初診時 13歳の女性、前歯の前突、叢生を主訴に来院されました。
初診相談後、検査を希望されましたので、ひととおり検査を行いました。
診断結果:
Angle Class II div.(Rt: 7.0mm,Lt: 3.0mm)
Skeletal II (ANB 9.5)
ALD: -3.0/-4.0 mm
OJ/OB: 8.0/6.0 mm
Midline: /A 3mm shift Rt
検査・分析の結果、右上 4番、左上 4番、右下 5番、左下 5番を抜歯し、矯正治療を開始しました。
患者さんの希望により、上下とも外からは見えない裏側に矯正装置を付けました。
ブラケットは特注の Mienai bracketを使用しています。
治療開始から 1年 1か月後の状態です。
凸凹の歯並びは改善され、抜歯した部分が閉じていることが分かります。
治療開始から 2年後の状態です。
治療開始から 2年11ヶ月後の状態です。
細かな調整を行っているところです。
治療開始から 32回の調整を行い、3年 11ヶ月で治療が終了し矯正装置を除去しました。
前突していた前歯は後退し、凹凸が改善されています。
また、抜歯した部分の隙間は完全に閉じています。
写真は装置を外した当日のため、裏側の歯肉辺縁が赤くなっていますが、歯周ポケットはなく、1ヶ月後の来院時には綺麗に引き締まった歯肉になっていました。
かかった費用は初診相談料、検査・診断料、抜歯料、調整料、矯正基本料、消費税等を含め総額で 1,416,800円でした。
治療終了から 4年後の状態です。
治療終了時の綺麗な歯並びを維持しています。
ayouwa