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スタッフブログ

スタッフ日誌

  • 2009/07/14

    第17回日本成人矯正歯科学会に行ってきました!!

    こんにちは! 衛生士の丸山です!

     

    2009年6月28日、グランキューブ大阪で行われました第17回日本成人矯正歯科学会へ参加させていただきました。
    学生の時も学会など参加したりする機会がありましたが、このような矯正を主とした学会に参加するのは初めてでした。

     

    私は、歯科衛生士2年目でひろ矯正歯科へ入社してまだ3ヵ月の新人です。
    矯正の知識もほとんどなく、学会の参加の話をしていただいたとき、学会の内容が理解できるのか初めは不安でしたが、抄録集を見て大変興味深いものが多く、 ぜひ参加したいと思いました。
    また、院長から日本成人矯正学会の認定歯科衛生士制度も紹介され、自分自身のためにも取得できたらと思い、入会も兼ねて参加することを決めました。

     

    前日、診療が終わってそのまま大阪へと向かいました。
    新大阪へ着き、先生がすごくおいしい串揚げのお店があるとのことで梅田スカイビルにある『串の坊』に連れて行ってくれました!
    おいしいものに目のない私はついついたくさん食べてしまいました。
    本当にとてもおいしかったです!
    先生ありがとうございました!!

     

    翌日、院長とリーガロイヤルホテルの美味しい朝食を済ませ、グランキューブ大阪で行われる日本成人矯正歯科学会に向かいました。
    私は雰囲気に圧倒されて、すごく緊張してしまいましたが、無事に日本成人矯正歯科学会への入会手続きも終え、公演会場に向かいました。

     

    学術講演はドクター部門とドクター&コ・デンタル部門共通部門に分かれて、各会場で行われました。
    私はドクター&コ・デンタル部門の公演を主に聞きました。

     

    はじめにお聞きしました石野善男先生の講演『We are the orthodontic family! ~社会が求める矯正歯科の未来へ、共に~』 では、日本成人矯正歯科学会で認定されている『認定医』、『専門医』、『認定矯正歯科衛生 士』、『歯並びコーディネーター』の資格についてのお話でした。
    今後、より高度な医療の中でこれらの資格が発揮されるとのことでした。
    このような認定資格を多くのスタッフが持つことで、一人一人の知識も高くなり、患者さんに多くの情報が伝えられ、これからの医療を行う上には必要な資格で あると感じられました。
    石野先生の講演を聞き、認定歯科衛生士や歯並びコーディネーターの資格を取得することの必要性など知ることができ、よりこれらの資格の魅力と必要性を感じ ました。
    私も もっともっと頑張って、このような素晴らしい資格が取得できるよう、たくさんの知識を習得してゆきたいと思います。

     

    また、次にお聞きした有本博英先生、渡邊美紀子先生の『成人矯正は新しいレベルへ、患者を巻き込むハイクオリティトリートメントの世界』の講演では、有本 先生の医院で行われている矯正治療の進め方、工夫などが映像にしてあり、大変わかりやすく勉強になりました。
    有本先生の講演の中で「矯正治療は楽しかった」、「矯正をやってよかった」という患者さんからのメッセージがありました。
    そんな風に心から思ってもらえるように、私も患者さんのために頑張りたいと思います。

     

    他にも矯正歯科のドクター以外の講演では、
    北口勝也先生の『矯正歯科と行動心理学』
    水原道子先生の『いついつまでもファンでいただくために―接遇の心―』
    鈴木由加里先生の『視覚中心文化の中における「見た目」とアイデンティティ』
    などがありました。
    行動科学の考えをもとに、患者さんへの言葉や接し方の工夫を考えるといったものや、患者さんへの対応・心配りについてのお話や、実際に挨拶の練習を行った りと楽しみながら聞くことができました。

     

    他にも聞きたい講演がたくさんありましたが、時間がダブってしま、い聞けなくて残念でした。
    今回参加させていただいた日本成人矯正歯科学会は、大変勉強になりました。
    本当に参加して良かったと思います。
    学会で学んだことをこれからの診療に生かせていけるように頑張りたいと思います。
    そしてこれからもっと多くの知識や技術を身につけていきたいです!!

