ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。
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時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。
相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。
また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。
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2021/07/21 22:12 [xxx.83.231.245]
くまママさんへ
はじめまして。
9才で拡大ですか、、。
なぜ拡大が必要なのか、ちゃんと検査をして、正しい診断のもとに行われていますか?
おそらく小児歯科医か一般歯科医で矯正もやっているという医院で、詳細な検査はされておらず、パノラマレントゲンだけを撮って、横の永久歯が重なって写っているのを見せられて、「顎が小さくて永久歯の入る隙間が足りないから、顎を拡げないといけない」と言われたのではないでしょうか?
9才頃にパノラマを撮れば、永久歯の側方歯群は重なって写るのは当たり前で、重なって写っているから顎を拡げる治療をしなければいけない、というのは、成長発育を理解していない歯科医師です。
私達矯正専門医は、きちんと検査をして、本当に顎の拡大が必要な場合には、「拡大床」などは使わず、急速拡大装置(RPE)というのを使う事が多いです。
ほかにもバイヘリックス(BH)、クアッドヘリックス(QH)などの拡大装置もありますが、これらは顎の幅を拡げるのでは無く、歯列の幅を拡げる装置で、あまり使われません。
ある種の矯正装置は、舌の動きを妨げることがありますが、その装置が必要なのであれば、治療継続出来るように指導するのが普通だと思います。
拡大床に舌を突っ込んでわざと外していると言われた事に関しては、外れてしまうのは維持装置に問題があるように思います。
拡大床の歯の部分にはクラスプと呼ばれる針金が付いていますか?
インフォームドコンセントや治療契約書は、治療を開始する前には絶対必要なものです。
治療が完了していなければ、支払ったあとでも返金請求をする事が出来ます。
悪質な例では、治療前に全額支払わされ、一旦支払ったお金は如何なる理由があっても返金しません、という念書を取られることがありますが、これは法的に無効ですので、仮にそうゆう念書にサインしてしまった場合でも、お金は返してもらうことが出来ます。