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2023/03/07 14:58
投稿者:ゆう
[xxx.95.63.144]
娘が受け口です。お医者さんには、気になるようなら、成長が終わり大人になった頃、外科手術になると…
辛い手術ということで、できれば苦しい思いをさせたくないと思っています。
現在、部活で吹奏楽部に入っていて、クラリネットを吹いています。これによって、受け口が酷くならないか心配です。
ゆうさんへ
はじめまして。
娘さんは、おいくつかわかりませんが、女の子の成長のピークは大体 11才くらいで、その頃に下顎が一層成長してきて、人によっては 17才位まで下顎が大きくなります。
受け口の治療はこの成長のピークの前から開始することが多いですが、稀に遺伝的要素が強い場合や、かなり下顎が大きく、顔貌もシャクレ顔になっている場合には、6才頃から下顎の成長抑制を行う事があり、ひろ矯正歯科でも 6才前から反対咬合の治療を開始して、顔つきも劇的に改善した方がいます。
チンキャップについては、効果が無いという先生もいますが、アメリカの論文でも効果ありと証明されています。
私の知る限りでは、クラリネットが反対咬合を増悪させるという研究結果はないと思います。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2023/02/21 08:22
投稿者:ぬん
[xxx.146.7.141]
しゃくれ顎、受け口が気になってご相談させていただきます。
私は今19歳で、小学生の時に矯正専門の歯科で治療をしていたのですが、結局受け口を治すには手術か、口腔外科で長期的に治療する器具をつけるしかないと言われてましいました。手術は金銭面と親の反対により断念、器具もまた金銭面により断念しました。
他に治療法はありませんでしょうか?
ぬんさんへ
はじめまして、学会がありましたので、お返事が遅くなり申し訳ありません。
しゃくれ顔、受け口にも、いろいろな状態があり、治療法も異なります。
手術をしなくても治せることもあれば、手術をした方が良い場合もありますので、一度診せて頂ければお答え出来ると思います。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2023/02/20 22:59
投稿者:mm
[xxx.18.10.129]
小児矯正をやっていました。もう覚えてないくらいから初めていました。小学生から初め終わったのは高校3年でした。(母はこの時点でまだ出っ歯だったと言われてました。自分は長い矯正人生が嫌で先生から終わるか続けるか選択肢を迫られましたが早く終わりたくて終わる判断をしてしまいました)そこから保定期間が始まりました。先生から二年はつけるよう言われていましたが、夜つけていても朝には取れていたり、装置が密着している部分、特に上顎は痒くなりと継続できませんでした。そのため大学3年には周りから出っ歯だねーっと言われることが増え、矯正していた人の歯とは思えない歯になってしまいました。そのため大学3年(2020)の10月からまた歯科矯正を始めました。今回は上2本を抜歯しました。元々早くて1年半長くて2年という説明で始めました。
抜歯後は上だけ矯正器具(ワイヤー)を2年かけ上の歯の隙間がなくなりました。その後下は以前よりガタガタになっていたので下の歯はどうするのか質問したら下も矯正するよと説明を受け矯正を始めた2年後に下も矯正器具(ワイヤー)をつけました。(下は抜歯していません)
現在2年と5ヶ月経過しました。歯並びは綺麗になったと思いますが、まだ前歯から奥に2番目に一目でわかるほど歯の半分くらいの隙間が左右にでき、正中はかなりズレています。
歯科衛生士の友人からは2年経ってたから下をつけ始めるのは聞いたことがないや2年やって正中がすごいずれているのはおかしいまたゴムはなぜつかっていないのか(上下につけるもの)と言われましたが、そーゆーことはないんでしょうか。また、今通っている先生を信じていいか不安が強くなってきました。元々説明が少なく方なので今後の診察の際に質問をいろいろしようと思っていますが、先生に確認した方がいいことってありますか。
mmさんへ
はじめまして、学会がありましたので、お返事が遅くなり申し訳ありません。
お友達の歯科衛生士の方が言うとおり、今の先生はかなりマズいと思います。
1回目の矯正治療が同じ先生だったのなら、なおさらです。
なぜそのようなところで矯正治療をされているのか理由がわかりませんが、治療結果は推して知るべし、あとで後悔しても遅いので、なるべく早くお近くの日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生のところに行って診て貰った方が良いと思います。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2023/02/10 23:06
