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2025/01/11 12:10
投稿者:ゆはは
[xxx.239.174.13]
矯正失敗について相談させていただいたものです。続けてすみません。
顎の成長の治療がわからないのですが、ワイヤー矯正のみで、ワイヤーの調整をされるだけでした。ちなみに、歯根吸収についても説明はなく、レントゲン写真も1枚も撮られてないと思います。親として無知だったことに後悔しかありません。本当に子供に申し訳ないです。歯根吸収の可能は高いでしょうか?
また、セカンドオピニオンについて。
住んでいる県には専門医がおらず、認定医と臨床指導医ならいます。前の歯科の資料がなくても大丈夫ですか?子供のためにもう少し頑張りたいので、これからどのように行動したら良いか教えてください。
何度もすみません。よろしくお願いします。
ゆははさんへ
治療前13歳であれば、顎の成長を使った治療は出来たと思います。
それが必要であったかどうかは診てみないとわかりませんが、前回の文面で上顎が出ているわけではなく、下顎が下がっているという診断で、それが正しいなら、私なら下顎を延ばす治療をしたと思います。
歯根吸収に関してはレンタルレントゲンあるいはCBCTを撮ってみればわかりますが、治療前のデータがないと矯正治療で吸収したのかどうかはわかりません。
著しい歯根吸収があっても歯科医師の過失が無い場合があります。
治療前に矯正治療で歯根吸収の可能性があるということの説明を受けていたかどうかが問題ではないでしょうか。
調べたところ、お住まいの地域には2人の臨床指導医がいますので、早めに受診されることをお薦めします。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2025/01/05 08:50
投稿者:ゆはは
[xxx.180.4.236]
いま16歳の娘です。21年11月からワイヤー矯正をし24年6月に終了、いまはリテーナーをつけて半年くらいです。矯正前の検査で下顎が後ろに下がっていると言われました。出っ歯が気になっていたのですが、前歯が出ているわけではないと。矯正で良くなると言われ、下の左右親知らずを抜いて、矯正を開始しました。2年半、きちんと通って、ワイヤーを外したときは娘も私も喜んでいました。後戻りに気を配りながら過ごしたこの半年、後戻りした場合の再矯正に着いて検索していたとき、こちらに辿り着き、これは矯正失敗なんじゃないかと気づきました。歯列は良くなったけど、下顎の位置は矯正前とほぼ変わらず、そのため口が閉じにくいようで、いつも空いていて、上の歯が見えています。下唇は大きくなったような気がします。先月の検診では虫歯ができてると言われました。小学生の時から通っており、矯正に対する考え方とか、治療について信頼しており、お願いしたのですが、いまになって後悔してきています。娘本人も思うところがあるのか、矯正の話をすると嫌がり、口内を見せてはくれません。これからどうしたら良いでしょうか?見解等よろしくお願いいたします。
ゆははさんへ
はじめまして。
治療前の検査で下顎が後退していて、下顎の成長を促す治療をしたのでしょうか。
治療前13歳でしたらそれは可能だと思いますが、治療終了時に治療の効果について説明はありましたか?
矯正専門医の少ない地域ですが、なるべく早めに日本矯正歯科学会の臨床指導医(現 日本歯科専門医機構認定の矯正歯科専門医)のところに行ってセカンドオピニオンを得られることをお薦めします。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2024/12/29 19:18
投稿者:よしかわん
[xxx.126.82.20]
お忙しい中、早々のご説明ありがとうございます。
再度重複があるかもしれませんが、
上下顎とも拡げた理由は、顎が小さく歯列不正があり永久歯の生えるスペースが足りないとのことでした。
非抜歯で1期治療をし、2期に移行せずに終了することも可能との説明もありました。
1期から2期に移行する際の説明
上顎の急速拡大装置の骨格を広げる効果は年齢とともに効果が落ちるためI期治療で適用しました。
下顎のプレートで広げた量は歯列の拡大であるため、II期治療でワイヤーを使えばまた広げることは比較的容易です。
しかしながら一度広げたものが安定しなかったことを考えると、II期治療でまた広げる選択をしても長期的に安定する期待は薄いでしょう。
加えて、右上の第二小臼歯の歯根が短かった(先天性と説明されました)下顎の第二大臼の萌出スペースが不足していることもあり、抜歯をすることにより過剰な拡大をせずに歯を並べた方が長期的な安定が得られやすいと説明されました。
1期で広げた歯列を2期で上下4本抜歯するとことに不信感と共に納得できずにいましたが、ご説明いただき発育過程という歯並びと骨格の両面を改善できる貴重な時間とお金を無駄にしたことを落胆し、子供に申し訳ない気持ちで一杯です。
