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相談室

インターネット相談室

ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。
忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。
時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。
 
相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。
また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。
私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。
 
お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、システム上、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報や誹謗中傷が含まれているものには回答致しません。
 
ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いたほうが詳しく説明出来ますので、ここに書き込まれてもお返事はいたしません。
 
 

  • 矯正の治療計画について

    2025/01/25 23:42 投稿者:まゆ [xxx.28.99.196]

    2019年から現在まで、マウスピース矯正を行なっています。
    もともと左側だけが受け口の状態で、正中も左に下前歯1本分ほどずれており
    それを治すために矯正をはじました。

    ウェディングフォトの撮影や、結婚式を控えていたこともあり当初は見えないマウスピースがよかったため、マウスピース矯正を専門として扱っている病院を探していました。
    また、将来的に子供を考えていたものの、すぐに欲しいわけではなかったのでそれまでに終わればいいと思いこの期間しかないと思って探し始めました。
    マウスピースを専門としている病院に3院カウンセリングにいきました。1.3院目では抜歯をする治療はできないと断られ2院目である矯正歯科(現在通っている病院)のみ、マウスピースで治せること、正中が左にずれているが3年ほどで噛み合わせも治せる旨説明を受けたため、こちらでお願いしようと決めました。

    2019年1月に契約、支払いをし、COPAで正中を直す治療を開始、その後右側5番上下と左側の親知らず上下を抜歯して2019年4月からインビザラインで矯正開始しました。
    (残した右側の親知らずについて、上はまだ出てきておらず歯茎の中にいる状態、下の歯はもう出ている状態です)
    最初は加速装置を使用していたため、3日に1枚のペースで交換していました。

    その後、加速装置も使わなくなり7日に1枚のペースに変更(時期は覚えてないです)

    2022年あたりから、下の歯が全然内側に入らないことが気になり、どのくらいで終わるのか心配になったので何度か先生にあとどのくらいで終わるか確認していました。思うように右の上の親知らずが生えてこない事、それが動かせるようになれば内側に入る事の説明を受けたため治療継続しました。

    2023年2月に形状記憶型のマウスピースに変更になりました。インビザラインのシステムがよくわからなかったことや、期間があまりに伸びている気がしたので矯正の契約期間や追加費用が心配になり調べたところ、インビザラインの有効期限が5年であることを知り、来院した際に期限が5年のようだが治療は終わるのかと伺ったところインビザラインではないものになったので、契約期間はありませんとスタッフから説明がありました。
    (契約当初5年間ということも伝えられておらず、契約書にも期間の記載はありませんでした)

    それ以降も完全に内側に入る様子が見られなかったので
    2023年6月に来院した際に、素人目で見てあと1本抜いたら入るのかなという気がしてるが追加抜歯の必要はないのかと聞いたところ、必要ないと言われたのでそれを信じて治療継続
    何度も医院にいつになったら終わるか聞いていたのですが
    もうすぐ下の歯が入るところ、下の歯が内側に入ればあとはもう微調整で済むからあとちょっとなんだという回答を繰り返され、
    2024年8月くらいに、診察の際に改めてあとどのくらい期間がかかるか確認したところ、あと半年はかかるといわれたのでそのまま治療していました。

    2024年10月、オンライン診療にてすでにインビザラインの矯正期間が終わっている事、噛み合わせにはもっと歯を内側に入れる必要があるがあと1本抜歯しないとそれが叶わないだろうことの説明を受け、そのためにはさらにお金を払わなければいけないことの説明も受けました。今までマウスピースも20時間以上毎日つけていて、こちらの都合で型を取り直したこともありません。虫歯についても、契約前に治したほうがいいなどのアドバイスもなかったため、料金振込後確認したところ痛みがないのであればCOPAが来るまで待って来院時に拝見すると言われていたため、都度矯正歯科から紹介してもらって矯正に支障がないように治療してもらっていました。それなのにこちらに何の責任があって追加料金を払わなければいけないのかと伝えましたが、今すぐの話ではないと言われ、そのまま継続しました。

