも問題が出ており苦痛です。

    先生に伝えたところ「ポカン口じゃないの?私そんなに顎広げて無いよ」
    また、「あなたいつも歯が痛いとか不安なことばかり言ってきて嫌なのよ」
    「もう一回矯正する?100万円くらいかかるよ。」
    と言われ、動的治療が終わってからは、先生の態度がきつく、無責任な態度がはっきりと現れるようになりました。
    不信感が確実な物となりました。一応お医者さんなので技術を信じる気持ちも持っていたため、詐欺にあったような気持ちです。

    他の矯正専門の開業医のところへ相談に行くと、私の口の外観から、「上下顎前突だ」とおっしゃりました。
    矯正終了したにもかかわらず。
    唇が閉じないことも他3人の先生が認めてくれました。

    1-2ヶ月精神的に参ってしまいましたが、前向きに再矯正で治療をしようと検討し、新たな医院を探しているところです。

    転医先が決まったら、全医に対して費用の返還を求めたい気持ちがあります。
    しかしこの医院は非常にずさんな診療で、治療開始前にパノラマレントゲンと歯の石膏模型を取ったのみで、セファロ、口腔内写真、顔貌写真、横顔写真がありません。治療計画書もありません。治療途中に口腔内の経過写真も一切撮っていません。動的治療終了時にも、ただ装置を外して石膏模型を取っただけで、パノラマレントゲンやセファロで矯正後の歯の位置や歯根の状態を確認することもしていません。

    私の知識不足でこのような歯医者で矯正をしたこと、矯正の結果にも後悔しています。
    泣き寝入りをするしかないのでしょうか?
    試しに全医に費用返金を求めてみても良いのでしょうか?
    その際のアドバイスなどあればよろしくお願いいたします。

    LEMONさんへ

     

    はじめまして、お返事が遅くなり申し訳ありません。

    一般歯科に月1回、矯正医が来るアルバイトですね。

    アルバイトは、検査が不十分、消毒も不十分、インフォームドコンセントは無し、矯正医の経験と技術も満足とは言えないことがあります。

    最後まで読ませて頂くと、最初の非抜歯矯正は適切で無かった可能性が高いです。

     

    「ポカン口じゃないの?私そんなに顎広げて無いよ」

    「あなたいつも歯が痛いとか不安なことばかり言ってきて嫌なのよ」

    「もう一回矯正する?100万円くらいかかるよ。」

    などという対応は、医療人として問題ありではないでしょうか。

     

    治療前の歯型模型を入手するのが急務であると思います。

    治療前には側貌頭部X線規格写真を撮っていないとのことですが、現在の側貌頭部X線規格写真を撮り、現在の下顎前歯の状態を計測し、咬合平面を基準にして治療前の歯列模型から下顎前歯をプロットすれば、治療前の下顎前歯の位置、角度を割り出すことが出来ると思います。

    そうすると、治療開始前の非抜歯治療という診断が適切であったか否かがわかると思います。

    成長期の患者さんであれば、本来なら抜歯ケースだけれども、ヘッドギアなどを頑張れば非抜歯で治すことが出来る、というケースはありますが、成人矯正の場合は、そういったケースはあまり無いと思います。

     

    治療前に側貌頭部X線規格写真を撮影し、きちんと計測し、適切な診断のもとに治療が行われていたのであれば話は別ですが、そうでなければ、医師側の過誤が成立する可能性がありそうです。

    特に、下顎前歯の歯肉退縮は、「かなり力をかけられて退縮」したのではなく、前歯が唇側に傾斜した事で、歯根が歯槽骨から出てしまっている事が考えられます。

     

    「非抜歯のデメリットについては『少し口元が出るだけ」との説明でした。」という点、インフォームドコンセントが十分になされていなかったのであれば、「説明義務違反」が成立する可能性があります。

     

    専門医できちんと治療をやり直すことが必要だと思いますが、下顎前歯の歯肉退縮は戻らない可能性が高いです。

    医師側の対応を見る限り、御自分で交渉してもラチがあかないと思いますので、弁護士さんに相談してみてはいかがでしょうか。

     

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 転院について

    2021/08/20 22:40 投稿者:ナオ [xxx.188.5.130]

    転院ついてご相談させてください。
    現在歯列矯正中約一年が経ちます。
    今の担当医は弟が以前治療してもらった矯正専門の認定医と言うこともあり、他の歯科医院には相談せずに決めました。
    カウンセリングで治療方針などを説明してくれたのですが、成人矯正のリスクなどの説明は一切無く、今考えるとかなり適当だったように思います。その時は私も念願の矯正を始められる気持ちでいっぱいだったため、こういうものかと思っていました。しかし、契約した後、私自身心配なところがあり、インターネット等で色々と調べると、歯肉退縮やブラックトライアル、顔の変化など様々な情報を知り、矯正への不安が一気に高まってしまいました。
    不安なことは担当医に伝え、回答をもらっていましたが、いつも聞きづらい雰囲気で「ネットの情報は信じない方がいい」「こんな不安症な人は初めて」と言われ、なかなか聞きたい事も聞けなくなりました。
    現在治療を続けていますが、ずっと不安感が解消されず、後悔の気持ちも消えません。
    転院に関して費用や治療方法などのリスクも多々ありますが、今、転院を考え始めています。
    全て自己責任なのは分かっていますが、先生との相性を理由に転院を考える事は避けた方がいいのでしょうか?
    ご意見を頂けたらと思います。よろしくお願いいたします。