よしかわんさんへ
1期治療で拡大を勧める歯科医師の言い分は、顎が小さくて歯が入りきらない、だから顎を拡げなければいけないというものですが、何を根拠に顎が小さいと言っているのか、殆どの歯科医師は、パノラマレントゲンだけを見て、側方永久歯が重なって写っている、だから入りきらない、顎が小さいからだ、と言いますが、混合歯列期にパノラマレントゲンを撮れば、未萌出の側方永久歯は重なって写るのが当たり前ですので、言っていること、やっていることが間違っています。
よしかわんさんの場合、急速拡大とのことですが、急速拡大を行う前には、上顎歯列の明らかな狭窄と、臼歯部の交叉咬合はあったのでしょうか。
急速拡大をしたあと、拡大前と比べてどのようになったか説明があって然るべきですし、2期に移行せずに終することも可能と言っておきながら、2期治療で抜歯をするなら、何を目的として拡大を行ったのかさらに疑問ですし、拡大をしておきながら「過大な拡大をせずに」というのも理解不能です。
先生の説明は言いわけにしか聞こえず、対応も誠意を欠いているように思います。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2024/12/26 17:16
投稿者:よしかわん
[xxx.126.82.20]
歯性の特徴
上下顎前歯部叢生
上顎前歯部唇側傾斜
下顎前歯歯部舌側傾斜
動的治療方法
上顎急速拡大装置による上顎歯列の拡大
トランスパラタルアーチによる拡大した歯列の保定
拡大プレートにより下顎歯列を広げる
女児8歳で開始
1期期間2年6カ月
観察期間3年6カ月
1期終了時は綺麗に並んでいた歯が月日と共に乱れ矯正前のような酷い状態になりました。
そもそも、1期終了の時に保定装置を外側にワイヤーが付いてるタイプ(無料)と歯の裏側に付けるタイプ(有料)の説明がありました。
裏側タイプを選び次回付ける予約をしましたが、後戻りが心配だったので今までつけていたプレートをしておりました。
予約日に来院すると院長がインフルエンザでお休みのため施術できないと言われてしまいました。
こちらの処置は院長でないと出来ないと言われ、次回の予約でと言われ処置することなく帰宅しております。(コロナ禍初期)
1ヶ月後の予約日も不在で、別の方が保定装置は付けなくて大丈夫との説明で、今迄装着していたプレートも院内で破棄されました。
次回予約はコロナ禍で人数を減らしての処置になるとのことで2ヶ月後の予約となりました。
2ヶ月後院長とお話ができたのですが、裏側保定は使うときではないと言われ、経過観察していくので心配しなくてもと言われおりました。
歯列が乱れ何度も相談確認しましたが、2期治療をすれば大丈夫と言われ、1期治療はあくまで準備段階であり、1期治療だけで完結できるケースは多くないと言われてしまいました。
1期終了時の歯並びで満足していたので2期治療のお話に戸惑いましたが、既に乱れた歯並びと矯正に関して無知のため違和感を感じたのです2期治療への移行は仕方のないことなのかと自分自身納得させました。
2期治療は歯の永久歯が揃ってからと経過観察が続き、永久歯に生え変わった頃2期治療方針が4本抜歯と納得できない事だった為不信感と共にそもそも1期終了後保定装置を作ることがなく保定装置を使用していないことから歯列が乱れたのではないかと質問した所、
院長回答
保定装置はII期治療の終了後に装着するものですので、現在の状態を維持するための装置を装着する必要はございません。
また、ネットの情報、他院のホームページの記載事項については無数に有り、玉石混淆と言えますのでコメントすることはできません。
II期治療開始まで何年も保定装置を使い続けるメリットはありませんので使う必要ありません。
一時的に前歯がずれたとしても落胆する必要はありません。II期治療を行えばI期終了時より良い状態になりますのでご安心下さい。
と回答されました。
納得できる回答ではなかった為、
日本矯正歯科学会ページにある保定措置重要性とある部分
歯並びや咬み合わせの改善のための歯の移動が終わると、新しい歯の良好な位置を維持するための保定が始まります。移動完了直後の歯はかなり動揺しています。これは、歯の周囲の骨や歯肉などの組織がしっかり歯を堅固に取り巻いていない理由によります。従って、保定装置を使用しなければ、もとの悪い不正咬合に戻ってしまうことになりかねません。通常、1年以上はできるだけ毎日保定装置を使用する必要があります。
と記載があること、1期終了後保定措置を作っていないのは何故か質問した所、
院長回答
急速拡大装置で骨格と歯列を広げました。このうち骨格が広がった分は戻っていないはずです。歯列が広がった分だけが後戻りしたと考えられます。
急速拡大装置を適用していなければ上顎は現在より小さかったはずで、効果は現在でも残っています。
