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2007/09/10 14:57
投稿者:長野県
[xxx.25.228.58]
こちらの医院ではあごを広げる矯正は、あまりやらないようですが、どうしてですか?あごを広げる矯正をしている人が回りに多いのですが。教えてください。
上のアゴは真ん中に正中口蓋縫合というのがあり、縫合を広げれば、かなりの拡大が可能ですが、下顎はそうはいかないからです。
私たち矯正専門医は、下顎の歯列の幅が正常で、上顎のアゴの幅が異常に狭く、臼歯が交差咬合になっている場合には上顎の歯列拡大をしますが、狭窄歯列でもないのに凸凹があるからというだけの理由で、上下のアゴを可撤式の装置(入れ歯のような物で真ん中にネジが付いている物です。緩徐拡大と言います。)で拡大することは、あまりしません。
上下の拡大をするならば、その時点での上下の歯列が狭窄しているというデーターの裏付けがあり、その診断のもとに行われるべきであると考えます。
何の検査もしないで、口の中を見ただけで、凸凹している、アゴに歯が入りきらない、だから拡大しなければならない、というのは間違っていることが多い、ということです。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2007/09/08 09:43
投稿者:長野県
[xxx.9.62.13]
はじめまして。
28歳女性です。
小学校高学年~中学校卒業まで上の歯の矯正をしていましたが、高校から現在に至るまで少しずつ歯並びや噛み合わせがズレてきて、現在反対咬合、噛み合わせに違和感を感じる状態までになってしまいました。
歯は昔からのコンプレックスなのと、一生自分の歯でしっかり物を噛みたいと思っており、再度矯正にチャレンジしようと思っているのですが、戻ってしまった事実などでかなり慎重になっています。
先日勇気を持って舌側矯正を施している矯正歯科に相談に行ったところ、舌側に取り付けると1ヶ月は普通にしゃべれないと言われました。説明にがっかりしてしまったので再度調べているのですが、営業の仕事をしているため、見た目はもちろんしゃべれないとなると諦めた方がいいのかな?と思ったりもしています。御医院では装置も小さく希望が持てそうだったためご相談させていただきました。
お考えをお聞かせください。宜しくお願いいたします。
矯正治療後は、一定の保定期間を経た後、保定装置を除去して終了とするのが普通ですが、凸凹が出たり、最初の状態に戻る事が危惧されるため、最近は永久保定というのが一般的になっています。
舌側矯正は、通常使われている装置ですと、1ヶ月程度、発音障害が出ることが普通ですが、現在ひろ矯正歯科で使用している装置に変えてからは、その日のうちにしゃべれる方が殆どで、まれに1週間ほどかかる人もいますが、昔のように1ヶ月しゃべれないという人はいなくなりました。
舌側矯正をしたいという人は皆、接客など人前でしゃべる仕事をしておられますので、1ヶ月もしゃべれなかったら、治療として成り立ちません。
うちのHPに書いてあることは全て本当のことで、過大表現はありませんが、だからといって全く違和感がないわけではありませんので、誤解無きようにお願いします。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2007/09/01 13:28
投稿者:長野県
[xxx.125.42.35]
初めまして。
30歳の女性です。
最近下の前歯の歯並びが悪くなってきて気になっています。
技工士の友人に、噛みあわせが深くなってきてるのではないかといわれました。
もともと歯並びはそんなに悪くないので、マウスピースの矯正が出来ればと考えていますが、かみ合わせも直るのでしょうか。
また、御歯科では、マウスピース型の矯正もされているのでしょうか。
マウスピース型というのは、Invisalineの事でしょうか、Tooth Positionerの事でしょうか?