    2025年1月、抜歯の可能性を受け治療計画を知る必要があると思いオンライン診療のタイミングで先生に伺ったところ
    結論から言うともう綺麗に並んでいる状態でゴールはない(Uのカーブは綺麗だ)が、噛み合わせが気になるという事なのでそれは改めて分析してこれから治しましょうという説明を受けました。金額については、私はマウスピースをしっかりつけていたのでここから1年分は無料でさせていただきますとのこと。
    そもそも歯列矯正は審美のためのものではないはずで、私の場合は最初のカウンセリング時に話ししているにもかかわらずおかしいなと思い、他の病院で見てもらったところ
    噛み合わせを治すには抜歯はしなければならない事、その場合治療は1年では終わらない事、
    まだ正中もずれておりそもそも顎変形症の可能性があるということの説明を受けました。
    (カウンセリング時に手術という選択肢がある話をするべきだったと思う、と言われました)

    6年ほどの期間をかけ、妊娠中も出産後もマウスピースを欠かさずつけ、現在子育てと仕事をしながら病院に通う時間を作ったりしていたにもかかわらず全然終わっていない現実を目の当たりにし、やりきれない気持ちです。

    私は当初の治療計画のミスではないかと思っているのですが、5.6年経って抜歯が必要だと伝えられるケースはあるのでしょうか。
    また、まだ生え切っていない親知らずを待って治療するという計画は3年で終わる見込みがたつものなのでしょうか。
    (イレギュラーがあるということは理解しております)
    ちなみに抜歯する歯については、こちらから指示したこともなく、治るなら何処を抜いても何本抜いても構わないと伝えておりました。

    長くなり申し訳ございません。
    何かアドバイス等いただけましたら幸いです。
    よろしくお願いいたします。

    まゆさんへ

     

    はじめまして。

    お返事が遅くなり申し訳ありません。

    まず、その先生は、日本矯正歯科学会の臨床指導医に登録されていますか?

    6年という期間的なことや、治療経過を読ませて頂いて、矯正歯科の知識と技術がしっかりしている先生であるとは思えないです。

    まずは、資料保全の手続きをして、治療前の状態や治療経過を入手して、そのあと日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生のところに相談に行かれることをお薦めします。

     

     

     

     

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • セカンド・オピニオンの相談です。

    2025/01/23 06:55 投稿者:おおかわら [xxx.146.135.129]

    子(9歳)の歯の矯正と、逆性埋伏過剰歯(前歯と2番の間、鼻側に歯が向いている)についてです。
    歯の矯正中ですが、そのなかで埋伏過剰歯を発見し、このタイミングで抜歯を検討するよう案内がありました。
    紹介された口腔外科では、手術過程で前歯神経にさわって(傷をつけて)しまうかもしれないとのこと。歯並びを矯正するために、前歯の神経が傷ついてしまうとしたら本末転倒では?と考えてしまい、違う方法で過剰歯を抜歯できないか、それとも、矯正の方法・過程でなんとかならないかと悩んでいます。

    おおかわらさんへ

     

    はじめまして。

    お返事が遅くなり申し訳ありません。

    上顎正中逆性埋伏歯を抜くタイミングとしては、そろそろ、或いはもう少し早くても良かったかなと思います。

    全ての医療行為には、偶発症、合併症が考えられますが、私の経験上、上顎正中逆性埋伏歯の抜歯で永久中切歯の失活を起こした患者さんはいませんので、口腔外科医の腕次第ではないでしょうか。

    もちろん、かなり腕の良い口腔外科医でもインフォームドコンセントでそのように説明するのが普通ですが、口腔外科の先生とぶっちゃけた話どうなのか、お話しされてみては如何でしょうか。

    それでかなりハイリスクというのであれば、他の病院口腔外科を受診されることをお勧めします。

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 矯正治療の失敗

    2025/01/21 21:30 投稿者:きょうこ [xxx.139.69.68]

