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相談室

インターネット相談室

ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。
忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。
時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。
 
相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。
また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。
私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。
 
お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、システム上、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報や誹謗中傷が含まれているものには回答致しません。
 
ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いたほうが詳しく説明出来ますので、ここに書き込まれてもお返事はいたしません。
 
 

  • 子どもの歯科矯正について

    2024/09/25 19:17 投稿者:つる [xxx.195.155.26]

    先日ご相談させていただいたつるです。
    長々としたまとまらない相談に、早速ご返信いただきありがとうございます。

    頂いた返信を頭に入れて、先週金曜に夫が長女の矯正をしている矯正歯科の院長先生に相談へ行ってきました。
    前回、私が「何故Cを抜くと矯正できないのですか?」とトンチンカンな質問したからか、院長先生はかなり苛立っておられ、なかなか納得いくまで質問ができなかったので、今回は夫にバトンタッチになりました。
    院長先生にご承諾を頂きまして、説明を録音させていただきました。
    その日の夜から何回も内容を聞き、廣先生のご回答と院長先生のお話を整理しました。
    以下、院長先生とコーディネーターさんの回答について、おっしゃられた言葉で書かせてもらっています。

    >まず、基本的な知識として、女の子の成長のピークは概ね 11才前後、個人差があるので、正確には左手のレントゲンを撮って確認します。

    長女の矯正の院長先生は
    ・上顎骨の口蓋正中縫合(正中口蓋縫合?)の融合というのが小学校高学年になるとしてきちゃうので、あんまり遅くなると拡大ができなくなる
    ・高学年くらい、成長によって違う
    ・6年生では(急速拡大は)やらない、期待値が小さすぎちゃう
    ・急速拡大は6年生でやるなら少し外科の方法も加えてやらないとちょっと効かない可能性があるので(外科を)使う可能性もあります
    ・今やらないと明確におっしゃるのであれば、大丈夫ですが、拡大はけっこう5年生ではあんまりやらないので、拡大の方向性ならばやるんだったら4年生のうちにやると良い
    ・急速拡大をしないと最終的な(永久歯の)場所ができないので、永久歯列になったときにデコボコがどうなるのかを見極めなければならない
    ・今すぐ始めるメリットは(時期を遅くすると)効かなくなる
    ・現状の次女の歯の状況は急速拡大が向いている、急速拡大は方向性としては悪くない


    >成長のピークの前に矯正を開始した方が良いのは、
    1、遺伝的な下顎前突
    2、著しい下顎劣成長を伴う上顎前突
    3、顎変形症で顔がゆがんでいる
    の3つと思って下さい。

    パノラマのレントゲンを見ながら、
    ・次女の顎は小さいので永久歯の生えてくるスペースがありません
    ・早くスペースを作らないと上右2番が生えてこれないから急速拡大したほうが良い
    ・現状生えた上左右2番の歯が斜めだから、急速拡大してスペースを作ることで捻れたり内側奥に生えない


    >稀に上顎の3番が2番の歯根を吸収してしまう可能性が高い場合や、埋伏歯の牽引誘導を行う場合などもあります。

    ・歯根吸収の可能性について今回指摘はありませんでした
    ・今年5月(次女8歳4ヶ月)時点で上右2番が生えていなかったが、母親が急速拡大を先延ばしの希望したので、2番のスペースを確保する為にC4本を抜くように指示しました
    ・すぐに(矯正を)始めるなら犬歯(C?)があったほうが有利

    >いずれにせよ、unusualな治療が必要な場合には、詳しく説明がある筈ですし、無ければ納得の行くまで聞くべきだと思います。

    転勤前2件目の先生はかなり説明に時間をくださり、手のレントゲンのお話も伺いました(お恥ずかしいですが、廣先生のご回答を読むまですっかり忘れていました)
    長女の矯正は転勤が決まるまで焦らないで良いと、こちらの不安を取り除いてくれました。

    現在の先生、転勤後の先生も矯正歯科学会臨床指導医ですが、次女の矯正について納得いくまで聞きたいのですが今回で3回お話を伺いましたが納得できずにいます。


    >アゴの拡大に関しては、噛んでみて、上顎の臼歯が下顎の臼歯よりも内側に入っていて、明らかに臼歯間幅径が狭い場合に限ります。

    次女の歯を確認しましたが、上顎の臼歯が下顎の臼歯よりも内側に入っていません。
    我が家にはノギスが無いので、次女の臼歯の内側幅をフロスで長さを取って、定規で測ってみました。