  • 2009/01/17

    歯の付着物・沈着物

    こんにちは!!衛生士の えぐちです☆
    今回の勉強会では、『歯の付着物・沈着物』について発表しました!!

     

    みなさんもご存知のとおり、私達のお口の中には常に微生物が存在します。
    つまり、微生物と共存関係にあるため、私達宿主側の抵抗力が減弱し、何らかの原因によって微生物の繁殖が高まり、口腔内が不潔になると時として疾病の原因になります。
    口腔内では、唾液や微生物が関わって形成される付着物・沈着物があるので紹介しますね☆★

     

    ぺリクル(獲得被膜)
    歯を十分に清掃した後に、唾液と接触すると数分以内に歯面全体に形成される有機性の被膜。
    唾液由来のタンパク質や糖タンパク質が歯面のエナメル質の表面に化学的に吸着してできるもので無色透明。
    厚さ1μm程度の薄膜で、付着は強固で通常の歯磨きなどでは除去されず、細菌は含んでいない。

     

    ≪生理的機能≫
    ・歯面の保護
    ・エナメル質の耐酸性を高め、歯質の酸による脱灰を抑制する
    ・再石灰化促進

     

    プラーク(plaque)
    プラークは、歯面に付着している微生物とその産生物とからなる。
    主に、微生物がペリクル上に付着してできるもので、むし歯と歯周病の発症に関与する。
    透明か黄白色の有機性の付着物で、歯ブラシで除去できるが、うがいでは除去できない。

     

    ≪プラークの構成≫
    微生物細胞(菌体)+細胞間基質(間質・マトリックス)

     

    ≪微生物≫
    プラーク容積の約70%は微生物の細胞体
    1g中には約1000億~1500億個の微生物が存在する

     

    ≪基質≫
    容積比約30%を占めるゼリー状の構成物
    糖質・脂質が多い
    糖質は、主として唾液糖タンパクと微生物がシュクロース(砂糖)を基にして合成した菌体外多糖類(ムタン・デキストラン)として存在する
    唾液や歯肉溝滲出液、微生物や飲食物に由来するさまざまな物質を含む

     

    《プラーク形成過程》

     

     

    ★歯肉縁上プラーク★
    歯肉辺縁を境にして歯肉縁上についたプラーク

     

    ★歯肉縁下プラーク★
    歯肉辺縁より下にあるプラーク

     

    付着性プラーク
    歯根面に付着しており、歯石形成や根面カリエスの原因
    上部は、歯肉縁上プラークと連続している

     

    非付着性プラーク
    付着性プラークの上・歯肉溝・歯周ポケット内に浮遊している
    →病原性がとても強いため、歯周病変の進行に深く関わっている

     

    ≪付着部位≫
    ・隣接面 (歯と歯の間)
    ・歯頸部 (歯と歯肉の境)
    ・小窩裂溝(奥歯のみぞ)

     

    【プラークの増加因子】
    ・歯石
    表面が粗造なため、プラークが付着しやすい

     

    ・不適合なかぶせ物・義歯
    適合不良なかぶせもの・義歯などはプラーク停滞の場となる

     

    ・歯列不正
    でこぼこの多い部分は、特に清掃不良になりがち

     

    ・食片圧入
    食片が咬合圧によって、歯肉・歯間歯肉に押し込められると、歯肉が損傷を受け炎症が起きる

     

    ・口呼吸
    口腔内が乾燥し、それにより口腔の自浄作用が低下し、プラークが付着しやすくなる

     

    ・食物
    軟らかい粘着性食物は、自浄作用を低下させプラーク形成を促進する
    砂糖を多く含む食品は、プラークを増加させる

     

    歯石(calculus)
    歯石は、プラークが石灰化したものであり、その表面は粗く、スカスカのため、プラー
    クが付着しやすい

     

    ≪歯石の形成≫
    プラークの付着後、4~8時間で開始され、約50%が2日間、60~90%が12~14日で石灰化する

     