    55歳女性、矯正治療を始め2年半経ちました。
    前歯の叢生・加蓋咬合・正中のずれ・左右の噛み込みの高さの違い、また左6番欠損でブリッジもありの問題だらけの状態でした。
    矯正を始めるにあたり日本矯正歯科学会の認定医の病院5ヶ所に相談に行き、かかりつけの歯科医にも相談しよく考えて決めたつもりでした。
    リウマチ もあり口内炎も出来やすいので3ヶ所の病院では短期間で終わるように抜歯をせずIPLで隙間を作り綺麗に整える方法を提示され、2ヶ所の病院で右上犬歯の抜歯と根の治療をし騙し騙し使ってきた右7番をこの際抜歯し後ろの状態の良い親知らずの前方移動を提示されました。
    結局将来の経済的な事も考え、一番丁寧な対応だと感じた現在の病院で親知らずを動かす治療を開始しました。
    上の歯は上手く行ったのですが、下は抜歯後の状態が悪いと言われ上の治療開始後半年遅れでブラケットを付けました。
    しかし予定していたアンカースクリューは使えないと言われ結局今までワイヤーの調節のみで来ました。
    結果綺麗に真っ直ぐ生えていた親知らずは完全に横に倒れ隙間も埋まらず斜めになったままです。
    全く噛む機能ははたしていません。
    また右側全体が内側に倒れている為前歯も斜めになり
    下の歯のラインが右上がりに歪んでいます。
    NIKEのマークの様な状態です。
    右6番は親知らずに向かって凹んでいて内側に傾斜している為
    上の歯の外側と少し触れているだけで隙間があり、お米など小さい物や薄い物は全く噛めません。
    正中線もずれていますし左右の噛み込みの違いもそのままです。

    これまで治療の度に、噛めるようになるのか、左右のアーチが同じになるのか色々と心配で大丈夫なのかと医師に質問していましたが、いつも大丈夫・治療は予定通り順調です
    そんな言葉ばかりでした。
    しかし前回の治療時に、これ以上親知らずを寄せる事は無理でフラットにするには1年近く更にかかるので後1.2回で圧下したら一般歯科に渡して被せ物でフォローしてもらいましょうと
    治療の終了を告げられました。
    私には矯正の技術的な知識がないので医師の言葉を信じ、いつかワイヤーの調節で傾斜した歯が起きて歪みも治り噛めるようになるのかと思っていました。
    しかしその点を電話して質問したら「歯を起こす作業はしていない、噛み込みの深さの違いは元々で私からみたら今でも噛み合っている、噛める噛めないは個人の主観的な違いがある。
    元々の歯の形も悪いし食いしばる力が強く歯の動きも遅かった、正中が会わないのは元々骨格が少しずれているから仕方ない」と全て私のせいと言われました。
    始めの治療計画書には自分で正中のずれ・噛み合わせなど全ての問題点を解決させる方法と明記しているのに。

    今考えるとワイヤーを始めてから一度もレントゲン撮影をしていないし、歯科衛生士もおらずクリーニングも時間がないからとしてもらえない事もありおかしい点が多かったのに、何の知識もない私は2年半医師の言葉を信じ、コンプレックスを解消する為に新しいコンプレックスを作ってしまいました。
    かかりつけ医に相談したところ、先生も驚きとあきれとで
    今の状態で渡されても健康な歯を削らなければならないし、左右の高さの違いは後々の健康を考え絶対に良くないから話し合いをし、きちんと治療してもらうべきと言われました。
    セカンドオピニオンに行くようにも言われたので2ヶ所程行く予定ですが、これは医療ミスに当たらないのでしょうか?
    ちなみに次の予約まで面会も断られ電話も忙しいので困ると言われました。
    話し合いこのまま治療を続けるべきか転院すべきか毎日悩んでいます。

    きょうこさんへ

     

    はじめまして。

    お返事が遅くなり申し訳ありません。

    矯正治療の失敗というか、内容を読ませて頂くと、その先生の力量不足であるように感じます。

    「いつも大丈夫・治療は予定通り順調です」と答えていたのに、最初に計画した治療医計画のとおりに行かなかったことについて「歯を起こす作業はしていない、噛み込みの深さの違いは元々で私からみたら今でも噛み合っている、噛める噛めないは個人の主観的な違いがある。元々の歯の形も悪いし食いしばる力が強く歯の動きも遅かった、正中が会わないのは元々骨格が少しずれているから仕方ない」等々の言い訳は、医師としての常識と誠意に欠けていると思います。