    上顎
    6歳臼歯 約42mm
    第ニ乳臼歯 約38mm
    第一乳臼歯 約38mm

    下顎
    6歳臼歯 約42mm

    参考に急速拡大をした長女の上顎の6歳臼歯の内側幅も測ってみたところ、約42mmでした。

    今まで気づいていませんでしたが、カレーを食べる際、次女は大人のカレースプーンを、長女はティースプーンを使っています。
    次女が食いしん坊だからかと思っていましたが、幅のせいだと気がつきました。
    我が家の先のとがっていない風船型のカレースプーンの背側を娘たちの上顎にはめてみたところ、長女は奥歯に引っかかり、上顎天井にくっつきませんでした。
    次女は上顎天井にくっつきました。
    長女は永久歯の奥歯、次女は乳歯の奥歯の違いがあるので一概に言えないのかもしれませんが、上顎の幅は急速拡大した長女より次女のほうが広く見えます。

    矯正歯科では漠然と「次女の顎は小さく永久歯の生えるスペースがないので急速拡大が必要」とのみレントゲンを見ながら説明があり、臼歯間幅径など具体的な数値の説明なく、本当に次女の顎が早く急速拡大をするよう急かされるほどの状況なのかわかりませんでした。


    >拡大は成長期に行うのが一般的ですが、成人になっても拡大は出来ます。

    成人になって行う拡大はやはり顎を切るといった外科的な処置が必要なのでしょうか?
    こちらの矯正歯科の先生は6年生くらいからは外科的処置が必要とおっしゃっていました。


    >拡大で一番大きな間違いは、パノラマレントゲンを撮って、3,4,5の永久歯が重なって写っている =隙間が足りない、と考えるもので、一般歯科の先生に多いですが、矯正歯科専門医でもそのように言う先生がいます。

    1回目の説明と今回3回目の説明は パノラマでレントゲンを見ての説明でした。
    メインとなるのは永久歯、特に3番が入るスペースが足りないから急速拡大拡大が必要、気が進まないのであれば待ちますが、今すぐ始めた方が良い、5年生では無理という話でした。
    2回目は何も見ないで口頭のみでの説明でした。

    また、院長先生が別件対応時に席を外していた際、夫には同席されていたコーディネーターさん(おそらく院長さんのお母様で先代院長の奥様)から以下の説明がありました。

    パノラマレントゲンを見ながら
    2番が生えないのはCが邪魔で捻れているからCを抜いて2番を出す。
    すると、4本はきれいに並ぶ。
    でも2番で3番目の場所を先に使ってしまう、3番の犬歯は上から生えてきて八重歯なる。
    だから3番のスペースを作るために上顎拡大というのをやれば少し場所ができるのでやりましょう。
    上顎の構造は赤ちゃんの頭と一緒で(繋がっていないが)小学校中学年まではまだゆるいんです。
    なので、そこを急速拡大装置をつけて広げてあげると広がるので(3番の)場所の確保ができる。
    でも、それでも足りない場合があるのです。
    その場合は永久歯を間引きします。
    この(レントゲンの)状況だといづれにしても矯正治療は必要になります。
    次女さんの顔は小さいので、将来的には八重歯として出てきた歯が入るほどのスペースができるか未確定、成長の度合いもわからないので。
    よくあるケースはやっぱりそれでも(急速拡大してもスペースが)足りないということがある。
    そうすると今度は「永久歯」の抜歯になります。
    1.2.3番は形が違って、特に3番の犬歯は重要な番なので抜かない。
    小臼歯は2つあって、どちらか抜いても機能的にも問題ないと言われているので、3番の八重歯を(小臼歯を抜いたスペースに)スポッと入れれば歯並びがきれいになります。
    ですので、乳歯の段階は管理する段階。
    今このままにするとガタガタになるんです。
    全部生え変わってから並べる(矯正する)と、とても大変になるので、とりあえず前歯4本だけ並んでいれば後で生えてきた犬歯を(小臼歯を)抜いたところにスポッと入れれば非常に簡単になる。
    いづれにしても、1期治療をすれば2期治療が楽になります。