    ★歯肉縁上歯石★
    唾液由来成分であるカルシウムにより形成
    唾液腺開口部に沈着しやすく、黄白色で軟らかい

     

    ★歯肉縁下歯石★ 
    歯肉辺縁より根っこ側、ポケット内に形成される
    歯肉溝滲出液の成分であるカルシウムにより形成
    ヘモグロビンを含むため、黒褐色で硬く、歯面に強固に付着

     

    【成分】
    歯肉縁上のものも縁下のものもほぼ同じ

     

    無機成分—————-70~90%
    大部分 (75.9%)——リン酸カルシウム 
    その他——————-炭酸カルシウム、リン酸マグネシウム
    有機成分—————-10~30%
    タンパク多糖複合体
    剥離性上皮
    白血球

    歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石の性状の違い

     

    歯肉縁上歯石        歯肉縁下歯石

     

    灰白色・黄白色       黒褐色・暗緑色
    沈着量 多量            少量
    硬さ 軟らかい           硬い
    好発部位 唾液腺開口部          不定
    下顎前歯舌側面          
    上顎大臼歯頬側面
    由来 唾液中のカルシウム     血液・滲出液のカルシウム
    除去 容易             困難

     

    白質(マテリアルバ)
    細菌やその産生物および剥離上皮細胞などにより構成されており、白く軟らかい物質。
    プラークと非常に良く似ているが、プラークとは粘着度が異なり、強い洗口や、スプレー洗浄などでも除去できるもの。
    各種染色剤により染色可能。

     

    食物残渣
    食後、一時的に口腔内および歯間部などに停滞した食物由来の物質。
    大部分のものは、唾液や舌、口唇などによる自浄作用・洗口で容易に除去されるが、残留したものは時間の経過とともに分解変化してプラークになる。

     

    色素沈着物
    たばこのヤニやコーヒー・紅茶・あるいは薬物・食物の色素・色素産生細菌などにより歯面に沈着したもの。
    着色は、歯面に凸凹をつくり、プラーク・歯石の形成を容易にする。
    →付着程度は強固なため、洗口では除去されない。

     

     

     

     

    ≪参考文献≫
    ・新歯科衛生士テキスト口腔衛生学              学建書院
    ・歯科衛生士が提供する歯と美の健康            HYORON
    ・歯科医のためのスケーリング・ルートプレーニング    クインテッセンス出版株式会社
    ・口腔衛生学                            クインテッセンス出版株式会社
    ・新歯科衛生士教本 歯科予防処置              医歯薬出版株式会社

     

     

    求人情報:
    ひろ矯正歯科では、歯科衛生士を募集しています。
    興味のある方は、お気軽にメール<info@mienai.com> 
    或いはお電話 0263-54-6622 ください。
    御連絡をお待ちしております。

  • 2008/12/11

    フッ素について

    みなさん、こんにちは!!
    受付のあんちゃんです。
    今回、私はフッ素について調べ、12/6の勉強会で発表しました。

     

    ☆フッ素とは??
    地球上にある約100種類の元素のひとつ。(Fluorineといい、元素記号はF)。
    反応性が強く、他の元素と必ず結合し、フッ化物(Fluoride)として存在している。
    フッ素は人間の身体の中では13番目に多く、海水中では12番目に多い元素!
    人の身体全体で平均すると、体重1kgあたり42.8mgのフッ化物が含まれている。
    生体必須栄養素として、1日3g必要とされている。

     

    単位:ppmピーピーエム(part per millionの略で、100万分の1の割合を表す)
    %(100分の1の割合)
    mg(1000分の1の割合)
    mgF(1ppmの水1Lのフッ化物量)
    ex)フッ素濃度1ppmとは...
    ⇒物質1kg又は1Lあたり、1mgのフッ素を含むという意味。

     

    ☆フッ素が多く含まれる食品 (単位:ppm)    
    塩     25.9          いわし     8~19.2
    えび    4.9           海藻      2.3~14.3
    砂糖    1.7~5.6        牛肉     2
    味噌    0.9~11.7       じゃがいも   0.8~2.8
    ビール   0.8           大根     0.7~1.9
    りんご   0.2~0.8        紅茶     0.5~1.0

