初診時 22歳の女性、上顎の前突、叢生を主訴に来院されました。
初診相談後、検査を希望されましたのでひととおり検査を行いました。
診断結果:
Angle Class Ⅰ
Skeletal Ⅰ(ANB 4.4)
ALD: -6/-12mm
OJ/OB: 7/8mm
Midline: A/ 3mm shift Lt, /A 3mm shift Lt
fuoyunu
検査・分析の結果、右上 4番、左上 4番、右下 5番、左下5番を抜歯し、矯正治療を開始しました。
患者さんの希望により、上下とも表側から見えない、裏側に矯正装置を付けました。
治療開始から1ヶ月後の状態です。
治療開始から 4ヶ月後の状態です。
上顎の前突が改善されていることがわかります。
前歯の噛み合わせを浅くするために上顎にインプラントアンカーを使用しています。
治療開始から 1年 4ヶ月後の状態です。
抜歯した部分は閉じています。
前歯の噛み合わせも浅くなりましたので、インプラントスクリューは除去しました。
インプラントのあった部分は化膿することなく綺麗に治っています。
治療開始から 2年後の状態です。
細かな仕上げを行っているところです。
治療開始から 25回の調整を行い、2年 1ヶ月で治療が終了し、矯正装置を除去しました。
突出していた前歯は後退し、凸凹のない綺麗な歯並びになりました。
抜歯した部分の隙間は完全に閉じています。
写真は装置を外した当日のため、裏側の歯肉辺縁が赤くなっていますが、歯周ポケットはなく、1ヶ月後の来院時には綺麗に引き締まった歯肉になっていました。
かかった費用は、初診相談料、検査・診断料、抜歯料、矯正基本料、調整料、消費税等を含め総額で 1,270,500円でした。
治療終了から 3年後の状態です。
治療終了時の綺麗な歯並びを維持しています。