初診時27歳の女性、上下前歯の前突感、叢生を主訴に来院されました。
初診相談の後、検査を希望されましたので、当日ひととおりの検査を行いました。
診断結果:
Angle Class Ⅰ
Skeletal I (ANB 2.7)
ALD: -3.0/-3.0 mm
OJ/OB: 3.0/3.0 mm
Midline: /A 2mm shift Lt
検査・分析の結果、右上4、左上4、右下5、左下5を抜歯し、矯正治療を開始しました。
患者さんの希望により、上下とも外からは見えない、裏側に矯正装置を付けました。
装置は私が開発した “mienai bracket” を使用しています。
治療開始から3ヶ月後の状態です。
すでに下の歯の凸凹が改善されています。
治療開始から11ヶ月目の状態です。
治療開始から1年5か月後の状態です。
前突は改善され、抜歯した部分が閉じていることが分かります。
治療開始から3年後の状態です。
ここから細かい調整をしていきます。
治療開始から35回の調整を行い、3年2か月で治療が終了し矯正装置を除去しました。
前突していた前歯は改善し、抜歯した部分も完全に閉じています。
かかった費用は、初診相談料、検査・診断料、抜歯料、矯正基本料、調整料、消費税等を含め総額で143万3,300円でした。
装置を外して3年後の状態です。
装置を除去した時と変わらず綺麗な歯並びを維持しています。