ひろ矯正歯科では、いずれも出来ますが、矯正治療後の後戻りなど、非常に限られた場合だけです。
効果はあまり期待出来ないと考えてください。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2007/08/18 04:15
投稿者:東京都
[xxx.66.14.39]
はじめまして、38歳女性です。
歯医者にいいイメージをもっていなく、それでも矯正をしたいのでいろいろ検索していたところ、先生のブログにたどり着きました。
中学生の頃に、ころんで前歯二本を折ってしまい差し歯になりました。事故以前がどうだったのか覚えていませんが、大きな前歯が後ろの前歯に重なっていてとてもいやでした。その後20代前半に、虫歯になっていた前歯4本を差し歯に作り直すことになったとき、できるだけ前2本を小さくと頼みましたが、重なりがなくなったわけではなく、そのうちインプラントの前歯のほうは隣の歯と重ねづけになっています。どちらも一般の歯科医にしてもらったものです。
この前歯の重なりと八重歯の重なりがコンプレックスなので、矯正したいのですが、何十万円もかけて作った差し歯の行方と、また矯正中どうなるのか不安なため、今までできずにいました。
こういう場合、今の差し歯を抜いて仮歯のようなものを入れてから、矯正に入り、矯正後に改めて差し歯を作り直すことになるのでしょうか。
また大変失礼な質問で申し訳ないのですが、日本の歯科技術は欧米諸国からかなり遅れていると聞いたことがあります。欧米でも学ばれていらっしゃるひろ先生のご意見をお聞かせいただけましたら幸甚です。
現在の差し歯の状態がどうゆう状況であるのか、実際に診てみないと何ともお答えのしようがありませんが、文面から推察するに、今のままでは、逆に残っている歯もダメにするような状況ではないかと思います。
かかったお金は確かに無駄にしたくはないですが、今の歯に固執したために、持つ歯まで持たないようになってしまったらもっと悲しいことであると思います。
日本の歯科は“ピンキリ”の程度が極端であると思います。
矯正にせよ、補綴にせよ、上手い先生は物凄く上手く、欧米の先生など、とても比較にはなりません。
矯正はアメリカでは確かに盛んですが、治療技術という点に関しては、日本人の先生は世界でもダントツであると思います。
一度お近くの矯正専門医を受診して相談されては如何でしょうか。
前歯の状況についてもある程度の見通しが立つと思います。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2007/08/16 14:12
投稿者:長野県
[xxx.192.171.27]
はじめまして。
私は40歳の主婦です。
子どもの頃から受け口のことで悩んできました。
矯正には興味があり若い頃にやってみよう考えた事はありましたが、すごく費用がかかると聞き、あきらめてきました。
最近思うに、若い頃より少し状態がひどくなったような気がします。
また、上の前歯の歯並びもずれてきて若い頃より悪くなってきました。
こんな状態だと費用はものすごくかかってしまいますか。
できることなら、治したいと考えています。
よろしくお願いします。
ひろ矯正歯科では、基本料金は固定ですので、治療の難易に関わらず、同じ料金です。
それはどうしてかというのは、初診で御説明いたします。
初診相談は2000円と消費税ですので、いつか治すかも知れないと思われるならば、年齢的に歯周病の問題などが危惧されますので、早めに診せて頂いた方が良いと思いますよ。
御自身が決めかねているのに、強引に勧誘したりはしませんから、ご安心下さい。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2007/08/08 19:17
投稿者:長野県
[xxx.16.29.112]
はじめまして。
現在25歳の女性です。
出っ歯と顎関節症で悩んでいて歯列矯正をするため、先日矯正歯科でカウンセリングと精密検査の結果を聞き、治療方針を聞きに行ったのですが、出っ歯は自分が思っているよりひどくないと言われ、顎関節症のことも考え非抜歯で歯のV字型のアーチをU字型にしていくと説明を受けました。
