こんにちは! 衛生士の丸山です!
2009年6月28日、グランキューブ大阪で行われました第17回日本成人矯正歯科学会へ参加させていただきました。
学生の時も学会など参加したりする機会がありましたが、このような矯正を主とした学会に参加するのは初めてでした。
私は、歯科衛生士2年目でひろ矯正歯科へ入社してまだ3ヵ月の新人です。
矯正の知識もほとんどなく、学会の参加の話をしていただいたとき、学会の内容が理解できるのか初めは不安でしたが、抄録集を見て大変興味深いものが多く、 ぜひ参加したいと思いました。
また、院長から日本成人矯正学会の認定歯科衛生士制度も紹介され、自分自身のためにも取得できたらと思い、入会も兼ねて参加することを決めました。
前日、診療が終わってそのまま大阪へと向かいました。
新大阪へ着き、先生がすごくおいしい串揚げのお店があるとのことで梅田スカイビルにある『串の坊』に連れて行ってくれました!
おいしいものに目のない私はついついたくさん食べてしまいました。
本当にとてもおいしかったです!
先生ありがとうございました!!
翌日、院長とリーガロイヤルホテルの美味しい朝食を済ませ、グランキューブ大阪で行われる日本成人矯正歯科学会に向かいました。
私は雰囲気に圧倒されて、すごく緊張してしまいましたが、無事に日本成人矯正歯科学会への入会手続きも終え、公演会場に向かいました。
学術講演はドクター部門とドクター&コ・デンタル部門共通部門に分かれて、各会場で行われました。
私はドクター&コ・デンタル部門の公演を主に聞きました。
はじめにお聞きしました石野善男先生の講演『We are the orthodontic family! ~社会が求める矯正歯科の未来へ、共に~』 では、日本成人矯正歯科学会で認定されている『認定医』、『専門医』、『認定矯正歯科衛生 士』、『歯並びコーディネーター』の資格についてのお話でした。
今後、より高度な医療の中でこれらの資格が発揮されるとのことでした。
このような認定資格を多くのスタッフが持つことで、一人一人の知識も高くなり、患者さんに多くの情報が伝えられ、これからの医療を行う上には必要な資格で あると感じられました。
石野先生の講演を聞き、認定歯科衛生士や歯並びコーディネーターの資格を取得することの必要性など知ることができ、よりこれらの資格の魅力と必要性を感じ ました。
私も もっともっと頑張って、このような素晴らしい資格が取得できるよう、たくさんの知識を習得してゆきたいと思います。
また、次にお聞きした有本博英先生、渡邊美紀子先生の『成人矯正は新しいレベルへ、患者を巻き込むハイクオリティトリートメントの世界』の講演では、有本 先生の医院で行われている矯正治療の進め方、工夫などが映像にしてあり、大変わかりやすく勉強になりました。
有本先生の講演の中で「矯正治療は楽しかった」、「矯正をやってよかった」という患者さんからのメッセージがありました。
そんな風に心から思ってもらえるように、私も患者さんのために頑張りたいと思います。
他にも矯正歯科のドクター以外の講演では、
北口勝也先生の『矯正歯科と行動心理学』
水原道子先生の『いついつまでもファンでいただくために―接遇の心―』
鈴木由加里先生の『視覚中心文化の中における「見た目」とアイデンティティ』
などがありました。
行動科学の考えをもとに、患者さんへの言葉や接し方の工夫を考えるといったものや、患者さんへの対応・心配りについてのお話や、実際に挨拶の練習を行った りと楽しみながら聞くことができました。
他にも聞きたい講演がたくさんありましたが、時間がダブってしま、い聞けなくて残念でした。
今回参加させていただいた日本成人矯正歯科学会は、大変勉強になりました。
本当に参加して良かったと思います。
学会で学んだことをこれからの診療に生かせていけるように頑張りたいと思います。
そしてこれからもっと多くの知識や技術を身につけていきたいです!!