ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。
忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。
時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。
相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。
また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。
私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。
お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、システム上、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報や誹謗中傷が含まれているものには回答致しません。
ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いたほうが詳しく説明出来ますので、ここに書き込まれてもお返事はいたしません。
2023/06/17 02:07 [xxx.165.121.4]
せなさんへ
はじめまして。
そのような事情であれば、対応してくれる先生もいるとは思いますが、後々のトラブルを懸念して断る先生もいると思います。
対応してくれるかどうか、直接電話して聞いてみてください。
2023/06/12 14:04 [xxx.38.168.93]
さつまいもさんへ
こんにちは。
「矯正開始は上前歯4本とも永久歯に生え変わってからでも遅くない」とのことで、4本生え替わってから診せたら、「もっと早く診せて欲しかった」などと言う先生もいると思います。
成長発育をよくわかっている先生はそうゆうことを言わないと思いますので、もしそう言われてもご心配なく。
私なら、おそらく、ですが、リンガルアーチで上顎前歯を前に出しつつ、チンキャップで下顎の成長抑制をする、という治療になるのではないかと思います。
非常に重度な骨格性の反対咬合で、上顎骨の後退が認められる場合は、上顎前方牽引装置を使うことはありますが、非常に稀です。
診断・治療方針を立てた先生と治療する先生は、同じ先生で無いとダメだと思います。
日本成人矯正歯科学会のことを悪く言うつもりはありませんが、日本矯正歯科学会の臨床指導医と比べると、試験の難易度が全く違いますので、出来れば、日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生のところで治療を受けられるのが良いと思います。
2023/06/10 18:16 [xxx.106.166.86]
かなさんへ
はじめまして。
Black triangleを目立たなくする方法として、隣接面のエナメル質を少し削る方法(slenderizingとか inter proximal reductionと言います)がありますが、Black triangleになったのが、それが原因であるということは無いと思います。
①は、レジンで埋めると一時的には目立たなくなっても、そこが不潔になったり、歯肉の炎症を起こす原因になることがありますので、おすすめできません。やってくれる先生の腕にもよりますし、Black triangleの程度にもよりますので何とも言えませんが、下顎前歯の歯軸をコントロールする事で目立たなくする事が出来る場合もあります。
②は空隙のコントロール中であれば、そのような処置内容になることは十分有り得ます。ワイヤーは必ずしも毎回交換する必要はありません。
③は失活しているのかどうかは歯髄診断してみればわかりますが、変色しているということは、まず間違いなく失活していると思います。白くする治療は、矯正の治療と並行して行うこともあれば、矯正治療が終わってから行うこともあります。
担当の先生に相談してみてはいかがでしょうか。
2023/06/08 12:39 [xxx.38.168.93]
さつまいもさんへ
はじめまして。
レントゲンや口腔内の状態を見ていないので正確なことは言えませんが、7歳だと第一段階の治療を行うには、まだ少し早いと思います。
上顎中切歯のみが生えた状態だと、歯根が半分くらいしか出来ていないという点、前歯2本だけを治療しても、その隣(側切歯)の治療が出来ない、ということが理由です。
自分なら、まず上顎前歯が4本生えてから前歯部の反対咬合を改善してやることで、上下顎の正常な成長発育が出来る状況にすると思います。
前歯部の反対咬合を改善した後、1年に1〜2回来院して頂き、アゴのズレや永久歯の交換の状態、成長のピークなどをチェックしてゆき、永久歯が全て生え揃ってからマルチブラケットを用いた永久歯列期の治療を開始するようになること思います。