投稿者:house
[xxx.65.69.119]
ひろ矯正歯科 院長
廣 俊明 様
過日に、こちらの相談室にご連絡し、ご回答を頂きました house と申します。
ご回答を頂きました御礼と、ご回答を受けて感じましたことをお伝えしたく、再度ご連絡させて頂いております。
小学校2年生で大学病院の小児歯科にて矯正治療を受けている子どものことでご相談させて頂きましたが、
先生からのご回答を拝読し、親として治療機関を精査・比較・検討してから決定しなかったということが一番の問題であったと痛感致しました。
大学病院=安心 という何の根拠もないイメージのみで、定期健診を受けていた機関であるという理由だけで、他の治療機関を調べてみたり、治療そのものの時期に関してセカンドオピニオンを求めようとしなかったり、
『患者の親の立場』としてはひどくお粗末なものであったと、子どもに申し訳ない思いになりました。
先生が丁寧にご説明くださった、大学病院という機関の性質についてよくよく理解していれば、仮に大学病院を治療先として選んだとしても、治療日は、必ず急患対応をしてもらえる曜日が翌日になるように選ぶこともでき、子どもに長時間痛い思いをさせることが避けられたのだろうと思います。
今後は、何より子どものために、『賢い患者』として治療を受けることが出来るよう意識しようと思いました。
先生の丁寧なご説明、率直なご意見、ご回答を頂くことが出来なければ、このように自分の至らなさを素直に認めたり、今後の心構えとして納得した考え方をすることは到底できなかったと思います。
恐らく私では想像もできないほどお忙しい中で、こうした相談に目を通し、ご回答くださったことと存じます。
感謝という言葉だけでは伝えきることは出来ませんが、本当にありがとうございました。
先生や関係者の皆様のご健康、益々のご活躍を、祈念申し上げます。
houseさんへ
ちょっとキツい書き方かな、気分を害されたらどうしようかな、と思いながらお返事しましたので、お返事を読ませて頂いてホッとしました。
私も10年間、大学の医局で勉強し、大学病院で治療をしていましたので、決して大学病院を悪く言うつもりはありませんし、開業医よりも大学病院のほうが治療に適していると考えられる患者さんもいます。
開業医というと、なんだかレベルが低いような、町医者のようなイメージがあると思いますが、医者でも歯医者でも、本当にしっかり勉強されていて、大学の先生達が勉強しに来るような開業医の先生もたくさんいます。
矯正治療は小児歯科では無くて、矯正歯科か、矯正専門開業医で診て貰ったほうが良いと思います。
またお困りの事がありましたら、何なりと御相談ください。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2023/02/10 16:06
投稿者:シズカ
[xxx.70.86.58]
娘が矯正に通っています。
先生からは方針の説明はありますが、方法はいつもひとつだけでほかに選択肢はありません。メリットデメリットの説明もなく、出来るか出来ないかを聞いたら出来ないと言った事も後になってよくよく聞くと出来たりして、歯科衛生士さんにその話をすると、「先生はやりたくない事は出来ないと言うんです」と言われました。
具体的には、
①二期治療前に、口元がもっこり出ているのが気になるから治るか聞いたら、無理だと言われたが、2年後になって、歯を抜いていたら口元の出っ張りはましになっていた事を知る。
②上の5番目の歯が左右1本づつ足りず、乳歯が残っており、それを使うしかないと言われたが、後に乳歯はいつ抜けるかわからないから抜く方法もあると知った。
③前の2番目の歯が右1本足りないため、隙間を作って補填する事は説明されたが、インプラントを希望したら、無理だと言われた→その後よくよく聞いたらインプラントは出来るが数年でダメになるからしたくないとの事。数年でダメになる根拠はインプラントの先生が表向きには言わないが、裏ではそう言っているとの事。
④インプラントするにはもう少し隙間を作らないといけないが、これ以上動かすのは噛み合わせが悪くなるから、右の3番目以降の歯のエナメル質を削って隙間を広げる必要がある。
先生の話がどこまで本当なのか信じられず、この先どうすれば最善なのかもわからず困っています。
これらは事前に説明する義務はないのでしょうか?アドバイスをよろしくお願いします。
シズカさんへ
はじめまして。
セカンドオピニオンを得るべき典型的な例だと思います。
