ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。
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2022/07/05 11:14 [xxx.37.255.65]
ちょこさんへ
はじめまして。
専門的な話になりますが、第一大臼歯の咬合関係にはⅠ級、Ⅱ級、Ⅲ級があります。
上顎第一大臼歯に対して下顎の第一大臼歯が後ろに位置している場合はⅡ級になります。
ちょこさんは左がⅡ級だと思います。
この場合、上は抜いても下は抜かない(Ⅱ級仕上げ)ということがありますので、先生はそうゆう診断から左下は抜かないという選択をされたのだと思います。
この場合、左下の小臼歯を抜いても左下の臼歯を手前に移動するだけで、抜いた意味がないことが多いです。
ちょこさんの場合、治療前に下顎の正中が左に寄っていたのでしたら、これらの状況から左下は非抜歯になったのではないかと考えられます。
上だけ抜いて下は抜かないで、大臼歯がズレた状態で問題ないのか、と聞かれる患者さんが多いですが、これはⅡ級仕上げというきちんとした治療法の1つですので、心配は無用です。
先生は検査結果を分析されて治療方針を立てておられると思いますので、専門外の人から「抜いて欲しい」と言われて、気分を害されたのではないでしょうか。(私はお口の中を見ていませんので、先生の判断が間違っていないと言い切ることは出来ませんが)
下顎は左右にズレて噛んでしまうことがありますので、左の犬歯小臼歯が外側に出ていても、じつは「かみ癖」ということもあります。
一度、他の専門医の先生のところに行って、セカンドオピニオンを求めてみてはいかがでしょうか。