    >急速拡大は、cが無くても可能ですし、cを抜くのがそれほど大変、ということも考えにくいです。

    私が1回目に説明を受けた際は「(乳歯を)抜いたら急速拡大のとっかかりがなくなるから無理」というお話でしたが、2回目と3回目では「Cを抜いても急速拡大は可能」とのことでした。
    3回目の相談の前に、相談している矯正歯科さんのブログで「連続抜去法」を知り、1回目では連続抜去法の提案を受けたのかと感じましたが、急速拡大前に永久歯をきれいに生やすための抜歯提案だったようです。

    >全文読ませて頂いて、その「非常勤で矯正歯科の先生が来るかかりつけ歯科」ではなく、「2件目(矯正歯科学会臨床指導医)焦らなくても大丈夫です」の先生を信頼して良いと思います。

    こちらの文章が分かりづらくて申し訳がございません
    「焦らなくても大丈夫です」とおっしゃってくださった先生は転勤前の大阪で2件ご相談させていただいたうちの2件目の先生です。
    現在の先生(転勤後の先生)も長女の時は「転勤前に焦って矯正しなくて良かった」とおっしゃってましたが、今は次女の矯正を早く始めない私たちにやや苛立ちを感じているようです。
    私が大阪の時の2件目の先生と同じ意味で「焦ってやらなくてよかった」とおっしゃっていたと思っていましたが違ったのかもしれません。


    >その先生が、妹さんの治療を早くした方が良いというのは、何か理由があると思いますので、よくお話しをされては如何でしょうか。

    現状では納得できずにおります。
    また、廣先生の院長日誌を拝見しました。
    2/22の症例1と2のレントゲンと次女のレントゲンを見比べて、素人目では似たようなケースのような気がしてなりません。

    ひろ矯正歯科さんで実際に次女の顎や歯を診ていただきたいです。
    長女に関してはこのまま矯正歯科で矯正を続ける予定ではありますが、不安を感じてしまっているので、合わせて診ていただきたいと思っています。
    夫も私も、子どもたちの将来のことを考えたら、悩むよりも塩尻まで行って廣先生にご相談させていただきたいのですが、診ていただくことは可能でしょうか。

    子どもたちには健康な歯で人生を過ごしていってほしいと願っています。

    つるさんへ
     
    随分お悩みのようですね。
     
    矯正専門医もたくさんいて、それぞれ考え方、治療方法は異なると思います。
    ある有名な先生が、アメリカの矯正専門医の試験を受けた際に、試験官から、「私ならこんな治し方はしない。でも、治っているから、これで OKだ」と言われたそうです。
     
    私が患者さんの治療をする際にいつも考えるのは、この患者さんが自分の子供だったら、自分の家族だったらどうするか、ということです。結果が同じならば、なるべく治療期間も短い方が良い、その方が苦痛も、費用も抑えられるからです。
     
    読ませて頂いて、拡大しても将来的に小臼歯の抜歯の可能性があるなら、何のために拡大をするのでしょうか?
     
    遠路、塩尻まで来られて、私の考えを聞かれても、それで全て納得出来て気が晴れるかどうかは疑問ですが、いらっしゃれば拝察させて頂き、私の考えを御説明させて頂きます。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 現在ワイヤー矯正2年半です。

    2024/09/25 18:25 投稿者:る [xxx.3.231.45]

    現在他院でワイヤー矯正を2年半程しております。歯の収まりが悪く前後に凸凹していた点と上顎の歯が右斜め下に傾いておりその治療のために矯正を始めました。

    元々親知らず4本と上の右の歯1本(内側に生えてしまったため)を抜歯しており、矯正治療開始後は上左の歯一本抜歯しております。また今後下の歯を一本抜歯予定と言われております。

    今現在ワイヤーのみの矯正をしているのですが、上の歯の傾きの改善は一切なく、口全体が以前より前に出てしまった印象です。今お世話になっている歯科では上顎の傾きも直せると言われたのですが可能なのでしょうか?

    また、他院では顎変形症の疑いがあると以前言われたことがあります。持病がありできれば外科手術は避けたいのですが、外科治療せず傾きを緩和、改善することはできるのでしょうか?

