ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。
忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。
時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。
相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。
また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。
私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。
お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、システム上、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報や誹謗中傷が含まれているものには回答致しません。
ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いたほうが詳しく説明出来ますので、ここに書き込まれてもお返事はいたしません。
2020/12/23 01:20 [xxx.92.26.167]
なすさんへ
はじめまして。
開始から2年5ヶ月ですか??
矯正治療は、まず凸凹を改善する期間(レベリングと言います)が大体半年くらいで、長くても10ヶ月くらい、そのあと抜歯したスペースを閉じるのに大体半年くらいから、長くても10ヶ月くらいで、その後の仕上げに半年〜1年くらいかかると思って下さい。
ですので、普通は治療期間は大体2年くらいになります。
よほど何かの事情があれば、3年、あるいはもっと長期になる事がありますが、そのような例は少ないです。
治療開始から2年5ヶ月経っているのに、まだ抜歯した部分の隙間が開いているというのは、明らかにおかしいです。
先生の技量不足が考えられます。
その先生は矯正歯科専門医でしょうか?
一般歯科の先生でしたら、矯正歯科専門の医院に転医された方が良いと思います。
治療費を支払い済みの場合でも、治療の進み具合に応じて返金しなければいけないことになっています。
2020/12/12 16:11 [xxx.121.183.17]
まろんさんへ
はじめまして。
まず、その親知らずを抜くかどうかはレントゲンを見てみないとなんともお答え出来ません。
もしも親知らずが既に第二大臼歯の歯根を吸収している場合には、第二大臼歯を抜いて、親知らずをそこに移動して親知らずを第二大臼歯の代わりに使えるようにする事があるからです。
オープンバイトは、原因が舌癖である場合には相当やっかいです。
舌癖を改善してもらうことは非常に難しく、ほぼ100%患者さんの努力にかかっています。
再治療すれば開咬は改善しますが、舌癖が残っていればまた開咬になります。
2020/11/27 16:42 [xxx.129.20.28]
さきこさんへ
はじめまして。
まず、水平埋伏して第二大臼歯にぶつかっている親知らずは、放置すると第二大臼歯の歯根吸収を起こして第二大臼歯をダメにしてしまう原因となるため、痛みが無くても抜かなければなりません。
この場合、痛みが出てからでは遅いですので、今回抜歯したことは間違いでは無いと思います。
抜歯後の治癒は、抜歯窩が適切に血餅で満たされ、かつ、適切に縫合されていれば問題なく治癒してゆく筈ですが、抜歯窩の血餅が抜け落ちてしまった場合、ドライソケットという状態になり、焼けるような激しい痛みと腐敗臭があります。
このような状態になると、再度局所麻酔をかけて抜歯窩の掻爬を行う事が必要になりますが、「再掻爬は最終手段」、「再掻爬をすることはなかなかない」、という表現は、あまり適切では無い表現だと思います。全文を読んでいませんので、内容や意図することをがわかりませんが、「最終手段」というのは、悪いイメージに捉えがちですし、「再掻爬をすることはなかなかない」と書いている歯科医は、自分の腕が良いということを宣伝したいのかな、と思いますので、あまり気にされない方が良いと思います。
ドライソケットは、医師側の不手際と言うより、患者さんの不適切な含嗽が原因であることが多いです。つまり、抜歯窩には十分に血餅があったにもかかわらず、患者さんがお口を強くゆすいでしまったために、血餅が流れ落ちてしまい、ドライソケットになってしまうということです。
個人の書いているホームページでは、自分に都合の良いことだけ書いていたり、学術的に裏付けされていないことが書いてあったりしますので、鵜呑みにするのは良くないと思います。
口腔外科領域に関する事でしたら、日本口腔外科学会のサイトを参考にされては如何でしょうか。
2020/10/27 14:34 [xxx.97.96.57]
k.sちゃんさんへ
はじめまして。
矯正治療を考えておられるのでしたら、まず矯正治療のための検査・診断をして、一般歯科治療のタイミングを決めるのが良いと思います。
矯正治療前に治しておいた方が良いものと、歯並びが改善してから治した方が良いものがあり、歯並びが悪い状態で予め治療しても、歯並びが改善した後に虫歯の治療をもう一度やり直さないといけない事があるからです。ひろ矯正歯科では一般歯科診療はしませんので、補綴などの処置はかかりつけの歯科医院に依頼し、そちらで診て頂くようになります。
2020/10/23 14:35 [xxx.66.99.76]
まるさんへ
こんにちは。
「アンカースクリュー矯正にした」というのは、患者さんが決めたということでしょうか?