横からみると、少し口元がでていて自然に口をとじることができないのですが、出っ歯を非抜歯で治す事は可能なのでしょうか。
現在妹が、ガタガタの歯並びと出っ歯のため矯正治療中なのですが、上下合わせて4本抜歯して治療しているので、非抜歯と言われすごく不安です。非抜歯での出っ歯治療について教えて下さい。
歯を抜くか抜かないかは、凸凹の程度だけで決められるものではなく、頭部のレントゲンを計測して、アゴの大きさ、アゴの骨の厚み、下の前歯の位置、傾斜角、歯周組織の状態、口唇の閉鎖状況や、患者さんの主訴を改善するにはどうゆう処置が必要かということなどを考えて決定します。
いくら歯科矯正学的に優れた治療でも、患者さんの主訴が改善していなければ、その治療は不合格であると思いますし、いくら患者さんが満足しても、歯科矯正学的に認められない治療であれば、その治療はやはり不適切な治療であると思います。
前置きが長くなりましたが、非抜歯で治せる出っ歯もあれば、抜いた方が良い出っ歯もありますので、お尋ねの件は実際に診せて頂いて、前歯の位置や角度、奥歯のズレの程度、口元の状態などを見てみないと何ともお答えが出来ません。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2007/08/02 00:05
投稿者:長野県
[xxx.254.78.88]
7歳になる息子ですが、小さいときから歯科検診で「あごの発達
が悪いので、永久歯が生えてくるスペースが足りないかもしれな
い。」と言われてきました。実際5歳から永久歯が生え出しまし
たが歯の大きさに比べスペースが足りず、下の歯は内に生えた物
やら外に生えた物やら。そして上の歯は真ん中の2本がくっつい
て生えず、隙間があります。そしてそのサイドはかなり前に抜け
たのですがスペースがないためかちっとも生えてくる気配がない
のです。
引っ越しの予定があったので、以前住んでいた場所で、矯正しな
いで引っ越し先でしっかりやった方がいいといわれ、まだ何も手
を打っていない状況です。
7歳という年齢を考えると、早くに診察していただいた方がいい
のかもう遅い位なのか悩みます。やはり矯正しなくてはもうどう
にもならないのでしょうか。昔は矯正の器具をつけていると、か
らかわれたりした人もいたので、微妙な歳なのでそれもまたどう
したものかと気になります。
「あごの発達が悪いので、永久歯が生えてくるスペースが足りない」というのは、一般歯科の先生がよく言う言葉ですが、アゴの発達の良し悪しと、永久歯が生えてくる隙間の問題とは別問題です。
上の前歯は、生えた頃は本来すいているのが正しい状態で、糸切り歯が生えてくる時に自然に閉じるのですが、側切歯が内側に生えている状態では自然に閉じるということは期待出来ません。
上唇小帯の異常が原因となっている事が多いです。
他には、正中離開の原因として、過剰歯が埋まっている事がありますが、これはレントゲンを撮ればわかります。
7才ですと、歯根の状態を考えると、治療開始するにはまだ早いと思いますが、早めにチェックされることは悪いことではありません。
通常、矯正専門医では、治療開始の時期が来るまで経過観察としますので、早すぎる人に装置を付けて治療をするという事はありません。
夏休みですし、一度、矯正歯科を受診されると安心だと思います。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2007/07/13 13:44
投稿者:長野県
[xxx.0.203.116]
中学1年生の娘が、かみ合わせが悪く、開口だと言われました。
あごも発達ぎみです。
3週間入院の手術しか方法が無いかも・・・と言われました。
あごを切る手術なのですが、他には方法が無いのでしょうか?
教科書にのるような100点の歯並びにしていただかなくても、しっかり噛むことさえできれば良いと思ってしまうのですが、素人判断でしょうか。
全身麻酔・あご切り・・・考えただけで具合の悪くなりそうな母です。
女の子で中一ですと、成長の早い子は思春期成長のピークを過ぎています。
遅い子はこれから成長のピークに達する時期です。
初潮はもうありましたか?