お近くの日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生のところに行って、専門医の意見を聞いてみてください。
万が一の事態となった場合には、不審に思いつつ転医せずに、そこで治療を継続した、となると、シズカさん側にも問題があると判断されても仕方が無いように思います。
何処でどのような治療を受けるかを決めるのは患者さんの権利であり、御自由ですが、その医院で治療をする理由はあるのでしょうか。
相談を読んだ限りでは、口元が出ているのに乳臼歯を温存しているというのはおかしいと思いますし、インプラントが数年でダメになるというのも間違っています。
インプラントの隙間が足りない部分を矯正で隙間を作るのでは無くて歯を削って隙間を作るというのもおかしいと思います。
検査、診断がしっかりしていて、知識も技術も確かな先生であるとは思えません。
私ならそんな歯科医院では治療ません。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2023/02/10 01:12
投稿者:ST
[xxx.46.96.84]
以前、インビザラインの件で相談させてもらったものです。その時は親身な回答ありがとうございました。
先生に相談後に弁護士に相談をし、矯正を行った歯医者に連絡を行い、料金の説明が違う点や、、認定医ということを調べ説明の歯医者に認定医でお願いしますと伝え了承されましたが、実際に矯正治療を行ったのは認定医ではなかったことや、痛みが断続的に続き、激痛があるときもあり再検査をし、下の前歯の骨が薄いからだといわれた点について伝えましたが、歯医者側がこちらに非はない。全額支払えとのことでした。
ここで質問があるのですが、最初に弁護士に相談したときに装置の実費を請求される可能性があるといわれたのですが、実際にインビザラインでマウスピースを歯科医側が、インビザラインを開発する会社に発注するときの費用の実費はいくら位になるのでしょうか?おそらくマウスピースを作り直したのでインビザラインフルという種類のものになると思います。
また契約の際も矯正治療を行った歯医者をはじめは信じ、電話でやると伝えたところ何故か電話でこれから発注するのでキャンセルするには30万以上かかるといわれ、その後に契約書をかわした際に説明された料金と大きく違っており憤りを感じていますが、このような手法は他の矯正歯科でもよくあることなのでしょうか?
質問が長くなりすみません。よろしくお願いします。
STさん
すみませんが、弁護士さんに御世話になっているのでしたら、必要なことは弁護医師さんが調べて動かれる筈です。弁護士さんの御迷惑になるといけませんので、コメントは差し控えさせて頂きます。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2023/02/09 23:42
投稿者:ひろみ
[xxx.98.229.135]
先生、先日回答をいただきましたひろみです。ありがとうございます。
残念ながら、こちらに臨床指導医はお一人のみです。ひろ先生への相談前に、私より、鑑定書の依頼をしましたが、インビザの取扱をしていないということで断られました。ひろ先生は、セカンドオピニオンを、と回答していただきましたが、セカンドオピニオンであればその臨床指導医の先生は何かをしていただけるのでしようか、やはり断られるでしょうか。(そもそも私自身歯科のセカンドオピニオンが何なのか、分かっていません。)因みに弁護士相談に行き、鑑定書が必要といわれ、依頼した次第です。
ひろみさんへ
その臨床指導医は随分な先生ですね。
インビザラインをしていなくても、今の状態がどのようなものであるか、矯正専門医として判断出来るはずですし、セカンドオピニオンとして意見書も書けるはずです。
住所を拝見すると、瀬戸内海を渡れば岡山ですので、セカンドオピニオンを得たければ、岡山県内の臨床指導医に行かれては如何でしょうか。
セカンドオピニオンを得る目的とは、今受けている治療が方向性として間違っていないのか、治療に過誤がないかなどの意見を得るのが目的です。
既に弁護士さんの御世話になっているのであれば、弁護士さんの指示に従って行動されるのが良いと思いますし、守秘義務もあると思いますので、このような公開の場には投稿されない方が良いと思います。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2023/02/07 20:59
投稿者:ゆな
[xxx.14.95.128]
現在38歳で長年八重歯と出っ歯で歯並びが悪く悩んでいます。
人前で笑う、喋るのが本当に苦です。
現座ある出産後2ヶ月になります。
早めに矯正を始めたいのですが、虫歯があると矯正は始められないのでしょうか?後銀歯など多いのですが矯正できるのでしょうか?