    ナオさんへ

     

    はじめまして、お返事が遅くなり申し訳ありません。

    転院の理由は、患者さんの転居や通院事情だけではなく、医師に対する不信感や、ナオさんのように先生との相性など、いろいろあると思います。

    如何なる理由であっても、転院は可能ですし、1年経過でしたら単純に考えてで半分の費用は支払う義務があるかも知れませんが、半分は返金して貰う権利があると思います。

     

    このまま悩みながら治療を続けるよりは、転院されたほうが良いかも知れませんね。

    一度、先生に相談があると言って時間を作って貰い、話してみてはいかがでしょうか。

     

    次の主治医では同じような問題が無いよう、気を付けてください。

     

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • MRI検査について

    2021/08/20 14:33 投稿者:けい [xxx.130.195.53]

    こんにちは。
    ひろ矯正歯科にて矯正治療をしていただきました。
    現在は治療も終わり、歯が元に戻らないように針金が入っている状態です。

    先日、松本歯科大で人間ドックを受け、オプションで頭部MRI検査をお願いしましたが、針金があるとMRI検査を受けられないといわれました。

    ひろ先生のブログを見たところ、MRI検査を受けても大丈夫との内容がありました。
    私が「ひろ矯正歯科で大丈夫と言われた」と言っても説得力がなく、検査不可と言われる可能性がありますが、このような場合はどのように対応したらいいのでしょうか?

    よろしくお願いします。

    けいさんへ

     

    こんにちは、お久しぶりです。

    ひろ矯正歯科で使っている保定用のワイヤーは、コバルト、クロムを含有していますが、問題なくMRIが撮れます。

     

    そのような細いワイヤーだけでなく、矯正装置が入ったままの状態で、脳外科の専門病院で問題なくMRIが撮れています。

    もしもダメだと言われたら、ひろ矯正歯科のHPのMRIの頁を読んで貰って下さい。

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • ブラケットが取れてしまいました

    2021/08/19 10:59 投稿者:困ったネコ [xxx.240.140.141]

    以前より先生の相談室を読ませていただき私の娘が矯正を始めるときの参考にさせていただきました。勉強になる相談室の開設に感謝しかありません。
    私には22歳の娘がおりますが、歯並びはいいのに口元が出ており、本人は「口元ゴリラ」といって悩んでおりました。矯正専門医の歯科を何軒かたずね、いずれも「非抜歯では口元は改善されない。理由は小さなあごに大きめの歯がきれいに並んでいるため口元が出ている」とのことでした。納得し抜歯し、ワイヤー治療を始めましたが、食事のときに奥歯のブラケットがひとつ外れてしまいました。ワイヤーを、装着するとき「ブラケットが外れることがあります」との説明があったので慌てませんでしたが、もしこの小さなブラケットが睡眠時に落ち、気道のほうに落ちてしまったら、と心配になりました。通っている医院に聞くよう娘に言いましたが「取れたことを電話したら、ワイヤーが刺さって痛かったりしないなら、いまの時点では矯正に影響しないから次回半月後の受診で大丈夫です」と言われたらしく、肺に落ちたら、の質問は聞けませんでした。
    そのときに先生の相談室を思いだし質問してみようと思いました。
    先生の豊富なご経験のなかで、いままでブラケットが肺に落ちて大変なことになった患者さんはいましたでしょうか。
    またなにか予防方法はありますでしょうか。

    困ったネコさんへ

     

    はじめまして。

    いつも相談室をお読み頂いているそうで、有り難うございます。

    団体組織では書けないようなこともストレートに書いておりますので、参考になれば幸です。

     

    お尋ねの件、なるほど心配ですね。

    外れた部位が中間部分の装置であれば、ブラケットを留めているゴムやワイヤーなどが切れなければ、普通はブラケットはワイヤーに付いたままになりますので、誤嚥の心配は無いと思います。

    一番後ろの装置が外れた場合は、先生の処置方法やワイヤーの種類にもよりますが、チューブ(ブラケットのようなものです)がポロッと脱落してしまうことがありますので、誤嚥の可能性があります。

     

    もしも睡眠中にワイヤーからブラケットが外れたとしても、無意識に口から出してしまうか、飲み込んだとしても胃の方に入るのが普通で、その場合は自然と排泄されます。

    気管に入ることはまず無く、私の矯正臨床36年間で気管内迷入は 1例もありません。

    だからと言って、絶対に起きないとは言えませんが、もし気管に入った場合は、激しく咳き込む筈です。

    咳と共に出て来なければ、救急車、ファイバースコープで掴み出す処置が必要になると思います。

     