1軒目の「1期治療は床矯正(就寝時のみ)、時期を見て1期の間にも歯全体にブラケット」はあり得ないです。
夜間のみの装置は拡大床だと思いますが、私ならアゴの拡大はしません。
2軒目の「下前歯にはブラケット」もあり得ないです。
「1.認定医よりは指導医、指導医よりは臨床指導医に診ていただいた方がいいですか?」という点に関しては、お答えしにくいのですが、自分の考えをストレートに書きます。
認定医というのは、臨床指導医(専門医)になるための1st stepであり、認定医を持っているから安心して治療を受けれるというものではない、というのが自分の考えです。
指導医というのは、基本研修機関に常勤し12年以上矯正歯科臨床の臨床、教育、研究に従事している者で、認定医の育成および我が国の矯正歯科医療における指導的役割を果たす者と規定されています。
臨床指導医というのは、試験が厳しく、口頭試問もあり、他人の症例を借りて出すなどの不正は出来ない(と思います)ので、信頼して良いと思います。
「2.日本矯正歯科学会認定医と日本矯正歯科協会専門医だとどちらがいいなどありますか?(変な質問ですいません)」は、すみませんが、日本矯正歯科協会に関するコメントは差し控えさせて頂きます。
「3.ずっと同じ1人の先生が診てくださるところを優先した方がいいですか?2人体制の医院は親子でされていて、診察時間に大丈夫な方の先生が診てくださるシステムのようです。もしここに決めてお父様の方の先生が治療途中で引退されたらどうしよう、と少し不安に思っています。」という点に関しては、同じ医院であれば、基本的に治療方針やテクニックには大きな違いは無い筈ですので、お父さん先生が引退されても問題ないと思います。
「4.矯正歯科・一般歯科どちらも診察している医院と矯正歯科のみの医院とどちらがいいと思いますか? 一般歯科も矯正歯科の先生がされています。一般歯科はあえてかかりつけに通い続けた方がいいでしょうか? (餅は餅屋?)」は、一般歯科で、毎月矯正の専門医が来て矯正の治療をするというのは、いわゆる大学などに勤務している先生のアルバイトだと思いますので、先生が代わることもあります。
また、矯正専門の医院に比べると、検査や、いろいろな説明や、インフォームドコンセントなどが十分でないことがあります。
遠くても日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生のところに行かれた方が良いと思います。
現状について、今後必要とされるであろう治療について、治療の時期、治療の目的、治療方法、治療期間、費用、支払い方法、治療に伴うリスク等々について詳しく説明してくれる先生かそうでないかという点を判断の一助としてください。
2023/06/08 12:27 [xxx.72.53.1]
うさぎママさんへ
はじめまして。
今行っている矯正治療は本当に必要な治療なのでしょうか?
混合歯列期の治療が必要なのは、前歯部反対咬合、著しい下顎劣成長を伴う上顎前突、著しい顎変形症くらいですが、どれかに該当していますか?
パノラマレントゲンを撮って、側方歯群が重なって写っているのを見せて、アゴが小さいから歯が入りきらない、だからアゴを拡げる治療をしなければいけない、と言う一般歯科の先生が非常に多いですが、それは間違った治療、必要の無い治療です。
金属アレルギーに関しては、ひろ矯正歯科でも予診録に金属アレルギーと書かれる人が多く、必要に応じて皮膚科でパッチテストをして貰っていますが、殆ど全ての人がニッケル、コバルト、クロム、スズなどに陽性反応が出ます。
しかしながら、実際に治療で金属アレルギー症状が出ることは稀で、私の矯正臨床40年間で金属アレルギーが原因で矯正が出来なかった人は1人しかいません。
これは溶出量の問題で、安いピアスなどと比べると、矯正器具からアレルゲンが溶け出すことは極めて微量だからです。
金属アレルギーであるということは確定診断がついているのでしょうか?
リンガルアーチは普通、コバルトクロム線で出来ていますが、それが問題ないのであれば、矯正バンドやブラケットも問題ない筈です。
「金属アレルギー専門の矯正歯科医院」は、私は聞いた事がありませんが、金属を使わない矯正治療となると、アライナーでしょうか。
アライナーも歯医者選びが重要です。
きちんと真面目にやっている先生もいますが、矯正の知識が全く無いのにアライナー矯正をしている歯科医師が非常に多いので御注意ください。
2023/06/06 16:18 [xxx.165.0.125]
yさんへ
はじめまして。
埋伏歯が牽引しても降りて来ないのは、引っ張り方に問題があることも考えられます。
私は埋伏歯は200本ほど牽引していますが、牽引不可能だったのは2例、他は全て牽引誘導出来ています。
骨性癒着していて出てこれない歯でも、脱臼させることで牽引が可能となります。
その先生は日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生でしょうか?