    ご助言をいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

    るさんへ
     
    はじめまして。
    お尋ねの件、どのような状態なのか、実際に拝見してみないと分からないです。
    申し訳ありません。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • ブラオフ後の食事について

    2024/09/22 22:22 投稿者:はむ [xxx.11.67.225]

    先日ブラオフをしました。ブラオフ直前に気になるところはないかと聞かれ、右下犬歯が若干内側に入っているように思ったため、少し外に出すよう調整してもらいました。
    その後、ブラオフをしたのですが、食事の際に犬歯付近の下唇をよく噛んでしまうようになりました。これは、噛み合わせが変わったことが原因なのでしょうか。また、次第に慣れて唇を噛まなくなるのでしょうか。
    本来は、担当医に聞くべきなのは重々承知していますが、自分で直して欲しいといったことによる不調、さらにブラオフしてしまっているため、聞きにくいといった状況であり、こちらに質問させていただきました。
    よろしくお願いします。

    はむさんへ
     
    はじめまして。
    ブレイスオフ前にどれ位犬歯を動かしたのかわかりませんが、おそらく僅かだと思います。
    唇、舌、頬粘膜を噛むのは、口腔周囲筋が疲れていると噛みやすくなりますので、暫く様子を見られては如何かなと思います。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 矯正診断後のキャンセル

    2024/09/22 03:30 投稿者:もも [xxx.119.38.165]

    9歳娘の矯正相談後、矯正を始める為に矯正診断、レントゲン、型取りをして治療開始の初回に担当医師より矯正により抜歯リスクがあるとの説明があり矯正はあまりすすめないとの説明がありました。
    矯正の担当医師は毎月第三土曜日にしか来ないのですが型取りは事前にできるからと言われそれ以外の日に行いました。
    矯正開始の日に医師診断でリスクがあるので矯正をすすめないと言われた場合、返金はないのでしょうか?
    書面で契約同意書等は書いていません。矯正相談で歯並び悪くなるだろう、いつでも矯正開始可能な時期だと言われ治療を決めました。
    レントゲン結果はこの日初めて見たと言われ抜歯リスクがあるので矯正おすすめしないと言われた場合、矯正キャンセルの返金はないのでしょうか。

    ももさんへ
     
    はじめまして。
    キャンセル、返金とは、矯正基本料金のことでしょうか、それとも型取りなどの検査費用でしょうか?
    前者であれば、治療が始まっていなければ支払う必要は無いと思います。
    後者であれば、検査を希望されて、同意の上で検査を受けられたのであれば、検査代は支払う義務があると思います。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 矯正治療のIPR、治療途中から抜歯提案があるかについて

    2024/09/16 10:44 投稿者:Green [xxx.231.0.197]

    私は元々の歯並びが出っ歯で噛み合わせの深い歯並びで、かかりつけ医から
    『横顔が美しくないし、歯並びを治さないと、将来的に残せる歯の本数が少くなるから、矯正をした方がいいよ』と勧めがあり、将来的に1本でも多く歯を残せるよう正しい噛み合わせの歯並びになりたいという想いで、現在、インビザラインの非抜歯矯正治療をしています。
    (かかりつけ医は矯正専門医の先生ではなく『10年程前から矯正治療の勉強をして、患者さんの歯の健康を守っていくために矯正治療に取り組んでいます』とホームページ上に記載されています。)

    1クール目で下顎左右1番の間を歯の重なりがある状態でIPRをしたのですが、その際に歯と歯の間ではなく右下1番の歯の表面が斜めに削れてしまいました。
    心配になり、歯の表面が斜めに削れても大丈夫かどうか尋ねた所、先生からの謝罪、直接的な説明は一切なく、先生が衛生士さんに『説明をしてあげて』と言っていなくなってしまいました。
    衛生士さんからの説明では『歯の健康上問題がない範囲で削れたので大丈夫です。斜めになっている見た目が気になるようなら、矯正終了時に詰め物をしますよ。』と言われました。
    衛生士さんからの説明を受けても不安な気持ちが消えなかったので、IPRの際に歯と歯の間以外の場所が削れてしまう事があるのかインターネットで調べてみたのですが、いくら調べても出てきませんでした。
    素人の考えなのですが、
    ①クリンチェックで治療計画を立てる際に、前歯の重なりが少なくなった時点でIPRの計画を入れる。
    ②治療開始後IPRをする際に歯の重なりがあって難しいと感じたら、無理に削らず再度治療計画を立て直す。(担当の先生は、IPRする際に『これ削るの難しいなぁー。』と言いながらIPRをしました。)
    技術と心があったら、①、②どちらかの方法で、歯の表面が斜めに削れてしまう事を回避できたんじゃないかなぁ··と素人考えですが思ってしまいます。
    IPRの際に歯と歯の間以外の場所が削れてしまう事は矯正治療で起きる事はありますか?

