初診時 23歳の女性、上顎の前突と上下前歯の叢生を主訴に来院されました。
初診相談のあと検査を希望されましたので、当日検査を行いました。
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診断結果:
Angle Class II subdivision(Lt: 3.0mm)
Skeletal II (ANB 5.4)
ALD: -4.0/-4.0 mm
OJ/OB: 8.0/4.0 mm
Midline: A/A coincident with facial midline
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上記診断のもと、右上4、左上4を抜歯、下顎は水平埋伏している智歯を事前に抜歯して臼歯をup rightしてspaceを確保するという治療計画で矯正治療を開始しました。
患者さんの希望で、上下とも外からは見えない裏側に矯正装置を付けました。
装置は私が開発した “mienai bracket” を使用しています。
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治療開始から7か月後の状態です。
歯並びが改善されてきていることがわかります。
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治療開始から1年3か月後の状態です。
抜歯した部分がほぼ閉じましたので、ここから細部の仕上げを行ってゆきます。
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治療開始から25回の調整を行い、2年1ヶ月で治療終了、矯正装置を除去しました。
上顎の前突は改善され、歯並びが綺麗になりました。
また、抜歯した部分も完全に閉じています。
写真は装置を外した当日の写真ですので、裏側の歯肉辺縁が赤くなっていますが、歯周ポケットはなく、赤い部分は1ヶ月後の来院時には綺麗に引き締まった歯肉になっていました。
かかった費用は、初診相談料、検査・診断料、抜歯料、矯正基本料、調整料、消費税等を含め総額で 138万 3,800円でした。
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治療終了から3年後の状態です。
綺麗な歯並びを維持していることがわかります。
上下の銀歯は一般歯科の先生にお願いして、全て白い物にして頂きました。