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相談室

インターネット相談室

ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。
忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。
時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。
 
相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。
また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。
私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。
 
お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、システム上、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報や誹謗中傷が含まれているものには回答致しません。
 
ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いたほうが詳しく説明出来ますので、ここに書き込まれてもお返事はいたしません。
 
 

  • 6歳より急速拡大装置から保定なし、拡大床から保定なし、

    2024/08/16 03:08 投稿者:ゆーママ [xxx.200.203.129]

    現在、10歳になる娘の事でご相談お願いいたします。
    6歳時に、早めに治療すればするほど非抜歯で、将来的に並べることができるとの説明を受け、矯正を開始。
    急速拡大装置を3ヶ月つけ、見た目もかなり広がりました。しかし、その後の、保定はいらないとのことで、何もせず経過化観察で1年過ごしました。まだ、上は全て乳歯でした。
    1年後、7歳時に拡大床を開始、上は1番のみ永久歯に生え変わり。
    1年ほど拡大床をつけ、見た目もかなり広がり、2番が抜けたタイミングで拡大床は終了。
    その後、保定なし、何も器具をつけず、半年ごとのレントゲンを撮影をしていました。
    保定なしなので、スペースを広げて閉じてまた広げで閉じて、でした。
    2番が生えてくるタイミングで、スペースが閉じてしまったので、3番の乳歯も、抜けてしまいました。
    その後、上唇真ん中の筋を切開しました。
    2年ほどレントゲン撮影のみでしたが、
    先日、レントゲン撮影に行った所、3番の永久歯によって、2番永久歯の歯根吸収が起きているので、
    大学病院で治療するように指示があり、
    こちらの病院では治療終了と言われました。
    レントゲンを見ると、両側2番の歯根吸収で三分の一ありませんでした。
    1番にもかすっています。

    説明を求めると、「成長によるものなので、矯正のせいではない、返金もできない」と舌打ちをされ、紹介状を渡され終了となりました。

    歯根吸収の、話ははじめて聞く話で、この4年間なんの説明もありませんでした。
    半年ごとにレントゲンを撮っていても、ここまで進行するまで、何故ほうっておいたのか、理由が想像も、できません。
    もともと、6歳時に撮ったレントゲンでは、永久歯犬歯は真下を向いていて、何も問題ありませんでした。その後のレントゲンは、歯根吸収を指摘された時のみ、見せてもらえたのみで、4年間、一切、見せてもらえませんでした。

    口腔内写真撮らない、レントゲンもみせない、
    いま振り返ってみれば、おかしな点がいくつもあったのに、病院を変えるなど気付いて行動できなかった自分を後悔しています。

    保定なしの拡大のせいで、永久歯犬歯が内側を向いてしまう可能性はあるのでしょうか?



    ゆーママさんへ
     
    はじめまして。
    「早めに治療すればするほど非抜歯で、将来的に並べることができる」、これは、関わってはならない歯科医師の決まり文句です。
    6才で全て乳歯で急速拡大、あり得ないことですが、固定式の装置だったでしょうか?
    しかも、本当に急速拡大が必要な状況だったのでしょうか?
    上顎の奥歯は右も左も下顎よりも幅が狭く、中に入っていましたか?
    拡大後に保定をしない、これもあり得ないです。
     
    上唇小帯を切ったとのことですが、本当に必要な処置だったかどうか、そして適切な処置をされていたかどうかも疑問です。
    しかも6才から今まで4年間かかっていて、2番の歯根吸収に気がつかないというのは、普通では考えられない事だと思います。
    保定なしの拡大が2番の歯根吸収の原因であることを証明することは難しいと思いますが、4年間の間にレントゲンを撮っているのであれば、その徴候はわかった筈ですし、説明もあって然るべきだと思います。
    犬歯を遠心に牽引することが可能であれば、2番の歯根吸収は防ぐことが出来たと思います。
    あり得ないことだらけだと思います。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

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