後支払いについてなんですが、一括は難しいのですが、都度払いは出来るのでしょうか?カードも持っていないためローンは組めません。
現金で通うたびに支払う方法は可能ですか?
ゆなさんへ
はじめまして。
虫歯の治療は矯正診断が終わってから治療した方が良いです。
矯正診断前に治療しても、矯正のためにその歯を抜くことになったり、叢生がキツいと虫歯をちゃんと治せないということがあるからです。
銀歯が多いことは特に矯正の治療上は問題ありません。
お支払いは、ひろ矯正歯科の場合は、治療終了までにお支払い頂ければ分割でも利息はつきませんし、頭金や前払いは不要です。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2023/02/06 23:58
投稿者:ひろみ
[xxx.97.29.177]
先生がインビザラインをすすめる以上、疑いはなく、インビザラインをはじめました。契約書、計画表もありませんでした。治療費は一括支払いでした。治療が始まり、しばらくしても矯正の実感はなく疑問ばかりがふえていきました。先生は患者とのコミニュケーションはないようで、何か聞くことも躊躇しました。その後マウスピースの装着時間が大幅に軽減されたのですが、上下の歯列がほぼ元に戻り、いえそれ以上に傾きはじめました。先生は何ら対処しません。一方的に治療を終わらせようとしています。医院を変わる金銭的余裕などありません。インビザラインは5年の有効期限があるそうですが、そんな説明もなしです。途中インビザの内側の突起に何の意味もないからということで突起はつけられませんでした。これも1つの大きな原因と思われます。今後どうすればよいでしょうか。
ひろみさんへ
はじめまして。
対処としては、日本矯正歯科学会の臨床指導医の先生のところに相談に行ってセカンドオピニオンを得る、その先生と話しをして、きちんと治療をして貰う、ということでしょうか。
治療に関して先生に聞くことは患者の権利であり、躊躇する必要はありません。
- ひろ矯正歯科 院長 -
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2023/02/01 11:32
投稿者:house
[xxx.89.84.167]
お世話になります。
現在、小学校2年生で大学病院にて矯正治療を行っている子どもの事でご意見頂きたくご連絡させて頂いております。
病院の対応、管理体制、担当医のスキルレベルなど不安、不信に感じることがありました。
まずは、事の経緯をご説明させて頂き、その後具体的な質問事項をお伝えしたく存じます。
【経緯】
●2022年3月末に矯正治療の同意書を交わし治療開始
●2023年1月28日(土) 11:00~約1時間の治療を受ける
※上下ワイヤーの交換
・同日、夕飯時18~19時時点で上のワイヤー端が頬内側に当たるようで痛がる
※夜は寝れるようなので様子見
●翌29(日)朝食時、途中で痛くて食べれないため食事を中断
※口内を確認すると丸めてあるはずのワイヤー端が頬側を向いて傷つけてしまっていた
・病院に電話するも日曜は急患対応はないとのこと。
何とか対応できる機関の情報を求めると、市内の緊急対応機関の電話番号を教えてもらう。
・その機関が開始されるまで1時間待ち、電話するも、矯正器具関連の痛みや器具をいじることもできないと断られる。
※月曜の急患まで丸一日食べられない可能性、土曜の治療でその日の内にこれだけワイヤーが当たってしまうほどずさんな治療だったのかという憤りで、
その機関にも、どこか緊急対応当番の歯医者があるはずだから情報をくださいと頼み込むも、矯正ができる先生かどうかが分からないとのこと。