    現在、1クール目を終え、2クール目の治療をしています。
    リファインメントの際に、先生が私の口元を見て、『もう、抜歯してあるね?』と質問してきました。
    事前の治療計画の説明では『狭くなっている顎を広げてあげて、下顎を前に出す方法で抜歯をせずに矯正できるよ。』と説明を受けて、抜歯をする治療計画は一切聞いていなかったので、びっくりしてしまい、先生が怒り口調だった事もあり、怖くて返事が出来ずにいると、先生は衛生士さんに『後の事は、やっておいて』と言っていなくなってしまいました。
    衛生士さんに再スキャンをしてもらい、抜歯はせずに2クール目の治療をしているのですが、先生の『もう抜歯してあるね?』の質問が気になっています。
    もし抜歯矯正をするなら、事前の検査、治療計画を元に抜歯の必要性を患者に説明をして、治療の1番最初に抜歯してから、矯正治療を開始すると思うのですが、インビザラインで1クール目を終わらせて、2クール目に入る前に抜歯をするという事はありますか?
    1クール目を終えた状態で、表面上のデコボコした感じは少くなったのですが、上顎と下顎の前後差が大きく、上の歯が下の歯を覆って傘を被っているような状態で、口元が飛び出して上の前歯が下唇に当たって口が閉じづらく、下顎に梅干しジワが出てる状態です。
    上の歯と下の歯の前後差や、口元の飛び出しを無くす為には抜歯が必要なのかなぁ··と思うのですが、最初に治療計画を立てる段階で先生が気付かなかったのかなぁ··と不思議な気持ちでいっぱいです。

    矯正治療はとても専門性が高い歯科治療なのに、かかりつけ医の勧めのまま、矯正治療に関して、しっかりと調べたり、正しい知識を持たずに治療を開始してしまった事、先生の人間性を見抜けなかった自分自身に深く反省しています。
    このままかかりつけ医で無理に非抜歯矯正を続けても噛み合わせがおかしくなって、間違った方向に行きそうなので、転院可能な矯正治療を専門的にしている歯科医院を見つけて、抜歯が必要なら抜歯もして、正しい噛み合わせの歯並びにする事が、将来的に歯を1本でも多く残す為に最善の選択なのではないかと考えています。
    ご助言や見解をいただけますと幸いです。
    よろしくお願いいたします。

    Greenさんへ
     
    はじめまして。
    そもそも最初の診断と治療方針が間違っているのではないかなという気がします。
    IPRに関しては、例えば叢生が著しくて IPRが困難な場合には、最初は隣在歯との関係から出来る歯だけ行い、少し歯が移動してから残りの部分を行うことでキチンと適切に IPRを行うことが出来ます。
    IPRで斜めに削れることは無いですし、あとでそこをレジンで埋めるということもありません。
    調べた限りでは、県内には 3名の臨床指導医の先生がいらっしゃいますので、その先生方を受診してみては如何でしょうか。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 矯正開始時期と乳歯の抜歯について

    2024/09/12 12:28 投稿者:つる [xxx.166.225.172]

    11歳と8歳の娘を持つ母です。
    8歳の次女の矯正で悩んでおります。

    夫(父親)
    デコボコ、ガチャガチャの歯
    いびきがひどいのでマウスピース使用

    私(母親)
    永久歯欠損(乳歯「上左側E」「下右側E」)
    やや出っ歯

    長女
    永久歯「上左側2番」が生え始めた9歳0ヶ月頃、健診を受けていたかかりつけの歯科に「前歯上下4本ずつ揃ったら始めると良いです」と矯正をすすめられて、矯正歯科を紹介されました。
    その時点で、上左側2番以外の前歯7本は完全に生え揃っていました(その歯科の先生は基本的には8本生えてから矯正を始めることをすすめる方針です)
    スペースが狭かったからか、乳歯「上右側C」「下左側C」は抜けてしまっていました。
    上前歯の中心には2mm程度隙間がありました。
    レントゲンで確認して永久歯欠損はなく、6歳臼歯も生えていました。
    半年後に転勤の可能性がありましたが、紹介された3件のうち2件に相談しました。

    ・1件目(矯正歯科学会認定医)
    転勤があるかもだけど今すぐ矯正を始めたほうが良いです。
    転勤したら、そこでは別の治療に変更になる可能性あるが、早いに越したことはないです。
    ・2件目(矯正歯科学会臨床指導医)
    焦らなくても大丈夫です。
    不安で焦っているのかもしれないが、転勤の可否が判明し、転勤が無いならそのときここで改めて矯正相談しにきてください。
    転勤があるなら、転勤先で矯正歯科学会の先生をおすすめします。
    相談は何件か行ってみたほうが良いです。


