ひろ矯正歯科では、インターネット相談室という形で、他医院で矯正治療をしているが困っているという方や、セカンドオピニオンが欲しい方などの相談にお答えしています。
忙しいので、すぐにはお答え出来ませんが、大体1週間以内にはお返事出来るように努力しております。
時間的制約から、矯正歯科に関する相談にのみ回答させて頂きます。
相談内容の中には、明らかに医師側に問題ありと考えられる場合もあり、その際にはかなりシビアなお返事を書きますが、訴訟を煽っているわけでもなければ、他医の業務妨害をするつもりはありませんので、誤解無きようお願いいたします。
また、返答内容は、私が矯正歯科専門医として長年培った知識と臨床経験に基づくものであり、あくまでも私の私見です。
私の言っていることが絶対に正しいという保証はありませんので、御承知下さい。
お名前やメールアドレスは公開されませんが、偽のメールアドレスや、匿名・偽名の相談にはお答え致しません。
また、システム上、投稿内容は私どもでは一切修正出来ませんので、個人情報や誹謗中傷が含まれているものには回答致しません。
ひろ矯正歯科に通院中の方は、診療の際に御相談頂いたほうが詳しく説明出来ますので、ここに書き込まれてもお返事はいたしません。
2021/08/12 01:31 [xxx.83.231.245]
くまママさんへ
そうですか、それは良かったですね。
ちなみに、日本矯正歯科学会には「認定医」、「指導医」、「臨床指導医」というのがあります。
認定医は、その上の資格を取るための第一歩で、所定の条件を満たしていれば、開業している一般歯科医でも取ることが出来ますので、認定医の先生の中には矯正専門の先生もいれば、そうでない先生もいます。
指導医は、現在は大学病院に常勤している先生で、認定医を取得後に所定の条件を満たなければ取ることが出来ないものです。
臨床指導医は、旧称「専門医」で、認定医を持っている先生が所定の条件を満たし、専門医の試験に合格すれば取ることが出来ます。かなり厳しい試験ですので、臨床指導医の先生のところに行けば無難な治療が受けられると思います。但し、臨床指導医には、矯正専門医で無い先生も何名か含まれていますので、驚かれるかも知れません。
男の子の成長のピークは概ね14才前後ですが、かなり個人差がありますので、11〜12才頃には受診された方が良いと思います。
2021/08/10 10:54 [xxx.109.164.78]
KOさんへ
はじめまして。
①は、お尋ねの内容がよく理解出来ませんが、疑問に思うのは、「今は、下顎の拡大、3Dに動かす装置を寝るときに続けています。」という点です。
下顎骨は上顎骨のように真ん中の縫合部(正中口蓋縫合)を拡げて拡大することが出来ませんので、歯根が骨から飛び出してしまうのではないかという事です(上顎の拡大床も同様です)。
きちんと検査をして、正しい診断の元に治療されているのであれば、「結果的にあまり広がらなかったから、綺麗に並べるには抜歯が必要と診断されています。」ということは無いと思います。
②はレントゲンを見ていないので何とも言えませんが、口元の感じ、つまり、引っ込み過ぎたものを元に戻す、というのは矯正学的にNGであると思います。
③は、どのような装置で拡大をされたのかわかりませんが、正中口蓋縫合を拡げる急速拡大装置(取り外しの出来ない拡大装置で、朝晩ネジを拡げてゆくもので、拡大時にはかなり痛みを伴います)であれば、骨ごと拡げますので、鼻の形が変わることは起こり得ます。
他の先生にセカンドオピニオンを求めるのでしたら、最初の状態がわからないと先生も困ると思いますので、出来れば治療前の歯型やレントゲン、顔写真などの資料を全て借りる、或いは複製して頂き、その資料を持参された方が的確な判断が出来ると思います。
上記内容を読ませて頂く限りでは、セカンドオピニオンを得た方が良いと思います。
2021/08/09 15:42 [xxx.31.87.140]
ともさんへ
はじめまして。
