ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。
忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。
時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。
相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。
また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。
私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。
お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、システム上、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報や誹謗中傷が含まれているものには回答致しません。
ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いたほうが詳しく説明出来ますので、ここに書き込まれてもお返事はいたしません。
2021/04/23 22:08 [xxx.34.246.161]
大和さんへ
はじめまして。
その親不知が抜歯前にどうゆう状態で、その処置をされた両先生がどれほどの口腔外科の知識と経験があるのかわかりませんが、おそらく両先生とも口腔外科的処置に関しては長けた先生のようであると思います。
水平埋伏智歯が下歯槽神経に近接していて、埋伏智歯を抜歯する事で神経麻痺を起こす可能性が高い場合には、2回法と言って、第二大臼歯の歯根にぶつかっている親不知の頭の部分だけを切断して摘出し、歯根はそのままにしておく方法があります。
残っている歯根は、時間が経つと下歯槽神経から離れてきますので、それから抜けば、神経麻痺のリスクを回避して安全に抜歯を完了することが出来ます。残っている歯根がそのままで支障なければ、そのまま摘出せずに様子を診ることもあります。
お尋ねのガーゼの件は、ドレナージと言います。
外科的処置をしたあと、滲出液が著しい場合や、膿が出ている場合などは傷口がふさがってしまうと逆に治癒を妨げますので、ガーゼのドレーンを入れることはあります。
処置後に先生から説明があったと思いますが、心配でしたらドレーンを入れてくれた先生にお聞きになるのが良いと思います。