    転勤が決まり、引越し後矯正歯科学会指導医のいる矯正歯科を2件相談しにいきました。
    転勤前の話もして「転勤前の2件目の先生の言っていることは正しいと思います。早くやるから良いというものでもありません。焦ってやらなくて良かった」とおっしゃっていた先生に矯正をお願いすることにしました。

    矯正前に矯正歯科の指示で一般歯科で乳歯「上左側C」「下右側C(また根がかなり残っていた)」を抜歯
    9歳11ヶ月 上顎急速拡大装置装着
    10歳0ヶ月 下顎緩徐拡大装置装着(夜のみ)
    装置は半年から1年程つけていました。
    半年間は毎月受診、その後2ヶ月間隔で2回、3ヶ月間隔で2回、今は4ヶ月間隔で受信しています。
    永久歯上右側3番は収まっていますが、左側3番は出っ張って八重歯になっています。
    今回の受診で現在少しだけ揺れている下左奥乳歯Eがまだ埋まっている永久歯4番に引っかかって抜けない可能性があるから次回までに抜歯の指示がありました。


    次女
    満6歳時点(転勤前の歯科)で隙間の無い乳歯とそのわりに大きい永久歯がレントゲンを見ながら「上の子ほど顎は小さくないが、歯が人より大きいのでこの子も矯正歯科を紹介することになるかも」と説明を受けていました。
    この時点で長女より生え変わりが遅く、乳歯は1本も抜けておらず、6歳臼歯も生えていませんでした。

    8歳4ヶ月に次女が上両前歯2番がなかなか生えてこないので長女が通う矯正歯科に相談。
    下前歯2番は両方とも生えていました。
    その時点で乳歯C4本は抜けておらず、現在も全く揺れていません。
    前歯上下2本は左右のズレもなく収まっています。
    6歳臼歯は生えており、レントゲンで永久歯欠損がないことを確認しています。

    先生の回答は「今すぐ矯正を始めたほうが良い」でした。
    あのとき「焦ってやらなくて良かった」と笑っていた先生からの予想外の早い時期での決断を迫られ、不安になり
    「現状の本人の歯磨きや仕上げ磨きへの協力度、急速拡大装置を付けたときにケアができるか微妙なので、長女と同じ時期(4年生、9歳)まで待ちたい」と話す
    「では、一刻も早く上の乳歯(C2本)を抜いて、半年後までに下の乳歯(C2本)を抜いてください。この子には乳歯を抜いて永久歯を出すスペースを作って誘導していきましょう。抜いて出して、抜いて出してにします。今すぐ矯正を始めるのが1番良い方法ですが、これが2番目に良い方法です。」
    その後の方針が見えず
    「では、その後に長女のような急速拡大装置を入れる感じですか?」と質問したところ
    「急速拡大は行いません。その乳歯抜いたら装置を固定できないです。長女ちゃんは急速拡大したから、上左側の犬歯が出っ張らずにすんでいます」
    とおっしゃっていました。このとき契約後初めて院長先生から長女の歯の現状説明を聞きました。
    いつもは別の若い先生が長女の診察や説明を受けています。
    金額についてはこちらから一度も質問しませんでしたが、
    「矯正をまだ始めないので次女ちゃんはしばらくは1回2000円だけですみますよ」
    とも説明されました。

    かかりつけの歯科に上の乳歯C2本の抜糸を予約し、抜糸に行きましたが「これ抜くのはけっこう大変ですよ」といつも温厚な先生が珍しく渋い顔で言われて、Cを本当に抜いて良いのか悩み事情を説明しました。
    そして、長女がCを抜糸後に矯正していることを確認しました。
    次女は抜歯はしませんでした。

    疑問に感じ再度相談に行きました。
    「Cは抜いても急速拡大はできます。だって長女ちゃんが矯正してるでしょ?でも急速拡大ができる時期は期限があります。Cを抜きたくないなら抜かなくても良いし、4年生になってからが良ければそのときでも、お母さんのやりたいようにどうぞ。」
    という話でした。