初潮と成長のピークは概ね一致していますので、初潮がまだでしたら、これから下のアゴはもっと伸びると考えてください。
正確には手のレントゲンを撮ってみるとわかりますが、時期的に、ちょっと気になりますね。
それから、、、おっしゃる意味はわかりますが、教科書の治療が100点ではありませんし、手術をすれば100点になるわけでもありません。
手術をするということは、それなりのリスクもありますし、アゴのシビレが残ることもあります。
通常、矯正歯科では手術する比率は100人中、概ね17人程度であると思いますが、私は今までの治療経験から手術をしないで治す方法をとっていますので、ひろ矯正歯科での手術の比率は1%以下(100人中1人以下)です。
手術無しで治療をしても、患者さんの満足の得られる治療結果を得ておりますし、治療後の安定も手術をした人に比べると、はるかに経過は良好です。
お嬢さんがどんな状態であるかは、実際に診てみないとわかりませんので、手術の必要性については何ともお答えのしようがありませんが、家でじっと悩んでいても問題は解決しないということだけは確かです。
一度診せて頂けると、的確な助言が出来ると思いますが、、。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2007/07/10 23:46
投稿者:長野県
[xxx.121.97.96]
5歳になる子供がいます。
先日園の内科検診で「受け口なので、このままだと言葉の発音に問題が発生するので言語療法を受けたほうがよい」と言われました。
しかし、言語療法よりも、受け口を直すべきではと思い治療を始めたほうがよいのかと考えています。そこで2点質問があります。
①乳歯の状態でもはじめられる治療があるのか?
②永久歯がでるまで待って治療を始めた場合、発音に関しての障害
がでるような例があるのか?
主人も子供のころ受け口で治療を受けているので、永久歯になっても
受け口の状態は変わらないと踏んでいます。
以上、お忙しいところ申し訳ありませんが、回答お願いします。
現時点で言語療法を行わなければならないほど、発音障害、構音障害などが認められますか?
もし認められるのであれば、受け口による事よりも舌小帯過短症(ベロの裏のスジが短い)などをチェックしてください。
ベロを前に突き出した時に、裏のスジで引っぱられてベロの真ん中が白く貧血を起こし、ベロが前に出せない状態でしたら、舌小帯を切ることが必要ですが、そうでなければ暫く様子を見ても大丈夫です。
治療開始時期は、遺伝的要因や受け口の程度にもよりますが、一般的には上の前歯が4本生えてからで大丈夫です。
「早くしないと取り返しのつかないことになる」、「早く開始すれば早く終わる」と言われると、親の心理として、「じゃ、お願いします」と言ってしまいがちですが、即断せずに他の矯正歯科専門医を受診してみて下さい。
乳歯列期の反対咬合の約半分は上の前歯が永久歯に萌えかわる時に自然に治ってしまいます。乳歯列を矯正しても無意味で、時間と費用の無駄になることが多いです。知識と経験の豊富な先生は、そのような事は言わないと思います。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2007/05/13 19:34
投稿者:岐阜県
[xxx.122.243.157]
(Dr.ナビの相談室にも書きこんだのですが、
こちの相談ページが見られるようになったので
再度投稿させていただきました。)
こんにちは。34歳女性です。
2つ質問させていただけますか?
以前から上前歯の歯並びが気になっていたのですが、
加えて数年前からの顎関節症に悩んでいます。
普段のかみ合わせがズレていて、あごを大きく開けると
下あごがまっすぐ下におりません。
ちなみに小学校から中学にかけて、うけぐち矯正の治療を
受けたことがあります。
質問ですが:
①小さい頃の治療が原因で顎関節症になることが
あるんでしょうか?
②近い将来妊娠を望んでいるのですが、
矯正期間と妊娠出産が重なっても差し支えないですか?
口の中に金属や接着成分を入れることになると
母乳に影響しないか少し気になりました。
よろしくお願いします。
① Ans.
顎関節症の原因は単一でなく、いくつもの要因が重なって発症することが多いですので、今の状態が過去の矯正治療に起因しているかどうかはわかりません。
② Ans.
妊娠中の矯正治療は何ら心配ありません。
ひろ矯正歯科では、矯正中に妊娠、出産される方が沢山いらっしゃいますが、特に問題はありません。
- ひろ矯正歯科 院長 -