アンカースクリューというのは、診断の時点で使う必要があるか無いかが決まるもので、患者さんと相談して使うかどうかを決めるものでは無いので、その投稿は信憑性は低いと考えられます。
アンカースクリュー(MIA)を使うことで、以前では治療する事が困難であったもの、例えば著しい出っ歯、著しい叢生、著しいGummyの治療が出来るようになりましたが、MIAを使ったことで顔が短くなったというのは、おそらくその人がそう思っているだけで、実際には変わっていないと思います。
患者さんの主観というのは、結構間違っている事が多く、「xxxになった!」という人を検査して調べてみると、全然そのようになっていないことがよくあります。
実際にどのように変化したかを調べるには、治療前と治療後の側貌頭部X線規格写真を比べてみなければわからないことです。
顔が伸びるという点については、下顎が回転すれば伸びる可能性はありますが、これは意図的にそのように治療しないと起こらない事ですので、可能性が低いです。
成長期の遺伝性の下顎前突の人で、下顎が成長すれば顔の長さが伸びることはありますが、いずれもMIAとはあまり関係ありません。
2020/10/22 09:00 [xxx.132.207.192]
はるかのさん
はじめまして。
2才で不正咬合で、早く受診したほうが良いと言われましたか、、矯正歯科の常識からすると、考えられないことで、「それ、本当に歯医者?」って思います。
しかも、矯正歯科では無くて、小児歯科に行くように言われたことを考えると、その健診をしたのは小児歯科の先生だと思います。
だいたいあの先生だろうなと想像つきます。
たとえ遺伝的要素が強い不正咬合でも、2才で治療開始などというのはあり得ないです。
成長のスパートを考えると、上下の前歯が永久歯に生え替わってからでも遅くないのが普通ですが、顎の左右的なゆがみが著しい場合には6才頃から開始する場合もありますので、6才頃に受診されてはいかがでしょうか。
2020/10/17 15:17 [xxx.131.62.226]
スヌーピーさん
はじめまして。
典型的な悪徳商法のように思えます。薬剤師が医師、歯科医師の指示無しに患者さんを診察することは歯科医師法に違反しているのではないかと思いますが、そこまで詳しい法的知識は私は持ち合わせていませんので、返金、契約解除を含めて弁護士さんに相談されることをお勧めします。急いだほうが良いと思います。
2020/10/14 07:26 [xxx.106.36.36]
ちーちゃんさん
拝読しました。
拡大は、歯根が骨から出ていなければ良いですが、、これはCTを撮ってみないとわからないですね。
しかも拡大前のデータと比較して、初めて良し悪しが判断出来ます。
そのYoutuberがどうゆうご関係かはわかりませんが、注意して頂きたいのは、インターネットやSNSに書きこむのはNGだということです。
たとえ事実であっても、医院が特定出来たり、院長が誰かわかるような個人情報をアップして、negativeな事を書くと、立場が逆転する可能性があります。
よく飲食店や旅館など、Google mapなどのサイトに悪いクチコミを書く人がいますが、あれも訴えられる可能性があります。
あまりにもひどいお店など、私も書いてやろうかと思うことが無くはないですが、一切書かないようにしています。
2020/10/09 23:01 [xxx.241.53.38]
Rさんへ
はじめまして。
院長急逝による医院閉鎖とのことですが、治療していない分は当然返金請求して良いです。
何処に連絡すれば良いかわからない場合は、まず保健所に聞いてみて、それでわからない、あるいは返金に応じて貰えない場合は、弁護士さんに相談してみてはいかがでしょうか。
継続治療は、日本矯正歯科学会、または、日本臨床矯正歯科医会のホームページからお近くの専門医の先生を探して相談に行ってみてください。
日本矯正歯科学会は、
http://www.jos.gr.jp/roster/
日本臨床矯正歯科医会は、
https://www.jpao.jp/search
です。
2020/10/08 09:59 [xxx.149.166.1]
ちょうさんへ
はじめまして。
まず、短根歯ということですが、どの程度の短根なのか、形態はどうなのか、弯曲はあるのか等々よって変わってきます。
細くて弯曲している歯根は吸収しやすいように思いますし、親族間で共通性が見られるように思う、これらはいずれも私のprivate opinionですので、反対意見の先生もいらっしゃると思います。
私の経験上、low teenであれば、歯根吸収は殆ど心配は無いと思いますが、年が上がるにつれて、歯根吸収の可能性も増えてくると思いますので、今16才でしたら、なるべく早く治療開始した方が良いと思われます。
もちろん、成人の矯正治療でも、治療前後のレントゲンを比較してみて、殆ど歯根吸収が認められない、あるいは、吸収が認められても非常に僅かであるという患者さんもたくさんおみえになりますので、一概には何とも言えません。
治療開始に際しては、通院が可能かどうか、費用的な面で問題ないか、御本人の理解と同意は得られているか等々を考慮して、コロナ事情も含めて決められた方が良いと思います。
実際に矯正専門医を何軒か受診して相談されてみてはいかがでしょうか。
以下のリンクをご参照下さい。
「臨床指導医」というのが矯正専門医です。
http://www.jos.gr.jp/roster/