    かかりつけ歯科に非常勤で入っている矯正歯科の先生(矯正歯科学会の方ではないです)にも次女をつれて相談したところ
    「次女ちゃんのカルテ、そして長女ちゃんのカルテも確認しました。私ならCは抜きません。Cはその後の顎の成長や永久歯に必要だと考えています。また、今すぐではなく前歯8本生え揃ったときから矯正をおすすめします。いろんな矯正歯科に相談して考えたほうが良いと思います。ただ、私のような非常勤だと不安なときにすぐに対応できないので私はおすすめしません」
    とおっしゃっていました。

    次女は現在8歳8ヶ月、心配していた上前歯2番は右が生え、左は生え始めです。
    Cに少し重なる状態で前側に生えてきています。

    自分も完璧な人間ではないので、医師とのコミュニケーション不足で急速拡大装置が使えないと勘違いをしてしまったのかもしれません。
    次女の矯正についてどのようにすれば良いか悩んでます。

    他の矯正歯科にも相談をしようかと思っていますが、まずは焦っている自分を落ち着かせたいと思っています。

    文章長くなり申し訳ありません。
    8歳からの歯科矯正や揺れていないCを抜くことなど、先生のご意見を頂けたら幸いです。

    つるさんへ
     
    はじめまして。
    まず、基本的な知識として、女の子の成長のピークは概ね 11才前後、個人差があるので、正確には左手のレントゲンを撮って確認します。
    成長のピークの前に矯正を開始した方が良いのは、
    1、遺伝的な下顎前突
    2、著しい下顎劣成長を伴う上顎前突
    3、顎変形症で顔がゆがんでいる
    の3つと思って下さい。
    稀に上顎の3番が2番の歯根を吸収してしまう可能性が高い場合や、埋伏歯の牽引誘導を行う場合などもあります。
    いずれにせよ、unusualな治療が必要な場合には、詳しく説明がある筈ですし、無ければ納得の行くまで聞くべきだと思います。
    アゴの拡大に関しては、噛んでみて、上顎の臼歯が下顎の臼歯よりも内側に入っていて、明らかに臼歯間幅径が狭い場合に限ります。
    拡大は成長期に行うのが一般的ですが、成人になっても拡大は出来ます。
    拡大で一番大きな間違いは、パノラマレントゲンを撮って、3,4,5の永久歯が重なって写っている =隙間が足りない、と考えるもので、一般歯科の先生に多いですが、矯正歯科専門医でもそのように言う先生がいます。
     
    急速拡大は、cが無くても可能ですし、cを抜くのがそれほど大変、ということも考えにくいです。
     
    全文読ませて頂いて、その「非常勤で矯正歯科の先生が来るかかりつけ歯科」ではなく、「2件目(矯正歯科学会臨床指導医)焦らなくても大丈夫です」の先生を信頼して良いと思います。
    その先生が、妹さんの治療を早くした方が良いというのは、何か理由があると思いますので、よくお話しをされては如何でしょうか。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • 反対咬合について

    2024/09/10 03:36 投稿者:まいせん [xxx.28.99.199]

    自分は反対咬合なのですが、保険適用になるかは当院に行けばわかりますか?

    まいせんさん
     
    はじめまして。
    手術が必要かどうか、保険適用になるかどうか、来て頂ければわかります。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

  • マウスピース矯正で奥歯が噛み合わなくなった

    2024/09/09 13:29 投稿者:Mi [xxx.109.158.28]

    元々噛み合わせは異常なく、前歯のクロスバイト改善のためにマウスピース矯正(インビザライン)をしていました。
    26枚おわったあと、
    前歯上下4本が強くあたり、その他の歯が全く噛み合わなくなってしまいました。
    前歯が壊死しないか、とても不安です。
    医師に不信感をいだき、転院先を探しています。

    前歯4本のみの噛み合わせは決して良くない状態だと思います。早く治療を始めることは前提で
    前歯が壊死せずいられるだいたいの期間はありますでしょうか?

    また、転院先を決めるにあたりカウンセリングに多々行っています。
    セトニングといって、数ヶ月間で噛んでくることはあるのでしょうか?

    Miさんへ
     
    はじめまして。
     
    「前歯が壊死せずいられるだいたいの期間はありますでしょうか?」
    ありません。
    いつ失活するかはわかりません。
     
    セトリング、です。
    settlingは数ヶ月で起こると考えて良いですが、現在の状態が改善するかどうかはわからないです。
    お近くの日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生のところに行かれた方が良いと思います。
     
     

    - ひろ矯正歯科 院長 -

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