何もできないが、見るだけ見ます、と言って頂けたのでそこに子どもを連れて行く。
・ワイヤーがまた動いてしまっており、診察に行った際にはワイヤー端が頬に当たっている様子は確認できなかったものの、
明らかに口内炎のような腫れができてしまっていたので、『ワイヤーが当たっていたのだろう』『翌日必ず急患で行くように』と言われ、消毒をして頂いて終わる。
●30(月)、大学病院に電話。以下内容を院務部の方へ伝える。
>丸めてあるはずのワイヤーの先が治療のその日の内に伸びてしまい、頬に当たることでの腫れ・痛みがでるのは正常なことなのか不信に感じている。
→ワイヤーの抜けや切れでの急患回数が今までに3回、ワイヤーの端が当たることでの腫れ、傷が今回で3回、
その頻度が、客観的に適正なのか否か、その理由も含めチームなり、管理者なり含め専門家として分析・判断した結果を説明してほしい
>矯正治療という歯科医師免許とはまた別になるといわれている特別な知識・経験・スキルが必要なものに関して、ベテランが都度確認するなど対応を検討し回答を受けたい。
→ここまで頻回に急患が発生する度、患者側が学校を遅刻、早退するなど生活を調整するのは納得できない。
>日祝夜間の急患で対応できません、で終わりではなく、できないなら代わりの対応策・対応機関に関する情報提供があってしかるべきでは?
治療開始から1年も経たないうちに、6回の急患回数は多すぎるように感じる。
・担当者からしばらくした後の回答を受ける
→担当医がその日は出勤していない、小児科勤務している医師も1人(?!)しかいないため、明日改めて状況確認し、電話します。
→現在ワイヤーが当たっていなければ、担当医が来る明日、診てもらうのがbetter
とのこと。
※担当医の変更なり、ベテランの都度の確認なりの対応策を検討した後のほうが、治療がスムーズであるという理由から明日にするという先方の認識を確認した上で
明日の急患受診に同意してその日のやり取りを終了。
●翌31(火)に担当医から電話がある。
→個人的な経験をもとにした個人的な印象の範囲内での説明を一通り受ける
>ワイヤーの当たり有無は個人差が大きい
>上のワイヤーはまだ細く、丸いため、動きやすい
・担当医個人の説明を聞きたいのではなく、治療その日の内に動き、戻ってしまうワイヤーが頬を傷つけてしまうような治療方法が適切であったかどうかの確認・判断の結果を聞きたい
と伝達済であることを再度説明する。
※上司などに報告し、話し合うので、当日中は無理だか、次回の検診予約よりも早く結論がでたらどこかで日程調整して説明を受けるか、次回検診時で良いかと聞かれたため、
次回検診時でよいと回答する。
・同日に急患の予約をし、その際、上司が確認、説明するのとことで電話を終わる。
・急患予約時間に来院し、治療を受ける。
※担当医はワイヤーが少し長すぎたこと、端の巻きが甘かったことを理由に挙げた
・上司が来てワイヤーが動いてしまうことの説明を始める
>形状記憶合金のため、どうしても戻ってしまう
※その日のその日に戻ることもなくはない、めずらしくないとのこと
※刺さってしまう程のことが起きても、ある親御さんは自らニッパーを使って、抜いたり、切ったりしますよ、と。。。
▶それほど高リスクで痛みが生じるにもかかわらず、急患対応可能機関の紹介もできないのかと聞くと、
歯科医師会の決まりでどこを紹介しも矯正器具は担当医しかいじれない、とのこと。。。
長くなりましたが、以上が事の経緯となります。
私が疑問に思う点は以下3点となります。
■1.治療のその日の内に、ワイヤーの端が伸び切って、頬を傷つけてしまうことがあるほど、
矯正治療は高リスクなものなのでしょうか?