    次の予約まで面会も断られ電話も忙しいので困ると言われた等々考えると、弁護士さんに相談された方が良いと思います。

     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • セカンドオピニオンについて

    2025/01/11 12:10 投稿者:ゆはは [xxx.239.174.13]

    矯正失敗について相談させていただいたものです。続けてすみません。
    顎の成長の治療がわからないのですが、ワイヤー矯正のみで、ワイヤーの調整をされるだけでした。ちなみに、歯根吸収についても説明はなく、レントゲン写真も1枚も撮られてないと思います。親として無知だったことに後悔しかありません。本当に子供に申し訳ないです。歯根吸収の可能は高いでしょうか?
    また、セカンドオピニオンについて。
    住んでいる県には専門医がおらず、認定医と臨床指導医ならいます。前の歯科の資料がなくても大丈夫ですか?子供のためにもう少し頑張りたいので、これからどのように行動したら良いか教えてください。
    何度もすみません。よろしくお願いします。

    ゆははさんへ
     
    治療前13歳であれば、顎の成長を使った治療は出来たと思います。
    それが必要であったかどうかは診てみないとわかりませんが、前回の文面で上顎が出ているわけではなく、下顎が下がっているという診断で、それが正しいなら、私なら下顎を延ばす治療をしたと思います。
    歯根吸収に関してはレンタルレントゲンあるいはCBCTを撮ってみればわかりますが、治療前のデータがないと矯正治療で吸収したのかどうかはわかりません。
    著しい歯根吸収があっても歯科医師の過失が無い場合があります。
    治療前に矯正治療で歯根吸収の可能性があるということの説明を受けていたかどうかが問題ではないでしょうか。
    調べたところ、お住まいの地域には2人の臨床指導医がいますので、早めに受診されることをお薦めします。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 歯科矯正に失敗したのでしょうか?

    2025/01/05 08:50 投稿者:ゆはは [xxx.180.4.236]

    いま16歳の娘です。21年11月からワイヤー矯正をし24年6月に終了、いまはリテーナーをつけて半年くらいです。矯正前の検査で下顎が後ろに下がっていると言われました。出っ歯が気になっていたのですが、前歯が出ているわけではないと。矯正で良くなると言われ、下の左右親知らずを抜いて、矯正を開始しました。2年半、きちんと通って、ワイヤーを外したときは娘も私も喜んでいました。後戻りに気を配りながら過ごしたこの半年、後戻りした場合の再矯正に着いて検索していたとき、こちらに辿り着き、これは矯正失敗なんじゃないかと気づきました。歯列は良くなったけど、下顎の位置は矯正前とほぼ変わらず、そのため口が閉じにくいようで、いつも空いていて、上の歯が見えています。下唇は大きくなったような気がします。先月の検診では虫歯ができてると言われました。小学生の時から通っており、矯正に対する考え方とか、治療について信頼しており、お願いしたのですが、いまになって後悔してきています。娘本人も思うところがあるのか、矯正の話をすると嫌がり、口内を見せてはくれません。これからどうしたら良いでしょうか?見解等よろしくお願いいたします。

    ゆははさんへ
     
    はじめまして。
    治療前の検査で下顎が後退していて、下顎の成長を促す治療をしたのでしょうか。
    治療前13歳でしたらそれは可能だと思いますが、治療終了時に治療の効果について説明はありましたか?
    矯正専門医の少ない地域ですが、なるべく早めに日本矯正歯科学会の臨床指導医(現 日本歯科専門医機構認定の矯正歯科専門医)のところに行ってセカンドオピニオンを得られることをお薦めします。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 再投稿です

    2024/12/29 19:18 投稿者:よしかわん [xxx.126.82.20]

    お忙しい中、早々のご説明ありがとうございます。
    再度重複があるかもしれませんが、

    上下顎とも拡げた理由は、顎が小さく歯列不正があり永久歯の生えるスペースが足りないとのことでした。
    非抜歯で1期治療をし、2期に移行せずに終了することも可能との説明もありました。

