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治療の流れ

初診相談から治療までの流れ

ひろ矯正歯科では、以下のような順序で矯正治療を行っております。
初診相談はコーディネーターと呼ばれるスタッフが行うのではなく、院長が直接対応いたしますので、「前回のスタッフが言っていた事と 話が違う」ということがありません。
 
ひろ矯正歯科は、必要な処置を行うのに必要な時間だけお取りする時間制(予約制)ですが、通常、結構お待たせしてしまいます。
もちろん、皆さんお忙しいのは承知しておりますので、なるべく待たなくてもすむように いろいろと努力はしておりますが、1人1人、きちんと治療をしてゆくと、どうしても お待たせする事が多くなってしまいます。何卒、ご承知、御理解の上、通院してくださるようお願いいたします。
 

1. 初診相談

初診・相談では、お口の中を拝見し、気になっているところは何か、治したいところはどうゆうところか詳しくお話しを聞かせて頂き、それらを治療をするためには、どうゆう装置を使ったどうゆう治療が必要か、治療期間はどれくらいかかるか、費用はいくらくらい必要かということを御説明します。
 
ご希望であれば、検査は初診相談の日に行うことが出来ますが、治療を受けるか受けないか、何処で治療をうけるか、どのような治療を受けるかを決めるのは患者さんが決めることで、私たち歯科医師が決める事ではありません。
私の仕事は、偽りのない情報を提供し、患者さん御自身に判断して頂くことだと思っておりますので、相談に来ただけなのに、「治療した方がイイ」、「早くしないと間に合いませんよ」などの勧誘は一切しません。
 
初診相談料は 税込み 3,000円です。
希望されれば、相談のあと検査をすることは可能ですが、希望していない人を無理に勧誘することはありませんし、初診相談で 3,000円以上のお金を請求されることもありません。
但し、保険適応の方は自己負担額となります。
 

2. 検査

一般歯科で矯正治療をすると、検査はパノラマレントゲンと、歯型模型だけ、分析も何もされないことが多いですが、これではどこにどんな問題が潜んでいるかわかりませんので、非常に危険です。
 
ひろ矯正歯科では、側貌頭部X線規格写真(横顔のレントゲン)、正貌頭部X線規格写真(正面のレントゲン)、パノラマX線写真(お口全体のレントゲン)、デンタルX線写真(歯槽骨の状態や歯根の状態などを調べるレントゲン)、顎関節規格X線写真、さらに成長期の患者さんには左側手根骨X線写真(左手のレントゲン)、顔面写真、口腔内写真、歯列模型、必要に応じて、顎運動記録、筋電図、半調節性咬合器による顎関係記録などの検査を行います。
 
遠方からおみえになる方が多いので、初診相談のあと検査を希望されれば、引き続き検査を行う事が出来るようにスケジューリングしています。
検査費用は税込み 28,000円です。
 

3. 診断

診断では、コンピューターで分析した検査結果をもとに、治療方針、治療に要する時間、費用などについて詳しく御説明します。
矯正診断では、インフォームドコンセントの読み合わせを行い、矯正治療に伴う危険性などについて詳しく御説明し、その上で、患者さんが希望されれば、同意書にサインをして頂き、それから治療に入ってゆきます。
矯正診断料は税込み 37,000円です。
診断まで聞いて、治療をするかどうかを決めるという方もいらっしゃいます。
まだ決めかねているのに、強引に治療を勧められたとか、知らされていない費用を請求されたということは、ひろ矯正歯科ではありませんので、御安心下さい。
 
同意書には、治療に必要な費用について記してありますので、治療中に料金改定になり、値上げになったとか、聞いていないような費用を請求されるとか、あるいは、保定は別料金になるなどの心配はありません。
 

4. 治療開始

通常、矯正装置は金属製のものが一般的ですが、ひろ矯正歯科では同じ費用で 白く目立たない装置を使って治療を行うことが可能です。
また、歯の裏側に装置をつけて、装置が全く見えないように治療を行う事が可能です。
 
皆さんのお口の中に装置が入るのは、最も早い人では診断の当日、上下顎の装置を入れることが可能です。
治療中は概ね 6週間に1度通院していただき、装置の調整を行います。
 
通常、ひろ矯正歯科での治療の進行は、レベリング(凸凹を揃えること)に半年、そのあと、スペースのメンテナンスに半年(抜歯症例、非抜歯症例とも)、その後の仕上げに概ね 1年、といった具合で、治療期間は概ね 2年くらいです。
ですので、治療開始から 1年後には、凸凹もない、隙間もない、出っ歯も受け口も治っている状態ですが、そこから先がウデの見せ所となります。
「一般歯科で矯正をしたら、短期間で治った」というのは、上記の一番大切な「仕上げ」が行われていない事が多いです。

>> 装置の見えない矯正はこちら

>> 一般的な矯正はこちら


(左の写真は、本人了解の上、掲載しております。)
 
万が一、治療中に通院出来なくなった場合には、料金の精算を行いますので、その計算方法もインフォームドコンセントには記載されています。
治療開始前に全額支払わされて、「如何なる理由があっても返金しません」という念書を取る、これは違法です。
 

5. 保定

動的矯正治療が終わったら、きれいな歯並びを保つために、一定期間、歯を安定させます(保定)。
通常は、左の写真のような入れ歯みたいな保定装置を使いますが、この装置は、発音障害が著しく、食事の度にいちいち外さなければならない、使うのを忘れると歯が動いてしまう、口の中が不潔になりがちである、などの欠点があります。
ひろ矯正歯科では、このような保定装置は使いません。
 
ひろ矯正歯科で使う保定装置は、違和感もなく、全く見えません。
保定中も「糸ようじ」や「歯間ブラシ」などを使うことが出来ますので、虫歯になる心配もありません。
 
保定期間は 2年程度の医院が多く、保定も別料金、さらに、保定を 2年以上続ける場合には、長期保定料金として数万円かかる医院もありますが、ひろ矯正歯科では、保定は最低3年間で、保定料金は基本料金に含まれており、長期保定も別料金は頂きません。
患者さん御本人の希望により、保定を 20年、30年と、永年継続される方が増えています。
最初の 3年間は、半年ごとに来院して頂いて、噛み合わせのチェックや、歯石取り、歯のクリーニングなどを行います。
3年以上の長期保定を希望される方は、2〜3年に 1度は必ず来院して頂き、上記メンテナンスを行ってゆきます。
 

6. 治療終了

保定装置を外したい、という希望があれば、即座に撤去し、基本的に経過観察も修了となります。
それは御自身で決めて頂いています。

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