ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。
忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。
時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。
相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。
また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。
私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。
お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、システム上、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報や誹謗中傷が含まれているものには回答致しません。
ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いたほうが詳しく説明出来ますので、ここに書き込まれてもお返事はいたしません。
2021/08/12 11:55 [xxx.118.228.200]
りんさんへ
はじめまして。
お尋ねの「ワイヤー矯正での治療が終わった後にそのまま一年半程度ワイヤーを付けっぱなしにしておいても保定の役割になるのでは、、」という点、そのとおりで、保定の役割になりますが、そのままブラケットとワイヤーが付いているのと、舌側にリテーナーを付けるのでは、外れにくさ、違和感、歯磨きなどの口腔清掃の問題、審美的な問題などの点でリテーナーの方が優れているので、ブラケット・ワイヤーを外してリテーナーにするわけです。
「舌が痛くなってしまいました。」に関しては、どうゆうワイヤーを付けたのかわかりませんが、例えばひろ矯正歯科で使っているワイヤーはアメリカ製の非常に細いワイヤー使い、接着剤も殆ど外れない、磨耗しない物を使っていますので、患者さんの苦痛は殆どありません。保定用ワイヤーはいろんなメーカーからいろんな太さ、いろんな材質の物が出ていますので、ワイヤー自体が良くなかったのかも知れませんね。
ベッグタイプリテーナーは、アメリカでは一般的に使われていますが、発音障害の問題と違和感、着け忘れたら動いてしまう可能性がある等の点で、ひろ矯正歯科では特殊な事情がない限り、上下とも歯の裏側に接着するタイプを使い、ベッグタイプは、まず使う事はありません。
ちなみにひろ矯正歯科では、保定期間は最低3年間、その間は半年に1度チェックに来て頂き、3年経過した時点で外してしまうか継続するかを患者さん御自身に決めて頂いていますが、殆どの方は外さすに継続されますので、15年、20年と長期保定の方が多く、長期保定の方は特にトラブルが無い限り 3年に1度チェックに来て頂いていますが、殆どの方が非常に綺麗な良好な歯ならびを維持していらっしゃいます。
アメリカでは矯正治療は保険治療になりますので、再治療は再度お金がかかるのが普通ですが(患者さんの負担は僅かです)、アジアでは矯正治療は保険外であることが多く、とりわけ日本では、最初の治療と同じ先生の所であれば、再チャージされることはあまり無いように思いますので、御参考まで(先生によって違いますが)。