    1期から2期に移行する際の説明
    上顎の急速拡大装置の骨格を広げる効果は年齢とともに効果が落ちるためI期治療で適用しました。
    下顎のプレートで広げた量は歯列の拡大であるため、II期治療でワイヤーを使えばまた広げることは比較的容易です。
    しかしながら一度広げたものが安定しなかったことを考えると、II期治療でまた広げる選択をしても長期的に安定する期待は薄いでしょう。
    加えて、右上の第二小臼歯の歯根が短かった(先天性と説明されました)下顎の第二大臼の萌出スペースが不足していることもあり、抜歯をすることにより過剰な拡大をせずに歯を並べた方が長期的な安定が得られやすいと説明されました。

    1期で広げた歯列を2期で上下4本抜歯するとことに不信感と共に納得できずにいましたが、ご説明いただき発育過程という歯並びと骨格の両面を改善できる貴重な時間とお金を無駄にしたことを落胆し、子供に申し訳ない気持ちで一杯です。

    よしかわんさんへ
     
    1期治療で拡大を勧める歯科医師の言い分は、顎が小さくて歯が入りきらない、だから顎を拡げなければいけないというものですが、何を根拠に顎が小さいと言っているのか、殆どの歯科医師は、パノラマレントゲンだけを見て、側方永久歯が重なって写っている、だから入りきらない、顎が小さいからだ、と言いますが、混合歯列期にパノラマレントゲンを撮れば、未萌出の側方永久歯は重なって写るのが当たり前ですので、言っていること、やっていることが間違っています。
    よしかわんさんの場合、急速拡大とのことですが、急速拡大を行う前には、上顎歯列の明らかな狭窄と、臼歯部の交叉咬合はあったのでしょうか。
    急速拡大をしたあと、拡大前と比べてどのようになったか説明があって然るべきですし、2期に移行せずに終することも可能と言っておきながら、2期治療で抜歯をするなら、何を目的として拡大を行ったのかさらに疑問ですし、拡大をしておきながら「過大な拡大をせずに」というのも理解不能です。
    先生の説明は言いわけにしか聞こえず、対応も誠意を欠いているように思います。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 小児矯正1期終了後の保定装置について

    2024/12/26 17:16 投稿者:よしかわん [xxx.126.82.20]

    歯性の特徴
    上下顎前歯部叢生
    上顎前歯部唇側傾斜
    下顎前歯歯部舌側傾斜

    動的治療方法
    上顎急速拡大装置による上顎歯列の拡大
    トランスパラタルアーチによる拡大した歯列の保定
    拡大プレートにより下顎歯列を広げる

    女児8歳で開始
    1期期間2年6カ月
    観察期間3年6カ月

    1期終了時は綺麗に並んでいた歯が月日と共に乱れ矯正前のような酷い状態になりました。

    そもそも、1期終了の時に保定装置を外側にワイヤーが付いてるタイプ(無料)と歯の裏側に付けるタイプ(有料)の説明がありました。
    裏側タイプを選び次回付ける予約をしましたが、後戻りが心配だったので今までつけていたプレートをしておりました。

    予約日に来院すると院長がインフルエンザでお休みのため施術できないと言われてしまいました。
    こちらの処置は院長でないと出来ないと言われ、次回の予約でと言われ処置することなく帰宅しております。(コロナ禍初期)
    1ヶ月後の予約日も不在で、別の方が保定装置は付けなくて大丈夫との説明で、今迄装着していたプレートも院内で破棄されました。
    次回予約はコロナ禍で人数を減らしての処置になるとのことで2ヶ月後の予約となりました。
    2ヶ月後院長とお話ができたのですが、裏側保定は使うときではないと言われ、経過観察していくので心配しなくてもと言われおりました。
    歯列が乱れ何度も相談確認しましたが、2期治療をすれば大丈夫と言われ、1期治療はあくまで準備段階であり、1期治療だけで完結できるケースは多くないと言われてしまいました。

    1期終了時の歯並びで満足していたので2期治療のお話に戸惑いましたが、既に乱れた歯並びと矯正に関して無知のため違和感を感じたのです2期治療への移行は仕方のないことなのかと自分自身納得させました。

    2期治療は歯の永久歯が揃ってからと経過観察が続き、永久歯に生え変わった頃2期治療方針が4本抜歯と納得できない事だった為不信感と共にそもそも1期終了後保定装置を作ることがなく保定装置を使用していないことから歯列が乱れたのではないかと質問した所、