上顎の急速拡大を終え、その3ヶ月後にトランスパラタルアーチという装置に変更して歯列の幅を維持していました。
トランスパラタルアーチを撤去したのは更にその1年2ヶ月後ですので急速拡大後の安定を図る意味では充分な期間、装着していたと言えます。
下顎には確実に骨格を広げる装置は存在しないため、取り外しのできる拡大床(プレート)で上の歯列と幅を合わせるために広げました。
下顎の歯並びの拡大を停止してから拡大後の保定という目的で1年以上使用していたことになります。
それでも上下の歯並びがせばまってくるというのは、歯並びが骨格に対してややオーバーに広がっていたということです。
矯正治療は誰でも歯が並び、長期安定するスペースが足りるまで骨を大きくできるというものではなく、限界があります。
このような経過や、II期治療開始前の資料の分析結果を元に、抜歯を行なった方が良好な長期予後が得られやすいと考え提案いたしました。
上記の内容からI期治療後の保定装置を製作する必要はありませんでした。
と回答がありました。
保定装置を選んだ件に関しては
I期治療の保定装置の件ですが、恐縮ですがいただいた内容の記録が当院にございません。
そのようなイレギュラーなことがあれば通常であればカルテに残すようになっています。
もし当院の記録漏れということでしたら申し訳ございませんが、何とも言えないというのが正直なところです。
と言われ裏側保定を選んだ事自体なかった事にされています。
長文での相談で大変恐縮ですが、1期終了後に保定装置を使う事はないのですか。
院長は認定医の資格がありますが、我が子の処置は正しいのですか。
ご回答宜しくお願い致します。
よしかわん さんへ
はじめまして。
1期治療のあとは、保定が必要な場合もありますが、例えば、顎の成長を利用して治療を行った場合、その治療中に保定を兼ねて経過観察を行っていれば、1期治療終了後に保定装置を使わずに、そのまま経過観察ということもあり得ます。
1期治療は、治療前にどうゆう状態で、何が問題なのか、なので、何をどうするのか、そのためにどうゆう装置を使って、期間がどれ位、費用がいくらか、1期治療のあとは永久歯列期の矯正の開始時期までどのようにしてゆくのか、という説明が事前にあるのが当然ですし、もしもその計画どおりにいかないならば、その時点でその理由について説明があるのが当然だと思います。
何を目的として、上下顎とも拡げたのでしょうか。
混合歯列期の拡大は安定しないことが学術的に証明されていますので、読ませて頂いて、よくある混合歯列期の不必要な拡大、意味の無い拡大であるように思います。
「別の方が保定装置は付けなくて大丈夫との説明で、今迄装着していたプレートも院内で破棄されました。」という点に関しても、医院側に責任があると思います。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2024/12/24 20:04
投稿者:大福餅
[xxx.4.217.23]
お返事をありがとうございました。
誰にも相談できずでしたので少し心が軽くなりました。
途中体調不良で半年ほど期間をあけてしまったことや、ヘッドギアを十分に使えていなかったことや、担当の先生が認定医・指導医さんで経歴も立派な方であったので素人の自分が何か言うのもなと強く伝えられずになあなあで進めてしまった自分の落ち度もあると思います。
先生に治していただきたいところ(過蓋咬合・少し残っている出っ歯・噛み合わせ)を再度お伝えしようと思います。
転院の場合返金されるべきとのことですが、どのくらいが目安でしょうか?
過蓋咬合とオーバージェットが5mm残っているとはいえ、横顔の突出感はあまりなく(所謂Eラインは整っている)口を閉じた状態では大きな問題はないように見えてしまいます。
この状態で返金は適応なのでしょうか?
長い間迷惑もかけつつお世話になったのでできるだけ穏便に進めたいのですが、どのように申し出るべきでしょうか。
自分としては、何軒か認定医・指導医さんの矯正歯科でカウンセリングを受けて意見を聞いて、担当の先生に相談しようと思っています。
他に何かするべきこと、準備したほうがいいことはありますでしょうか?
2度目の相談となり申し訳ございません。
お忙しいところ恐れ入りますが、お時間があるときにお返事いただけますと幸いです。
大福餅さんへ
「転院の場合返金されるべきとのことですが、どのくらいが目安でしょうか?」
大福餅さんが書かれているように、まずは、他の日本歯科専門医機構認定の矯正歯科専門医の先生のところで相談してみて、治す場合には期間と費用はどれ位かかるか聞いてみて、それを元に、先生に相談されては如何でしょうか。
「長い間迷惑もかけつつお世話になったのでできるだけ穏便に進めたいのですが、どのように申し出るべきでしょうか。」
それは矯正専門医として、有り難いお言葉です。
めげずに頑張ってください。
- ひろ矯正歯科 院長 -