     

    <その他>
    海水    1.3           地中      280
    川水    0.1~0.2        水道水     0.08~0.8(平均0.098)
    ↑   
    濃度に差がありますが、これは寒い地域の人に比べて、
    温暖な地域に暮らしている人は、1日に摂取する水の量が
    多いので、最適なフッ素濃度はその地域の年間の平均気温
    を基準として決定されているため。

     

    ※フロリデーション
    ・水道水に自然に含まれているフッ化物イオンの濃度を歯の健康にとって
    最適レベルに調節すること。
    ・う蝕予防効果は40~70%
    ・においや味は、普段の水道水と変わらない。
    ・現在、日本では行われていない。
    ・世界の実施割合
    シンガポールと中国の香港特別行政区 100%
    マレーシアとアイルランド 70%
    オーストラリア 67%
    アメリカ 62%
    ニュージーランド 60%

     

    Q.う蝕予防のフッ化物と食品に含まれるフッ化物は同じ??
    ⇒性質は全く同じもの。
    う蝕予防に用いられるフッ化物は、フッ化ナトリウム(NaF)が多く使われるが、
    天然の岩石のほたる石や氷晶石から精製されるので、天然のフッ化物そのもの。
    このフッ化ナトリウムは、水に溶けるとフッ化物イオンになり、食品に含まれる
    フッ化物は、フッ化物イオンとして存在しているので、性質は全く同じもの。

     

    ☆歯に対する効果は??
    1.歯の質の強化(耐酸性増強)
    フッ素が歯に作用すると、歯の表面のエナメル質の結晶が安定し、
    ミュータンス菌の出す酸に対する抵抗力を強める。
    (歯の表面を酸に溶けにくい質に改良する)
    2.初期う蝕を修復(再石灰化促進)
    フッ素は、唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンとともに歯の表面に
    沈着し、虫歯になりかかった部分の再石灰化(カルシウムやリンなどの再沈着)
    を促進させ、エナメル質の生成を助ける。
    3.ミュータンス菌の酸産生を抑制
    ミュータンス菌が酸を作るのに必要な酵素に作用して、虫歯の原因となる酸が
    作られるのを抑制する。

     

    ~フッ化物とエナメル質の反応~
    エナメル質のハイドロキシアパタイトの結晶がフッ素に触れ、
    耐酸性のあるフルオロアパタイトの結晶に置き換わることによって、
    歯質が強化される。
    ・低濃度フッ素(洗口や歯磨剤)の場合
    Ca10(PO4)6(OH)2+2Fヒ堰iハイドロキシアパタイト)

    Ca10(PO4)6F2(OH)ヒ堰iフルオロアパタイト)
    ・高濃度フッ素(フッ化物塗布)の場合
    Ca10(PO4)6(OH)2+20Fヒ堰iハイドロキシアパタイト)

    10CaF2+6PO4 3ヒ・20Hヒ堰iフッ化カルシウム)
    Q.ハイドロキシアパタイト??
    水酸化リン酸カルシウムのことで、骨や歯の主成分。
    歯のエナメル質の95%以上を占め、象牙質やセメント質の60~70%を
    占めている。エナメル質よりも少し柔らかい程度の硬さで、酸性によく
    溶ける性質をもっている。
    Q.フルオロアパタイトとは??
    ハイドロキシアパタイトの水酸基がフッ素イオンと置換することによって
    生成される成分。ハイドロキシアパタイトよりも強い耐酸性能力を持ち、
    う蝕になりにくい歯面を形成する。

     

    ☆フッ化物局所応用の種類と特徴
    00.bmp
    ・リン酸酸性のナトリウム(APF)溶液
    →酸性のため、チタンなどの金属に対して腐食性がある。
    ・フッ化ナトリウム
    →無味、無臭、無色の中性液体。
    ・フッ化第一スズ
    →渋みがある。
    歯肉や粘膜に付着すると、白斑を生じたり、塗布後、日が経つと、歯面に褐色の
    着色を生じる場合がある。(唾液に含まれる硫黄とスズイオンが反応したため)