    院長回答
    保定装置はII期治療の終了後に装着するものですので、現在の状態を維持するための装置を装着する必要はございません。
    また、ネットの情報、他院のホームページの記載事項については無数に有り、玉石混淆と言えますのでコメントすることはできません。

    II期治療開始まで何年も保定装置を使い続けるメリットはありませんので使う必要ありません。
    一時的に前歯がずれたとしても落胆する必要はありません。II期治療を行えばI期終了時より良い状態になりますのでご安心下さい。
    と回答されました。

    納得できる回答ではなかった為、
    日本矯正歯科学会ページにある保定措置重要性とある部分
    歯並びや咬み合わせの改善のための歯の移動が終わると、新しい歯の良好な位置を維持するための保定が始まります。移動完了直後の歯はかなり動揺しています。これは、歯の周囲の骨や歯肉などの組織がしっかり歯を堅固に取り巻いていない理由によります。従って、保定装置を使用しなければ、もとの悪い不正咬合に戻ってしまうことになりかねません。通常、1年以上はできるだけ毎日保定装置を使用する必要があります。
    と記載があること、1期終了後保定措置を作っていないのは何故か質問した所、

    院長回答
    急速拡大装置で骨格と歯列を広げました。このうち骨格が広がった分は戻っていないはずです。歯列が広がった分だけが後戻りしたと考えられます。
    急速拡大装置を適用していなければ上顎は現在より小さかったはずで、効果は現在でも残っています。
    上顎の急速拡大を終え、その3ヶ月後にトランスパラタルアーチという装置に変更して歯列の幅を維持していました。
    トランスパラタルアーチを撤去したのは更にその1年2ヶ月後ですので急速拡大後の安定を図る意味では充分な期間、装着していたと言えます。

    下顎には確実に骨格を広げる装置は存在しないため、取り外しのできる拡大床(プレート)で上の歯列と幅を合わせるために広げました。
    下顎の歯並びの拡大を停止してから拡大後の保定という目的で1年以上使用していたことになります。

    それでも上下の歯並びがせばまってくるというのは、歯並びが骨格に対してややオーバーに広がっていたということです。
    矯正治療は誰でも歯が並び、長期安定するスペースが足りるまで骨を大きくできるというものではなく、限界があります。
    このような経過や、II期治療開始前の資料の分析結果を元に、抜歯を行なった方が良好な長期予後が得られやすいと考え提案いたしました。

    上記の内容からI期治療後の保定装置を製作する必要はありませんでした。

    と回答がありました。

    保定装置を選んだ件に関しては
    I期治療の保定装置の件ですが、恐縮ですがいただいた内容の記録が当院にございません。
    そのようなイレギュラーなことがあれば通常であればカルテに残すようになっています。
    もし当院の記録漏れということでしたら申し訳ございませんが、何とも言えないというのが正直なところです。

    と言われ裏側保定を選んだ事自体なかった事にされています。

    長文での相談で大変恐縮ですが、1期終了後に保定装置を使う事はないのですか。
    院長は認定医の資格がありますが、我が子の処置は正しいのですか。
    ご回答宜しくお願い致します。

    よしかわん さんへ
     
    はじめまして。
    1期治療のあとは、保定が必要な場合もありますが、例えば、顎の成長を利用して治療を行った場合、その治療中に保定を兼ねて経過観察を行っていれば、1期治療終了後に保定装置を使わずに、そのまま経過観察ということもあり得ます。
    1期治療は、治療前にどうゆう状態で、何が問題なのか、なので、何をどうするのか、そのためにどうゆう装置を使って、期間がどれ位、費用がいくらか、1期治療のあとは永久歯列期の矯正の開始時期までどのようにしてゆくのか、という説明が事前にあるのが当然ですし、もしもその計画どおりにいかないならば、その時点でその理由について説明があるのが当然だと思います。
     
    何を目的として、上下顎とも拡げたのでしょうか。
    混合歯列期の拡大は安定しないことが学術的に証明されていますので、読ませて頂いて、よくある混合歯列期の不必要な拡大、意味の無い拡大であるように思います。
     