そこまで高リスクなものであるという説明は受けておりません。
■2.また、それだけ高リスクな治療にも拘らず、全国的に歯科医師会によって、矯正治療による痛みには食事ができない程度のものは命に別状がないので、丸1日食事が出来ずとも、頬が腫れて傷ついても別の対応機関を設けることは禁止されているのでしょうか?
■3.次回検診まで約1か月弱ございますが、仮にその時病院側が該当治療日の処置の適切性に関する検証・調査の結果を説明しなかった場合、その説明を求めることは患者の権利として認められますでしょうか?
お忙しい事と存じますが、ご意見伺えますようよろしくお願い申し上げます。
Houseさんへ
はじめまして。
まず、大学病院というものについて御理解して頂く必要があると思います。
大学病院は、①教育、②臨床、③研究の3本の柱から成っています。
①の教育というのは、学生だけでなく、臨床研修医、歯科医師になりたての新人ドクターの教育です。
②の臨床は、一般的には患者さんの治療ですが、③の研究とリンクしてくるために、新しく開発された薬品や器具等の試験的治療を行ってデータを取る、などの役目も果たしています。
大学病院と私達矯正専門医との違いは何かというと、大学病院には、MRIなど個人開業医は到底買えないような高額な検査機器などがあるということや、外科矯正のアゴ切りの手術など(口腔外科専門開業している先生では開業医でもアゴ切りが出来る医院がありますが)、個人開業医よりは大学病院のほうが向いていることです。
また、大学の医局には、教授を筆頭として、助教授、講師、助教、医員、臨床研修医などがいますので、誰が治療担当になるかはわかりませんし、研修医の先生が担当になることがありますが、私達開業している矯正専門医は、知識と経験が豊富な専門医が治療にあたります。
大学病院では検査をするのに別な日に行かなければならなかったり、検査が半日〜1日かかることもありますが、私達開業医では、同じ検査をするのにも即日出来る、時間も1時間程度で終わる(ひろ矯正歯科の場合)ということがあります。
私も県内の大学病院で治療をしておりますし、どちらが良い、どちらが悪い、ということは無いですが、病状や重篤度によって「使い分け」すべきであると考えますし、Houseさん御自身が大学病院を選ばれたのであれば、大学病院という性格上、今回のようなことは仕方が無いのでは、と思います。
相談内容を読ませて頂いて、小学校2年生でマルチブラケットによる治療を開始したのであれば、それは矯正歯科では無く、小児歯科ではないでしょうか。
側方歯群がまだ乳歯ですから、何を目的として治療を開始したのか、このタイミングで治療をしなければいけない理由は何なのか、ということが疑問です。
お尋ねの件、
■1は、治療初期のワイヤーは、断面が丸く、細いワイヤーが使われることが多いため、曲げた端が頬粘膜などを傷つけてしまうことがあります。ワイヤーが刺さって、急患的処置が必要であったというものは、「高リスク」というよりは、偶発事項であると思います。「矯正治療のリスク」とは、例えば、歯根吸収とか、歯の失活とかいったものになると思います。
■2は、そのようなことは禁止されていません。対応した歯科医師には対応出来ないからそう言ったのだと思います。応急処置としては、刺さっている所を仮封材でくるむ等して、その歯科医師から矯正の先生に連絡するという対応をすべきで合ったと思います。
■3は、説明を求めることは患者の権利として当然認められると思います。しかしながら、「権利」には必ず「義務」がついてまわるということを御理解下さい。
- ひろ矯正歯科 院長 -