     

    ひろ矯正歯科では・・・
    歯面塗布剤:フルオールゼリー(濃度2%のフッ化ナトリウム)
    少し酸味と甘みがある。
    歯磨材:メルサージュクリアジェル(アップルミント味)
    フッ化ナトリウム使用(950ppm)
    税込 735円

     

    ☆口腔内のフッ化物残留量
    01.bmp

     

    歯磨材は、使用量に対する残留量の割合が、30%と1番多いですが、使用量が少ないので、
    残留したフッ化物量は、他に比べて少ないことがわかる。

     

    ☆フッ化物の中毒量
    フッ素は、う蝕予防の効果があるが、他の全ての薬物と同様に、その使用方法を誤ると、
    人体に害を及ぼす毒性をも併せもっている。
    ・症状が現れる最少量:2mgF/kg
    (初期の中毒症状:吐き気、腹痛、下痢などの胃腸症状やダラダラ唾液が出る)
    ・治療、入院などの処置を必要とする量:5mgF/kg
    ・命に差し障りのある最小量:74~74mgF/kg

     

    ※医院で販売しているクリアジェルでは、どのくらいの量で症状が現れるか計算してみました!
    クリアジェルは60g入りで950ppmなので・・・1本の中に57mgのフッ化物が含まれてる。
    50kgの成人、15kgの子供の場合・・・
    初期症状が現れる:成人→100mgF(クリアジェル約2本分、約240回分)
    子供→30mgF(約半本分、約63回分)
    入院や治療が必要:成人→250mgF(約4本分)
    子供→75mgF(約1本分)
    命にかかわる:成人→3550~3700mgF(約62~64本分)
    子供→1065~1110mgF(約18~19本分)
    ◎上記は、一度に摂取した場合の量です◎
    1.bmp

     

    Q.歯のフッ素症(斑状歯)とは??
    ・歯の石灰化期(6ヶ月~5歳くらい)における長期的なフッ素の過剰摂取による生じる
    エナメル質の形成不全症。
    ・歯の表面に白または茶褐色の斑点や縞模様が生じる。
    ・軽度のものは歯の表面に白濁として認められ、重度のものはエナメル質表面の溝状や
    階段状の実質欠損として認められる。      
    3.JPG

     

    Q.骨硬化症とは??
    ・骨にフッ素が沈着して骨が硬化するもの。(骨の石灰化)
    ・現在認められている骨硬化症のうち、フッ素が原因で生じたものを識別して“骨フッ素症”
    と呼ぶ。
    ・軽度のものはX線写真上において、骨の不透過像がはっきりわかる程度だが、さらに進行
    すると、靭帯にも石灰化が認められ、骨の異常突出(骨隆起)や外骨症などが起こる。

     

    ☆多量に誤飲してしまった時の救急処置
    2.bmp

     

    1度に数回分飲み込んでしまい、胃腸症状が気になる場合は、牛乳を飲むのも効果的。
    牛乳に含まれるカルシウムと体内のフッ素が結合して、不溶性のフッ化カルシウムという
    無毒の物質になることで、胃からの吸収を押さえ、フッ素中毒を防ぐことができる。

     

    <参考文献>
    ・「フッ素で健康づくりーむし歯予防に関するフッ素の正しい理解とその一般的な使い方ー」
    2000年11月8日 第1版 第1刷 発行  砂書房
    ・「だれにでもできる 小さな努力で 確かな効果ーう蝕予防とフッ化物の応用ー」
    2001年11月8日 第1版 第1刷 発行  砂書房
    ・「フッ化物ではじめるむし歯予防」
    2002年11月10日 第1版第1刷 発行  医歯薬出版株式会社
    ・「これからのむし歯予防ーわかりやすいフッ素の応用とひろめかたー」
    1993年11月15日 第1版 第1刷 発行  株式会社 学建書院
    ・「日本におけるフッ化物製剤ーフッ化物応用の過去・現在・未来ー」
    2004年9月17日 第1版 第7刷 発行  財団法人 口腔保健協会

     

     

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