    「別の方が保定装置は付けなくて大丈夫との説明で、今迄装着していたプレートも院内で破棄されました。」という点に関しても、医院側に責任があると思います。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 装置を外したあとの再調整【2度目の相談】

    2024/12/24 20:04 投稿者:大福餅 [xxx.4.217.23]

    お返事をありがとうございました。
    誰にも相談できずでしたので少し心が軽くなりました。

    途中体調不良で半年ほど期間をあけてしまったことや、ヘッドギアを十分に使えていなかったことや、担当の先生が認定医・指導医さんで経歴も立派な方であったので素人の自分が何か言うのもなと強く伝えられずになあなあで進めてしまった自分の落ち度もあると思います。

    先生に治していただきたいところ(過蓋咬合・少し残っている出っ歯・噛み合わせ)を再度お伝えしようと思います。
    転院の場合返金されるべきとのことですが、どのくらいが目安でしょうか?
    過蓋咬合とオーバージェットが5mm残っているとはいえ、横顔の突出感はあまりなく(所謂Eラインは整っている)口を閉じた状態では大きな問題はないように見えてしまいます。
    この状態で返金は適応なのでしょうか?

    長い間迷惑もかけつつお世話になったのでできるだけ穏便に進めたいのですが、どのように申し出るべきでしょうか。
    自分としては、何軒か認定医・指導医さんの矯正歯科でカウンセリングを受けて意見を聞いて、担当の先生に相談しようと思っています。
    他に何かするべきこと、準備したほうがいいことはありますでしょうか?

    2度目の相談となり申し訳ございません。
    お忙しいところ恐れ入りますが、お時間があるときにお返事いただけますと幸いです。

    大福餅さんへ
     
    「転院の場合返金されるべきとのことですが、どのくらいが目安でしょうか?」
    大福餅さんが書かれているように、まずは、他の日本歯科専門医機構認定の矯正歯科専門医の先生のところで相談してみて、治す場合には期間と費用はどれ位かかるか聞いてみて、それを元に、先生に相談されては如何でしょうか。
     
    「長い間迷惑もかけつつお世話になったのでできるだけ穏便に進めたいのですが、どのように申し出るべきでしょうか。」
    それは矯正専門医として、有り難いお言葉です。
    めげずに頑張ってください。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 装置を外したあとの再調整

    2024/12/22 11:28 投稿者:大福餅 [xxx.106.53.45]

    ご相談させていただきます。
    2日前にブラケット装置を外しました。
    20代、上下顎前突、出っ歯、軽度の厳生、過蓋咬合
    上下4本抜歯(右上のみ第5番?臼歯)
    上顎内中央にアンカースクリュー2本
    矯正器具装着から約5年経過

    外す前から、過蓋咬合が治っていない(下の歯か半分隠れている)、上歯列が左に流れており正中がかなりずれている、全体に噛み合っていないことを指摘しておりましたが、噛み合わせは外してから合ってくるとのことで結局そのまま外しました。

    いざ外してみるとオーバージェットが5mm残っており、出っ歯な印象があります。
    約5年間矯正器具をつけており、外したあとこのような状態でかなり驚いてしまいました。
    アンカースクリューも結局ほとんど使わず、予定を変えてヘッドギアを使いますとのことで、その辺りから少し不信感は抱いていました。(スクリューなしで大丈夫だと仰っていました)
    そのときに転院を検討すべきだったのですが、先生や歯科衛生士の皆様の印象が良かったのでそのまま通ってしまいました。

    装置を外してしまったあとに少しでも修正をしていただきたいと伝えても良いものでしょうか?
    お忙しいところ恐れ入りますが、お返事いただけますとうれしいです。

    大福餅さんへ
     
    はじめまして。
    読ませて頂いて、本当に矯正の知識と技術がある先生がきちんと治療計画に沿って治療を進めたのではない印象を受けます。
     
    治したいところが治っていなければ、それは先生に伝えるべきだと思います。
    矯正治療は準委任契約のため、治療結果を保証するものではありませんが、治したいところを伝えてあって、そこが治っていなければ、きちんと治して貰うべきだと思います。
    ただし、信頼関係が成立していないならば、転院を考えられたほうが良いと思います。
    その場合、費用は返金されるべきであると思います。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

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