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スタッフブログ

  • 2016/04/02

    矯正歯科医会

    こんにちは☆受付の山下です!!
    2016年 2月 24日、歯科衛生士の永井さんと丸山さん、そして私の三人で、第43回日本臨床矯正歯科医会長野大会に参加してきました。

     

     

    会場はホテルメトロポリタン長野です。
    この部屋は、スタッフプログラムですが、この大きな部屋が満席で、立ち見の人もたくさんいました。
    他の医院の歯科衛生士さんが 「新人スタッフ育成3つのポイント」について講演されていましたが、落ち着いて発表され、内容もわかりやすく、すごいなあと感動しました。

     

     

    ひろ矯正歯科でも、4月から新しいスタッフを迎え入れるということもあり、スタッフ育成についての話はとても参考になりました。
    その中に“マニュアルの一部を新人スタッフが作成する”というお話がありました。
    マニュアルは、大抵どこの医院や会社にもおいてあるものであり、そのマニュアルを使って新人に教えるものだと思いますが、あえてそのマニュアルを新人スタッフが作成するというのです。
    なぜかというと、ベテランスタッフが作ったものは、あまり知識がない新人スタッフからしてみたら、わかりづらいからです。
    そこで、新人スタッフが自分のレベルにあったわかりやすいマニュアルを自ら作成し、そのマニュアルを先輩スタッフや院長が確認し、完成させる。
    そういった工夫をすることにより、新人スタッフがプロとしての自覚を持ち、仕事を早期にスタートしていくことが可能になるのだと感じました。

     

    他には、チェックシートの活用による評価を取り入れるというお話もありました。
    ひろ矯正歯科でも、新人衛生士に対しては、「衛生士習得リスト」と、「新人衛生士マニュアル」というものがあります。
    まず、衛生士習得リストには、衛生士がやるべき仕事の内容を細かく記載し、それぞれにチェック項目をつけ、新人衛生士が習得したものからどんどんチェックをつけていくようになっています。
    そして新人衛生士マニュアルには、初日、1週目、2週目、3週目、4週目、2ヶ月後・・・といった、それぞれの日数に応じたレベルの仕事内容をそれぞれの日数ごとに記載してあります。
    こうすることで、入社してから順に覚えなければいけないこと、やらなければいけないことが明確になり、また、「いつまでに○○を達成させる」といった目標もたてやすいのです。

     

    しかし今までは、これらの取り組みに対し、私たち先輩スタッフが評価をするという項目がありませんでした。
    今回の新人育成ポイントについての発表を踏まえ、チェックシートに毎日の日付と、先輩スタッフ、そして院長の評価も加えることにより、その日の反省点や、次に向けての改善点がより一層わかりやすくなり、常に向上心を持って仕事に取り組めるのではないかと思いました。

     

    午後は症例展示、学術展示、商社展示を見て、最後に東京歯科大学解剖学講座教授の阿部伸一先生による「摂食・嚥下(形態学・筋組織)のメカニズム―MFTの為に知っておきたい機能解剖学的知識―」についての講演を聞きました。

     

     

     

     


    懇親会は、超満員でした。

     

    学会というと、難しい、堅苦しい、というイメージがありましたが、日本臨床矯正歯科医会はとてもためになり、また参加したいと思いました。

     


     
    来年は、ヒルトン成田で開催されるそうです。

     

     

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