文面から判断するに、一般歯科の先生のように思えます。
なるべく早く、お近くの日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生のところに行って診て貰ってください。
治療費の返金に関しては、この場合は微妙だと思いますが、返金無しということは考えられないですし、返金してくれないならば、インプラント費用は医院側に負担して貰うのが当然であるように思います。
正確な事は、弁護士さんに相談されるのが良いと思います。
2023/06/06 11:50 [xxx.43.214.146]
当麻さんへ
はじめまして。
何十年も前、ステンレスのワイヤーを使っていた頃は、大体1ヶ月に1度の調整を行っていましたが、今のように超弾性ワイヤーは矯正力はずっと続きますので、アメリカなどでは装置を初めて付けて、次回のアポイントが半年後、ということも珍しくありません。
そのような状況で 1ヶ月に 1度受診しても、意味が無いということです。
日本人は一般的に叢生が著しく、叢生の改善とともにワイヤーが一番後ろの装置から出てくることがありますので、6週間〜2ヶ月くらいで来院して貰う先生が多いと思います。
セルフライゲーションはチェアタイムを短くすることが出来ますが、特にリスクがあるわけではありません。
ただし、私は微妙な力加減をコントロールしたいので、セルフライゲーションは基本的には使っていませんが、セルフだから良いとか悪いとかという問題ではありません。
ひろ矯正歯科では、数種類の接着剤を使い分けて、メタル、セラミック、ジルコニアなどにも接着で治療していますが、セラミックやジルコニアは接着力が著しく弱く、矯正力をかけるとすぐに取れてしまうことが多いです。
そのような場合は、バンドを巻きますが、歯肉が炎症を起こしたとしても、矯正治療が終われば消炎して、元のきれいなお肉になるのが普通ですので、歯周病などの重篤な状態になる心配は要らないと思います。
私がいつも「日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生」と書くのは、日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生であれば絶対に大丈夫、というわけではないのですが、殆ど矯正の知識が無い一般歯科の先生に治療されて取り返しのつかない状態になることは避けられるであろう、ということです。
今の先生は信頼して良いように思います。
2023/05/29 17:17 [xxx.26.65.11]
ねねさんへ
はじめまして。
どうゆう保定装置を使うかは先生によって異なりますが、下顎には裏側がレジン、外側にはワイヤーのタイプのリテーナーは、歯列の形態や歯の歯軸の関係から、イマイチ使いづらい、フィットしにくいということが多いです。
対合歯に当たって、浮き上がってしまう状態では保定装置の役割を果たしていませんので、歯が動いてしまう可能性があります。きちんと修正して貰うべきですが、調整で直せることもあれば、調整しても当たってしまうことがあります。
調整出来たとしても、異物感が大、発音にも支障をきたすことが多い、使っていないと折角矯正した歯がズレてしまう、審美的にも良くない等々の問題がありますので、私は基本的は上下とも歯の裏側に細いワイヤーを固定して保定しています。
2023/05/25 15:19 [xxx.145.192.233]
keiさんへ
こんにちは。
再治療を受けるタイミングが遅くなっても、特に治療には問題は無いと思いますが、その先生の治療責任等を考えると、何年も経ってからでは無く早くされた方が良いように思います。
ただし、再治療をするなら、他の先生のところで治療した方が良いと思います。
今までの経緯から判断して、その先生のところで再治療を受けても、納得のいく治療が受けられるかどうか疑問です。
次回の検査は無料でしょうか?
何万円も検査費用がかかるのであれば、無駄な出費になることが考えられますので、よく考えて御判断下さい。