お尋ねの件、今まで何ともなかった歯並びが急に不正咬合になるということはありません。
学校検診では、不正咬合を指摘する歯科医師が非常に少ないのが実情です。
理由は、その校医が矯正の知識が全く無い、矯正治療が必要かどうかの判断が出来ない、知っていても指摘しない、ただ単に指摘するのを忘れた、、などなどでしょうか。
今まで一度も指摘されなかったのが急に不正咬合を指摘される理由で一番多いのが、校医が交代し、新しい先生が矯正の知識があり、不正咬合を指摘した、ということです。
健診で指摘されなければ矯正治療が必要無いと思っている方が多いですが、日本人の約80%は何らかの不正咬合で、矯正の治療が必要です。
年齢的にちょうど良いタイミングだと思いますので、今回指摘されたことをプラスに考えては如何でしょうか。
2021/08/04 21:03 [xxx.204.195.32]
むーさんへ
はじめまして。
抜歯が必要な場合は基本的に健全歯を残し、処置済歯を抜歯するようになりますが、それが出来ないこともあります。
年齢や叢生の状態、奥歯のズレ度合いなどによって、どの歯を抜くかが変わってきますので、お口の中を拝見してみないとなんとも言えません。
お困りでしたら、一度拝見させてください。
2021/08/01 03:02 [xxx.151.201.21]
桃さんへ
はじめまして。
一般の方は「マウスピース」という言葉を使われますが、シリコンゴム製のボクシングの選手が使うような物(ポジショナーと言います)もあれば、お惣菜のトレーのような薄い物(アライナーと言います)もあり、他にもたくさんありますが、それぞれ異なりますので、お答えしにくいですが、ポジショナーですと、唾液が飲み込みにくくなるため、口元からよだれが垂れてしまうことがあります。アライナーでは、さほど影響は無い筈です。
フッ素入りの歯磨き粉、洗口液は、ひろ矯正歯科ではお薦めしていません。
シュミテクトは歯ブラシに付けてゴシゴシ磨きをすると逆効果になります。
それよりも気になるのは、ワイヤー矯正(マルチブラケット法)をしていたのに、何故に「マウスピース」に切り替えたのでしょうか?
その先生の技術が未熟でマルチブラケットでは仕上げることが出来ないために「マウスピース」に切り替えたと思われます。
上下の奥歯の噛み合わせ(臼歯関係)などがうまくいっていない可能性がありますので、一度矯正専門医に相談に行かれた方が良いと思います。
2021/07/26 15:05 [xxx.97.102.41]
スカさんへ
はじめまして。
5才だと上の前歯はまだ永久歯が出ていない筈です。
お父さん、お母さんが著しいシャクレ顔であれば要注意ですが、そうでなければ、上の前歯が生えてくるまで様子を診て大丈夫だと思います。
乳歯の反対咬合は、上の前歯が永久歯に生え替わるときに自然と治ってしまうことがあるからです。
一般歯科ですと、ムーシールドという装置を使い、舌を上に上げるよう指導されることがありますが、私達専門医は、ムーシールドはまず使いません。
舌の位置が悪いのであれば、MFTという舌のトレーニングをして様子を見て行く事が多いですが、それも必要かどうかは診てみないとわかりません。
矯正費用に関しては、自費診療のため、数千円ということもあれば、数十万円ということもあると思います。
きちんと検査をして、ちゃんとした治療をしているのであれば、それなりに費用はかかるのが当然です。
1つの目安として、大学病院の料金を参考にされては如何でしょうか。
一般歯科で矯正の知識も経験も無いのに凄い高額な医院もありますので、気を付けてください。
毎月、大学の医局員がアルバイトに来ている医院もありますが、検査内容、インフォームドコンセント、ブラッシング指導などが不十分なことが多いです。
2021/07/25 00:28 [xxx.83.231.245]
くまママさんへ
乳歯が癒合歯の場合、後続永久歯も癒合歯になることが多いですが、永久歯は4本あるのでしょうか?