    何れの場合も御心配でしたら内科に行き、胸部・腹部レントゲンを撮って貰うと、胃や腸のどの辺にあるかわかります。

    何も写っていなければ、口から出たということであり、もしもお腹の中にあることが確認出来た場合は、数日後に再度レントゲンを撮って頂くと、お腹の中に留まることなく、排泄されていることが確認出来ると思います。

     

    矯正装置が外れたまま放置すると、その歯があらぬ方向に動いてしまったり、虫歯や歯肉炎の原因になることがありますので、ひろ矯正歯科では、なるべく早く御連絡頂き、原則として即日対応、その際の処置料は基本的に貰わないようにしていますが、、、次回まで来なくて良いという先生もいるんですね、、。

     

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 転院について

    2021/08/18 13:36 投稿者:長野 [xxx.97.92.122]

    はじめまして
    他院で矯正治療を始めて1年半になります。
    なるべく今診てもらっている医院で治療を完了するのが一番だとはわかっているのですが、主治医に不信感をいだいてしまい転院を考えています。
    そこでもしも転院する場合なのですが、前医で撮ったレントゲンや写真、資料などはやはり必要になりますか?
    また今ついている装置も外してもらってから転院という形になるのでしょうか?

    長野さんへ

     

    はじめまして。

    転院するかどうかは、まずはお口の中を診せて頂き、お話しを聞かせて頂けますでしょうか。

    レントゲンや写真などの資料は、転院が決まってからでも良いです。

    現在付いている装置は、そのまま使えるようでしたら外す必要はありませんので、そのまま外さないで診せてください。

    矯正装置は非常に正確に付いていないと治療に影響しますので、付け替える必要があれば、私どもで行います。

    その場合、撤去料など、特別な費用は頂きませんので御安心下さい。

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 矯正後のリテーナーについて

    2021/08/12 11:55 投稿者:りん [xxx.118.228.200]

    ご相談させて下さい。
    過去に矯正治療を行った経験があり、矯正後にリテーナーをきちんと付ける事が出来ずに戻ってしまい、改めて最治療を考えています。リテーナーについて素朴な疑問ですが、ワイヤー矯正での治療が終わった後にそのまま一年半程度ワイヤーを付けっぱなしにしておいても保定の役割になるのでは、、と思ったのですが原理が違うのでしょうか。私の場合、矯正のワイヤーを外した後に歯の後ろに固定式のリテーナー(針金)を付けたら舌が痛くなってしまいました。その後ベッグタイプリテーナーになりましたが一年程で使わなくなってしまったという根性の無い人間です。
    矯正でブラケットやワイヤーを付けておく事は全く苦にならなかったので、ふと疑問に思いました。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

    りんさんへ

     

    はじめまして。

    お尋ねの「ワイヤー矯正での治療が終わった後にそのまま一年半程度ワイヤーを付けっぱなしにしておいても保定の役割になるのでは、、」という点、そのとおりで、保定の役割になりますが、そのままブラケットとワイヤーが付いているのと、舌側にリテーナーを付けるのでは、外れにくさ、違和感、歯磨きなどの口腔清掃の問題、審美的な問題などの点でリテーナーの方が優れているので、ブラケット・ワイヤーを外してリテーナーにするわけです。

     

    「舌が痛くなってしまいました。」に関しては、どうゆうワイヤーを付けたのかわかりませんが、例えばひろ矯正歯科で使っているワイヤーはアメリカ製の非常に細いワイヤー使い、接着剤も殆ど外れない、磨耗しない物を使っていますので、患者さんの苦痛は殆どありません。保定用ワイヤーはいろんなメーカーからいろんな太さ、いろんな材質の物が出ていますので、ワイヤー自体が良くなかったのかも知れませんね。

     

    ベッグタイプリテーナーは、アメリカでは一般的に使われていますが、発音障害の問題と違和感、着け忘れたら動いてしまう可能性がある等の点で、ひろ矯正歯科では特殊な事情がない限り、上下とも歯の裏側に接着するタイプを使い、ベッグタイプは、まず使う事はありません。

     

    ちなみにひろ矯正歯科では、保定期間は最低3年間、その間は半年に1度チェックに来て頂き、3年経過した時点で外してしまうか継続するかを患者さん御自身に決めて頂いていますが、殆どの方は外さすに継続されますので、15年、20年と長期保定の方が多く、長期保定の方は特にトラブルが無い限り 3年に1度チェックに来て頂いていますが、殆どの方が非常に綺麗な良好な歯ならびを維持していらっしゃいます。

     

    アメリカでは矯正治療は保険治療になりますので、再治療は再度お金がかかるのが普通ですが(患者さんの負担は僅かです)、アジアでは矯正治療は保険外であることが多く、とりわけ日本では、最初の治療と同じ先生の所であれば、再チャージされることはあまり無いように思いますので、御参考まで(先生によって違いますが)。

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

1 44 45 46 99
to top