小児歯科、一般歯科の先生のやっていることが全て間違いというわけではありませんが、隙間が足りないから拡大する、というのは間違っていることが多いです。
ひろ矯正歯科には、小学校の頃から7年も8年も拡大をしているのにまだ治療が終わらない、結果的に抜歯が必要と言われたが今までの拡大は何だったのかと、泣きついてくる患者さんがたくさんおみえになり、なかには、外科矯正、つまり手術が必要になった患者さんもいます。
矯正治療を受けるなら、日本矯正歯科学会のHPから臨床指導医(旧称 専門医)の先生を探して相談に行かれることをお薦めします。
私達矯正専門医の治療は、赤ちゃんのお産などと同様に技術料がメインですので、装置代で何十万円も取るというのは不当だと思います。
治療が始まったばかりであれば、限りなく100%に近く返金されて当然だと思います。
消費者センターは話しは聞いてくれても、何も力にはなってくれないと思います。
ここに相談されている他の方と同様、まずは先生と話してみて、返金に応じてくれない、誠意ある対応をしてくれない場合には、弁護士さんを通じて話をするしかないと思います。
ショックでしょうが、まだ拡大が始まったばかりで、しかも毎日外れてばかりだったということは、殆ど拡大は出来ていないと思いますので、良かった、とプラスに考えてはどうでしょうか。
2021/07/21 22:12 [xxx.83.231.245]
くまママさんへ
はじめまして。
9才で拡大ですか、、。
なぜ拡大が必要なのか、ちゃんと検査をして、正しい診断のもとに行われていますか?
おそらく小児歯科医か一般歯科医で矯正もやっているという医院で、詳細な検査はされておらず、パノラマレントゲンだけを撮って、横の永久歯が重なって写っているのを見せられて、「顎が小さくて永久歯の入る隙間が足りないから、顎を拡げないといけない」と言われたのではないでしょうか?
9才頃にパノラマを撮れば、永久歯の側方歯群は重なって写るのは当たり前で、重なって写っているから顎を拡げる治療をしなければいけない、というのは、成長発育を理解していない歯科医師です。
私達矯正専門医は、きちんと検査をして、本当に顎の拡大が必要な場合には、「拡大床」などは使わず、急速拡大装置(RPE)というのを使う事が多いです。
ほかにもバイヘリックス(BH)、クアッドヘリックス(QH)などの拡大装置もありますが、これらは顎の幅を拡げるのでは無く、歯列の幅を拡げる装置で、あまり使われません。
ある種の矯正装置は、舌の動きを妨げることがありますが、その装置が必要なのであれば、治療継続出来るように指導するのが普通だと思います。
拡大床に舌を突っ込んでわざと外していると言われた事に関しては、外れてしまうのは維持装置に問題があるように思います。
拡大床の歯の部分にはクラスプと呼ばれる針金が付いていますか?
インフォームドコンセントや治療契約書は、治療を開始する前には絶対必要なものです。
治療が完了していなければ、支払ったあとでも返金請求をする事が出来ます。
悪質な例では、治療前に全額支払わされ、一旦支払ったお金は如何なる理由があっても返金しません、という念書を取られることがありますが、これは法的に無効ですので、仮にそうゆう念書にサインしてしまった場合でも、お金は返してもらうことが出来ます。
2021/07/17 21:53 [xxx.16.30.188]
ららさんへ
はじめまして。
お返事が遅くなり申し訳ありません。
矯正料金は、ひろ矯正歯科のHPの料金表を御覧下さい。
一度お口の中を診せて頂ければ、どのような治療が必要か、期間はどれくらいか、費用はいくらくらいになるか御説明致しますので、御希望でしたらお電話で初診相談の予約をお取り下さい。